今年の今後の相場は強気派が過半数を超えた

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今年も約3分の1ほどが過ぎましたね。1月~3月は好調に推移していましたが、4月に入ると調整が入り下落する展開となっていました。しかしながら、5月になると再び上昇基調となり、今のところは2024年度は約4か月ほどが経過していますが上昇傾向となっています。

円安に株高、米国株には理想的な展開だね

逆回転せずに、このまま年末まで走ってもらいたいよね

今年も年末まで好調を維持しながら、米国株市場は上昇をしていくのだろうか。多くの専門家(アナリストや機関投資家など)は今後の相場をどのように考えているのだろうか。

バロンズが調査した結果によると、今年の米国株市場について上昇する(強気)と判断している割合は52%と過半数を超えているようです。変わりなく経過する(中立)と判断しているのは33%となっており、一方で相場は下落する(弱気)と判断しているのはわずか13%程度しかいないそうです。

ハードランディングへの懸念は大幅に薄れており、ソフトランディングやノーランディングが主流となっています。相場が下落すると想定しているのは1割程度であり、残りの9割近くは上昇もしくは現状維持という非常に楽観的な想定となっています。

強気派が想定しているS&P500の年末時点の水準は、5461ポイントとなっていて現在の水準から5%程度上昇した水準となっています。一方で弱気派が想定しているS&P500の年末時点での水準は、4753ポイントとなっていて現在の水準から9%ほど下落した水準となっていました。

現在の株価水準が割高だと感じている割合は43%となっているらしく、これは去年の秋に調査した時点の48%から考えると低下していることになります。ただ、割安であるとは感じていないようで、割安だと考えている割合は5%程度しかなく、現状の水準は妥当な水準であるとの回答が過半数を占めていることから、相場は適度な水準にあると考えている割合が多いという事になります。

現在はFRBが高金利施策を行っており、景気の抑制を図っていますが、それでも米国経済の状況は強く、特にハイテク企業などは業績を伸ばし続けています。今後もハイテク企業の好調は続くと想定されていて、AIブームが沈下しない限りは企業業績も米国株市場の右肩上がりが続くと考えられています。

ただし、懸念も当然ながら存在しており、それが「今年度中に利下げを行うことが出来ないケースが出てくる可能性」というものです。

インフレが落ち着いてくれればいいのですが、インフレが再燃したり・インフレの減速が止まったままだったりすると、FRBも利下げに踏み切る事が出来ません。現状の市場は、年内の利下げを想定した動きとなっていますので、年内に利下げが行われないと相場は崩れていく可能性があります。

年内に利下げをする確率を市場は95%と想定していることから、ここがずれてくると相場は調整していく展開となります。そして、そのタイミングで景気が後退し始めると株価の下落速度はさらに加速していくという事になりそうです。

ただ、米国経済は依然として力強い事から過度に不安になる必要はないというのが大半の想定のようです。また、AI需要が新たな市場を生み出している事から、今後の経済成長への期待も高まっているといった感じになっています。

基本的には、今後も米国企業の業績は力強いものがあるという事で、株式市場へ投資を継続していく姿勢は続けていく事が重要なのかなと思います。

ただ、為替レートが円高ドル安に振れていくと、米国株などの海外資産は円換算すると目減りしていくので、そういったリスクについてはあらかじめ考慮しておいた方がいいのかもしれませんね。

    

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