去年に続いて、今年も米国株市場は好調なので私の投資資産も順調に増えています。ドル円相場も円安環境が続いているので、「米国株高」・「円安」のダブル効果で米国株資産は放置しているだけで資産が増えるイージーモードになっています。
株高と円安の効果が絶大だね
米国株投資には有利な状況が続いていたね
ドル円相場は、1ドル150円を突破して、現在は1ドル151円台(3月28日時点)になっています。一時は、1ドル151円97銭となり34年ぶりの円安水準になっていました。
ここ1年~2年でドル円相場は急速に円安に傾いており、歴史的な高水準の円安となっています。
円安になると米国株を円換算した時の評価額が増えるので嬉しいのですが、今の円安がこの先も続くとは思えないので、今の状況に喜んでいると痛い目に合いそうな気がしています。
日銀が金融緩和に戻す事はないと思うので、日本は今後はいずれ金融引き締めに進む事になります。もちろん、当分は現状を維持してゼロ金利状態になっていると思いますが、長い目で見ると金利を引き上げる方向に向かってきます。
そして、一方の米国は6月にも利下げを開始する可能性が高くなっています。経済状況や雇用状況が強くなっていかない限りは、年内に2回~3回程度の利下げを実施する想定となっています。
日本は金融緩和が終了。そして、米国は利下げという流れになっていくと、ドル円相場はいずれはドル安円高に振れていく事になっていくと思います。
そうなると(円高になると)、何もしなくても米国株資産はジリジリと減っていく事になります。
最近の円安は急ピッチで進んでおり、1年前の水準にドル円相場が戻るだけでも、約14%も為替相場が動くことになります。
これだけ大きく為替レートが動いてしまうと、米国株が全く変化が無くても、為替変動だけでも大きな損失となってしまいます。
1000万円投資をしていれば 860万円になってしまうし、1億円を投資していれば 8600万円にまで減ってしまいます。これだけ減少するとかなり痛いですよね。
株価に何も変化が無くてもこれぐらいの大幅な下落になってしまうので、これに株価の下落も重なってしまうと、あっという間に30%~40%ぐらいの下落(円換算した場合)になってしまう事もあると思います。
「株高」と「円安」のダブル効果で、今は非常に好調な米国株資産ですが、いつ何時、逆回転して「株安」と「円高」のダブルパンチを食らうか分からないという事を考えると、今後の先行きが少し怖いなと感じます。
円高になる可能性は高いと思っているので、せめて株価だけでも現状を維持するぐらいで踏んばって欲しいなと毎日祈りながら過ごしています。
コメント
コメント一覧 (2件)
米国株の株価は利下げになれば上がるのではないでしょうか。
小生は円高になれば買い場と思っています。GDPがドイツに
抜かれ、これから益々下がっていくと言う人もいます。通貨の価値
は国力に比例すると思っていますので130円台を切ることはない
と思っています。130円台になったらNISAをやっと買っていき
ます。仮に両方下がってもガチホです。
こんにちは、スタッフーさん。
利下げの最初の頃は、株価は利下げを好感して上がるかなと思っているのですが、その後に何度も利下げをする展開(経済状況が悪くて利下げを続ける)になっていけば、株価は下がってしまうと思っています。
また、利下げをしたもののインフレが思ったよりもおさまらずに、再度利上げに転換するなどすると、これも株価が下がると思っています。
利下げをしつつ、景気も悪化せず・そして景気も上がらない程度のノロノロ運転状態だと株式市場にとっては最高の条件になると思うので、出来ればこの状態になって欲しいなと思っています。