すっかり忘れていました。毎回3か月ごとに私の投資資産の内容を確認した記事をアップしていたのですが、9月末に集計するはずだったのをすっかり忘れていて、今頃ふっと思い出しました。なので、普段よりも少しずれてしまっているけれども、投資資産の確認をしていきたいと思います。
定期的にやっている事を忘れたらダメじゃん
バタバタしているうちに、すっかり忘れていました
まあ、投資資産なんて忘れたまま口座を確認しない人のほうが投資資産が増えている確率が高いし、投資に成功している確率はそのほうが高いみたいだから、投資口座の確認を忘れているという事は良い事でもあるんだけどね。
さて、では普段よりも遅れてしまっているけど、恒例の投資口座の確認をしていきたいと思います。
私の投資資産の損益と保有株の状況
2023年10月末時点(10月31日時点)での私の投資資産を確認してみましょう。
2022年12月27日時点 → 2023年10月31日時点
- S&P500(+9.5%)
3829.25 → 4193.80 - NYダウ工業(−0.5%)
33241.56 → 33052.87 - ハンセン指数「香港市場」(−12.6%)
19593.06 → 17112.48 - よしぞう資産 (+16.9%)
92,930,876円 → 108,710,220円
ちなみに、前回集計した6月末はこんな感じでした ↓↓↓
年始からみると、S&P500は9.5%上昇とまだプラスリターンを維持していますが、ダウ平均は0.5%下落となっており年初来リターンがマイナスに転落しています。米国株式市場は、8月・9月・10月と3か月連続で下落をしていたのが響いているみたいですね。
中国株の指数であるハンセン指数は、12.6%下落となっており、中国株は相変わらず不調が続いています。
私の資産はというと、16.9%の上昇となっています。米国株市場は軟調だったのですが私の投資資産は半分がキャッシュなので下落の影響を抑える事が出来ていたみたいです。またキャッシュの一部を外貨建てMMFに入れていた事もパフォーマンスを向上させた結果となっています。
この期間のドル円相場は、年始の頃が1ドル132.91円だったのが、10月末の相場は1ドル149.11円となっており、12.1%上昇(円安ドル高)となっています。なので、何もしなくても為替相場の影響だけで12%ぐらい資産が増えている事になります。
為替の影響を除けば、16.9%-12.1%=4.8%(単純に引き算しただけ)となるので、実質的な投資資産の増加は、4.8%程度となっているのだと思います。こうやってみると、キャッシュ比率が半分ぐらいある私の投資資産のリターンはS&P500のリターンの半分ぐらいになっていますね。
7月~10月末までの第3四半期の状況
普段よりも1か月遅れていますが、7月~10月末までの第3四半期の状態をみてみましょう。
2023年6月29日時点 → 2023年10月31日時点
- S&P500(−4.6%)
4396.44 → 4193.80 - NYダウ工業(−3.1%)
34122.42 → 33052.87 - ハンセン指数「香港市場」(−9.6%)
18934.36 → 17112.48 - よしぞう資産 (+1.6%)
106,923,592円 → 108,710,220円
第3四半期(7月~10月末)については、S&P500もダウ平均も大きく下落しており、今年は好調だった米国株市場は雰囲気が一変して軟調な展開となっていました。一方で、ハンセン指数も9.6%の大幅下落となっており、中国株市場は更にボロボロな状態となっていました。
私の資産は、米国株市場や中国株市場がどちらも大きく下げている中で、1.6%も増加しているので絶好調にみえるのですが、この期間の為替レートの変動は2.9%ほど円安に振れていたので、やはり円安の影響を大きく受けて為替差益で増えているようにみえているだけみたいですね。
7月~10月末の売買状況
では、7月~10月末までの間では、アマゾンと投資信託(eMAXIS Slim米国株式)を購入しました。
「投資信託(eMAXIS Slim米国株式)」
7月21日 単価22602円(約500万円)
「アマゾン」
8月4日 166株141ドル(約332万円)
投資信託(eMAXIS Slim米国株式)は、当初の予定では下落していけば更に買い増していく予定だったのですが、私が想定していたのとは違ってS&P500は上昇しており、自分の想定と逆に相場が動いている時には、事前に設定した水準にまで到達したら「自分の想定が間違っているかもしれない」と判断して、買い始める事にしています。今回、投資信託(eMAXIS Slim米国株式)は事前に想定していた水準にまで戻ってきた(上昇していった)ので、ルール通りに購入しています。
アマゾンは、8月3日に発表された2023年2Q決算の内容が良く、赤字を計上して懸念だった北米部門がプラス成長に戻ってきて復活してきていたので今後の成長に期待して決算発表後の8月4日に買い増しをしています。
その後の10月26日に発表されていた2023年3Q決算でも営業利益が過去最高を叩き出すなど好調だったので、成長性は維持していると思います。今後、米国経済が不景気(リセッション)などに落ち込んで株価が下っていく事があるようであれば更に積極的に拾っていきたいと思います。
私の投資資産全体のキャッシュ比率はまだ高い状態を維持しており、今後の状況をみながら随時キャッシュを投下していこうと思っています。
マイクロソフトやアマゾン、投資信託(eMAXIS Slim米国株式)の買い増しや、新たにイオンQやエヌビディアなどを狙っていこうかなと考えています。
現在のポジションと保有株のリターン
現在のポジションはこんな感じです。
「保有株の割合(保有金額)」
(キャッシュは外貨建てMMFを含みます)
S&P500投資信託 31.4%(3416万円)
アマゾン 14.5%(1573万円)
マイクロソフト 9.7%(1054万円)
アリババ 1.8%(199万円)
テンセント 1.5%(166万円)
投資用キャッシュ 41.0%(4461万円)
「保有株のリターン(平均購入単価)」
S&P500投資信託 33.2%上昇(16685円)
アマゾン 53.8%上昇(97.65ドル)
マイクロソフト 39.9%上昇(267.38ドル)
テンセント 3.0%下落(316.86香港ドル)
アリババ 55.4%下落(250.75香港ドル)
現在の状況と今後の見通し
今年の米国株式市場は軟調な展開となっていくと想定していたのですが、今年前半の米国株市場は好調を維持しており、私の予想とは違う展開となっていました。ところが、8月・9月・10月と3か月連続で下落していた事で、ようやく私の想定していたように下落基調となっています。
ただ、それでもS&P500やナスダックなどは依然として年初来よりも高い水準をキープしているので、当初の私の想定(年間リターンが下落を想定)とはやはり少し異なった展開となっています。
通常であれば、アノマリー的に11月・12月は上昇する可能性の方が高く、また3か月連続で下落していた事もあり反発を期待できる事から、今年残りの2か月は上昇する可能性の方が高いと思います。
それでも、高金利が今後も続いていく事を考えれば、経済への強い負担が掛かり続ける事で、何処かのタイミングで経済がリセッションへと進んで行き、相場も下落へと進んでいく展開になっていくと考えています。また景気が悪く成ってくると、利下げを行う事で為替相場も円高ドル安へと向かうと思います。
であれば、まだキャッシュはある程度温存しておいた方がいいかなと考えているので、様子をみながら一定の水準になってくればキャッシュを投下していこうと思っています。
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