確定拠出年金で仮想通貨への運用が解禁

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

最近は確定拠出年金(DC)をする人も増えてきたようです。個人でやる場合はイデコ(iDeCo)、勤め先で行う場合は企業型DCと呼ばれていますね。米国の制度(401kプラン)を参考に作られた制度ですが、本場のアメリカの確定拠出年金では仮想通貨(暗号資産)やオルタナティブ(代替投資)資産への投資が可能となったようです。

老後の資金を準備する事は大切だよね

国だけに任せずに、自分でもしっかりと準備する必要があるよね

トランプ大統領が確定拠出年金について、仮想通貨(暗号資産)や未公開株、不動産といったオルタナティブ(代替投資)資産へ投資が出来るように従来の規制の見直しを指示する大統領令に署名をしました。これにより、今までは株式や債券で運用されていた米国のDC(確定拠出年金)マネーの12兆ドル(約1750兆円)の一部が仮想通貨などに流れるようになっていきます。

個人が行う投資においては、仮想通貨や不動産投資、未公開株などはすでに証券会社や取扱所経由で投資可能となっており、運用対象は幅広くなっています。一方で、老後資金として運用する確定拠出年金については株式や債券といった伝統的な投資先に限定されていました。それが、個人と同じ様な環境に揃えていく方向性になっていくみたいですね。

個人的には、確定拠出年金については浮き沈みの激しい(値動きの大きな)仮想通貨や未公開株、オルタナティブ投資などは今までと同じように制限(規制)していても良いのではないかなと思います。

値動きの激しい投資先は、投資の上級者でないと扱いが難しく、損失を被る可能性も大きくなります。また、投資初心者の場合は、リスクよりもリターンに目がくらんで大きく増やす事を意識するあまりに過大なリスクを取り過ぎてしまう可能性もあります。老後の資産を確保するはずが、老後資産を大きく棄損するケースが発生する可能性が高まってしまいます。

確定拠出年金での運用に失敗する人が多発してしまうと、それは生活保護などの社会保障によって救済する必要が出てきてしまい、結果として社会保障費に増加に繋がって、私達の負担が更に増えてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

そもそも、株式などで運用する時点でリスクがあるものです。長期的に運用していれば儲かるというものでもなく、あくまで可能性として長期運用していればプラスリターンになる可能性が高いというだけであって、絶対に儲かる(増える)という訳ではないです。インデックス投資でさえ、こういった感じなのに、老後資金である確定拠出年金で更にリスクが高い仮想通貨やオルタナティブ投資をする必要はないのではないかなと思っています。

老後資金を確保する為に、投資を取り入れていく必要はあると思います。でも確定拠出年金においては、必要以上にリスクを高める(リターンを高くする)必要はなく、コツコツと投資をしていけばいいのではないかなと思います。

   

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

↑↑↑ ランキングに参加しています。応援お願いします!!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次