原油価格は高止まりしながらも株式市場は現状維持な感じの株価水準で推移していますね。何かニュースが飛び出せば、一気に下落したり・一気に上昇したりと、先行きは非常に不安定になっています。停戦が行われるようであれば上昇するかもしれませんが、停戦が行われずズルズルと戦闘が続けば下落が長引くかもしれませんね。

トランプ大統領はイランを恫喝しているけど本音は停戦したいのかな



短期間で政権を倒せると思っていたから長期化は困るだろうね
さて、昨日のブログ記事では証券ローンの事に触れていたのですが、昨日のブログでも少し述べていたように、基本的には証券ローンをお勧めする気にはなれないです。その理由はいくつかあるのですが、証券ローンを使う上で注意が必要だなと感じる所の1つに今後の金利状況というのがあります。
投資家達は証券ローンを使う際には、株式などを担保にして資金(キャッシュ)を貸してもらい、それを再び株式や投資信託に投資して資産を増やしていこうとするケースが多いです。当然ながら、資金を借りるわけなので、借りたお金には金利がついてきます。
この金利の負担が結構重くなってきているので、現状でもそれなりの金利負担が生じます。投資家達が証券ローンをよく利用している楽天証券と野村證券では少し金利の付き方が違うのですが、どちらも2%程度の金利が発生します。
| 借入金額 | 金利 |
|---|---|
| 楽天証券(100万円以下) | 年4.125% |
| 楽天証券(1,000万円以下) | 年3.125% |
| 楽天証券(1,000万円超) | 年2.125% |
| 野村證券(金額に関わらず一律) | 年2.150% |
1,000万円以上も借り入れできるという事は、それ以上の金額の株式などを保有していて担保に出来るという事なので、かなりの資金量がある投資家に限られてしまいます。多くの投資家は 1,000万円以下の投資資産だと思うので、例えば楽天証券で証券ローンを使うと、3.125%も金利を負担しないといけません。野村證券で借り入れたとしても、2.15%なのでなかなかの金利負担です。
現状でも、それなりの金利負担が必要なのですが、今後はその金利も上がっていくだろうと想定されています。証券ローンの金利は、短期プライムレートを基本に多少のスプレッドを加えているので、まずは短期プライムレートの金利の推移を確認してみましょう。
| 時期 | 短期プライムレート | 変動幅 |
|---|---|---|
| ~2024年8月 | 1.457% | 0% |
| 2024年9月~ | 1.625% | +0.15% |
| 2025年3月~ | 1.875% | +0.25% |
| 2026年3月~ | 2.125% | +0.25% |
日銀が、2024年に 15年間続いたマイナス金利を解除して金利がある時代へと突入した事で短期プライムレートは上昇し始めました。その後は、物価上昇(インフレ)と賃金上昇を確認した日銀が更に段階的に金利を引き上げ始めたので、それに伴い短期プライムレートも段階的に上昇しています。
2~3年前であれば、まだ借入金利も2%を切っており、比較的マシな金利だったのですが、2026年には2%を超えてきました。そして、この金利は今後も上昇していくと想定されており、2026年後半から 2027年にかけて政策金利が 1.0%〜1.25%程度まで引き上げられると予測されています。
そうなると、短期プライムレートは、2.5%~2.75%ぐらいまで上昇するとされているので、今よりも更に高い金利負担となってしまいます。
株価が上昇してくれればいいのですが、数年間ぐらい株価が下落をしたり、横ばいだったりすると、株式を担保に借りている資金の金利負担がなかなか重いですよね。
証券ローンをあまり積極的にお勧め出来ないと感じるのは、こういった今後の金利負担の増加なども理由の1つとなっています。


コメント