直近での最大注目イベント!消費者物価指数の発表!!

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ソフトバンクグループが決算発表をしていましたね。

私は日本株には投資をしていないのですが、投資家の間では注目度の高い銘柄ですし、ホルダーの方も多いみたいなので、こういった注目度の高い銘柄の決算は気になるものですよね。

ソフトバンクグループの4月~6月の決算は、最終損益が3兆1627億円の赤字(前年同期は7615億円の黒字)となっており、四半期の赤字額として過去最大だったみたいです。

ソフトバンクグループって、株式市場の調子がイマイチの時はダメだけど、これが逆回転して株式市場が好調になっていけば急上昇するんだろうなと思います。ただ、ジェットコースターみたいに動きが激しそうだから、なかなか保有するのも難しいのだろうなと感じます。

さて、本題に戻って、米国株市場にも注目のイベントがもうすぐやってきますね。

目次

消費者物価指数(CPI)の行方

消費者物価指数(CPI)の発表が10日の水曜日にありますね。流石に前回よりも低い数値になっていると思いますが、ここが高止まりしている限りは利上げを止めるわけにはいかないですよね。

急激に低下していくものではないですが、それでも徐々に低下してくれないと、困った事になります。インフレを退治しない事には景気の回復も見込めません。

流石に今回の消費者物価指数は前回よりも下がると思いますが、万が一、前回よりも上昇して、9.1%を超える水準を叩き出すような事があれば、FRBが急遽動き出す事になると思います。

その場合には、9月のFOMCの開催を待たずして、緊急利上げに踏み切る可能性が上がっていく事になります。これをやられると株価的には大ダメージを食らう事になりそうです。

まず、こんな状況にはならないよね

ほぼ大丈夫だと思うよ

原油価格も下落している事から、順当に行けば10日の消費者物価指数は前回を下回っているはずです。なので、予想外の展開などは起こらないと思います。もし、そのような展開になるのであれば、ポロポロと情報が洩れてきて(リークされてきて)、市場へのダメージ軽減を図っているはずですからね。

とりあえず消費者物価指数が徐々に下がっていて、2%付近の安定したラインまで戻ってもらいたいものです。

こうやって、表をみていると1年ぐらい前から急激に物価が上がってきており、あっという間に8%を超えてきたのが分かりますね。

前回の消費者物価指数は、9.1%となっており、最近の最高値になっていました。

消費者物価指数に対する今回の市場予測は、8.7%になっています。

予測を下回るのか、それとも上回るのかも要注目ですよね。

コアCPIは上がっているかも?

消費者物価指数には、コア消費者物価指数(コアCPI)があります。

消費者物価指数(CPI)一般消費者が購入する商品やサービスの価格動向を示したものですが、コア消費者物価指数(コアCPI)は、消費者物価指数から変動の激しいエネルギー関連数値や食料品目を取り除いたものです。

エネルギー資源や生鮮食品などは、天候などの自然現象によって価格が上下に振れやすくなっているため、これらを除いたほうがより正確に物価基調を測る事が出来ると言われています。

コアCPIは、少しづつ下がってきています。

2022年3月の6.5%が最高値となっており、そこから徐々に下がっています。

  • 2022年3月        6.5%
  • 2022年4月        6.2%
  • 2022年5月        6.0%
  • 2022年6月        5.9%
  • 2022年7月  ???

ここも下がってきてくれるといいのですが、市場予測では、コアCPIは上昇していると予測されています。

2022年7月のコアCPI(市場予測)  6.1%

7月だけが一時的に上昇しているだけなのか、それとも今後もあまり下がらずに高値圏にとどまっているのかによっても、今後の状況が大きく変わります。

この辺りも注目されているところですね。

景気はいまだに強いかもしれない

0.75%という非常に大きな利上げをしているFRBですが、それでもまだまだ景気の状態は力強く、景気低迷しているとは言いにくい状況にあるともいえます。

8月5日に発表された雇用統計では、失業率は3.5%に低下しており、非農業部門雇用者数は市場予測が前月比25万人の増加を予測していたのに、結果は前月比52万8000人の大幅な増加となりました。賃金も前年比5.2%上昇しています。

これだけ見ていると、景気はまだ強いとも言える事から、FRBとしては「今のうちに利上げを急いでインフレを叩いてしまえ」と判断するかもしれません。

そうなると、次の9月の利上げは、再び0.75%という高い数字を掲げるかもしれませんね。

最新の予測では、利上げの幅を0.5%にするのか、0.75%にするのかは非常に意見が分かれており、やや0.75%が多くなっていますが、意見は割れています。

  • 0.50%を支持  36%
  • 0.75%を支持  64%

まだ、9月のFOMCまでには他の指標などの発表もある事から、10日の消費者物価指数だけで利上げの幅は決まりませんが、今後の利上げを予測する重要なイベントである事は間違いないです。

ひとまず、消費者物価指数の動向を確認しつつ、今後の見通しを検討していく必要があるのかなと思います。

   

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