米国株に投資していると、売買する際にドルで受け取ったり、配当金をドルで受け取ったりするので、証券口座でドルを保有していることがあると思います。私は、証券口座でドルがあるときは、ドル建てMMFで保有するようにしています。
ドル建てMMFだと金利が付くからうれしいよね
少しでも金利が付くと、増えていくのがありがたいよね
証券会社のよって対応が異なるのですが、楽天証券の場合はドル建てMMFで保有していると、外貨(ドル)と同じように米国株を買う場合に、ドル建てMMFから直接米国株を購入することが出来るので、とても便利です。
そんな使い勝手のいいドル建てMMFに、新しい商品が誕生しました。
それが、「楽天・米ドルMMF」です。
正式名称は、「ノーザン・トラスト・米ドル・リクイディティ・ファンド(愛称:楽天・米ドルMMF)」となっています。楽天証券が運用する米ドルMMFのようですね。
最近の楽天証券は、「楽天・プラス・シリーズ(楽天オールカントリー、楽天S&P500など)」や「楽天・インデックス・シリーズ(楽天・新興国株式、楽天・米国高配当株式など)」などで信託報酬が業界最安値水準の商品を投入してくれています。とてもありがたい事ですよね。
今回販売開始となる「楽天・米ドルMMF」も金利が非常に魅力的な水準となっています。従来は、「GS・米ドルMMF(ゴールドマン・サックス)」が一番金利が高い米ドル建てMMFだったのですが、「楽天・米ドルMMF」は同じ水準の金利となっています。
5月8日時点
楽天・米ドルMMF 4.793%
GS・米ドルMMF 4.842%
日興・米ドルMMF 4.672%
現時点では、GS・米ドルMMFが一番金利が高くなっていますが、金利は日によって変動しており、楽天・米ドルMMFの方が金利が高い日もあります。
取引開始時点
楽天・米ドルMMF 4.84%
GS・米ドルMMF 4.79%
日興・米ドルMMF 4.66%
「楽天・米ドルMMF」と「GS・米ドルMMF」が切磋琢磨しながら高い金利を提供してくれるのは、投資家にとっては選択肢が増えるという事でありがたいですよね。
「楽天・米ドルMMF」の場合は、楽天の商品ということでキャンペーンとかで楽天ポイントがもらえるなどの特典があるかもしれないという事が期待できるのもうれしいですよね。
ただ、「楽天・米ドルMMF」を選ぶ場合は、米国株を直接購入できるように設定変更をしておく必要があります。
私の場合は、今までは「GS・米ドルMMF」を購入していたので、この設定が「GS・米ドルMMF」になっています。なので、「楽天・米ドルMMF」を購入して、「楽天・米ドルMMF」で米国株を直接購入するようにするのであれば設定変更をする必要があります。初期設定(まだ米ドルMMFを購入した事がない人)の場合は、「楽天・米ドルMMF」になっているみたいです。
つまりは、米ドルMMFから直接米国株式を購入する際には、「楽天・米ドルMMF」、「GS・米ドルMMF」、「日興・米ドルMMF」のどれにするのかを選択する必要があるという事になります。
今一度、この設定を確認しておいてくださいね。この設定が違う商品になっていると、その商品では米国株を直接購入できないようになっています。
私は、今まで「GS・米ドルMMF」を購入していて、現在も保有しているので、今のところは「GS・米ドルMMF」のままで保有を継続していこうと思っていますが、今後の状況を見ながら「楽天・米ドルMMF」の方が金利水準が高いようであれば乗り換えていこうかなと考えています。
今までは2つしかなかった米ドルMMFが新しく楽天証券から販売された「楽天・米ドルMMF」の登場で選択肢が増えたことは投資家にとってはありがたいことだと思います。
今後の「楽天・米ドルMMF」に期待したいと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
いつも貴重な情報を教えていただきありがとうござます。
私も楽天証券を使ってアメリカ株に投資していますが、「楽天・米ドルMMF」ができたことも知らなかったですし、「米国株式の買付可能額に充当する米ドル建てMMFの設定」という設定方法すら知りませんでした。
今までGS・米ドルMMFから何も設定しないでアメリカ株を直接買い付けていたので当たり前のように使えると思って使っていました。
今後とも優良な情報をブログの記事に書いてください。
こんにちは、せいさん。
いつもブログへのご訪問ありがとうございます。
以前は、「GS・米ドルMMF」しか直接米国株を買い付けできなかったので、今まで問題なく買えていれば元々「GS・米ドルMMF」に設定されていたのかなと思います。
去年に「日興・米ドルMMF」も選択できるようになり、どちらかを事前に設定するようになりました。
念のため、今一度、設定をご確認いただき、「GS・米ドルMMF」となっていれば特に問題ないと思います。
こちらこそ、今後とも、よろしくお願いいたします。