いずれは大きな産業になると想定されているロボット産業。人間に代わって人型ロボットが業務用や家庭用に導入されていき、私達の代わりにあらゆることを行ってくれる時代がもうすぐそこに来ている感じです。では、ロボット産業に関連する企業には、どうなった企業があるのだろうか。代表的な銘柄を確認していこうと思います。

人型ロボット関連企業といっても、色々ありそうだよね



開発・生産だけでなく、部品やシステムなどもあるよね
人型ロボットに関連する銘柄と言われて真っ先に思い浮かぶのはテスラやエヌビディアなのではないでしょうか。人型ロボットの生産・開発で一番有名な企業はテスラ(人型ロボットのオプティマスを開発・生産)であるし、人型ロボットの中核である生成 AIなどに必須の高性能GPUを独占しているのはエヌビディアなので、人型ロボット関連銘柄として有名なのはテスラとエヌビディアですよね。
人型ロボットだけでなく、ロボット産業は今後更に発展していくとされていますが、テスラやエヌビディア以外にもロボット産業で有望だとされている企業がいくつかあるので、上場している銘柄を中心にあげていこうと思います。
「代表的なロボット産業関連の銘柄」
「エヌビディア(ティッカー:NVDA)」
現代製品に必要不可欠なGPUを開発・販売している企業。生成AIやロボット産業の主力銘柄
「テスラ(TSLA)」
人型ロボットのOptimus(オプティマス)を生産・開発。ヒト型ロボットの量産に一番近い企業
「アンバレラ(AMBA)」
半導体メーカーで、カメラ(画像認識)ベースのロボットに必須のビジョンAIチップを開発
「オン・セミコンダクター(ON)」
電源の制御・供給を行うパワー半導体が主力製品。ロボット向けも成長中
「クアルコム(QCOM)」
ロボットやIoT向けAIチップ(RBシリーズ)を展開している半導体メーカー
「ロックウェル・オートメーション(ROK)」
産業オートメーション、制御システムの製造企業。産業用AI自律移動ロボットの開発を加速中
「テラダイン(TER)」
自動検査装置の開発大手。協働ロボットで世界シェア上位企業。相次いでロボット企業を買収
「エマソン・エレクトニック(EMR)」
世界有数のコングロマリット企業。プロセス産業向け自動化ソリューションに注力
「グーグル(GOOG)」
生成AI開発の大手。Gemini 2.0を搭載した次世代の人型ロボットを開発中
「アマゾン(AMZN)」
自社倉庫に人型ロボットを導入。人型ロボット開発企業アジリティに出資
「 iシェアーズ・オートメーション&ロボットETF(2522)」
東証に上場しているETF。米国市場上場ETFである「RBOD」に投資できる商品
「eMAXIS Neo ロボット(投資信託)」
世界のロボット関連企業に投資する投資信託。S&P Kensho Robotics Index(ロボット工学指数)に連動
ロボット関連銘柄として無難なのは、エヌビディアですよね。あらゆる製品にデフォルトで組み込まれているので王道の銘柄だと思います。あとは、グーグルやアマゾンなどはロボット産業がメインではないけれども、関連している銘柄でもあり、テック企業として安定しているので保有していても安心ですよね。
個別企業に投資すると当たり外れがあるのだけど、ETFや投資信託で保有しておけば平均値を狙えます。ロボット産業に期待するのであれば、「 iシェアーズ・オートメーション&ロボットETF(2522)」や「eMAXIS Neo ロボット(投資信託)」であれば、ドルではなく日本円で投資が出来るし、分散されているので安心して保有出来る商品だと思いますよ。
これら以外にもロボット産業に関連する銘柄は沢山あると思うので、将来的に人型ロボットなどが普及していくと感じているのであれば、気になる企業を探しながら今の内から投資をしていけばいいのではないかなと思います。
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