セレブラスの業績や今後の見通しはどうなんだ?

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

5月14日に新規上場(IPO)したセレブラスは、ニッチな大型 AI半導体企業として注目を集めています。私も上場初日に 315ドルで 40株(約 200万円分)を購入しました。今後の成長性を期待して購入したのですが、小型株であり浮き沈みが激しい企業だと思っています。

人気が出れば急騰する反面、急落もありそうだよね

チャレンジ枠として購入する企業だよね

今後も需要が拡大していきそうな AI半導体企業として有力視されており、成長性にも期待されています。ただ、現状では売上は伸びていても利益は取れていない感じになっています。まずは、セレブラスの業績を確認してみましょう。

セレブラスの2022年~2025年の業績

年度売上純利益
2022年2460万ドル-1億7700万ドル
2023年7870万ドル-1億2700万ドル
2024年2億9000万ドル-4億8000万ドル
2025年5億1000万ドル2億3800万ドル

売上は急拡大していますね。やはり AI半導体の需要は強く、毎年倍々ゲームのように売上が増えていっている感じになっています。純利益についても、2024年は急増していますが、それ以外は年々純利益の赤字額は減少しており、2025年は黒字となっています。

こういった成長途上の新興企業の場合、売上が急成長しているものの純利益は赤字が拡大している企業が多いです。成長途上にあるため、利益を求めるよりも設備投資に全振りしている企業が多く、利益は後から付いてくるといった感じになっている企業が大半です。

セレブラスが評価されている所は、売上が急増しながらも純利益の赤字をしっかりと減らしていっている点です。2024年については純利益の赤字額が急増していますが、その年は特殊要因があって赤字額が拡大している感じとなっています。

2024年に赤字額が大きくなっているのは、セレブラスはもともと2025年に新規上場(IPO)する予定でした。そのために、上場の前年に当たる2024年に「新規上場のための準備費用」や「forward contract liability の公正価値変動(将来に特定条件で株を渡す約束)」などによって、巨額に経費計上する事になり、赤字額が拡大している状態です。

forward contract liability の公正価値変動」とは、たとえば投資家に対して IPO前に資金提供を受けた見返りに、IPO後に有利な株価で株式を渡すような契約をしており、その変動した株価に対する価値(投資家にとっては含み益:企業にとっては含み損)をあらかじめ企業経理上の損失として計上するという感じです。

なので、純損失が大きくなっているからといって、企業のキャッシュが大きく棄損しているわけではなく、あくまでも紙ベースの損失(株式の評価額による差額の計上)によるもので、企業の業績にダメージを与えるものでは無いです。

さて、2025年については純利益が大幅に黒字化していますが、この黒字化も特殊要因による黒字化です。結局、2026年に新規上場する事になったので、その前年の2025年に評価額を再評価し直したことで、今度は一転して黒字の部分が多くなり、純利益が黒字化する事になりました。なので、2025年の黒字化も実質的には黒字になっているわけではなく、企業会計上のマジックみたいなものです。

特殊要因を除いた実質的な数値(非GAAPベース)で見ると、7570万円の赤字となっています。赤字なのですが、それでも順調に赤字額が減っています。しかも売上は急拡大しているにも関わらず、赤字額は縮小しているのです。通常、売上が急拡大しているのであれば、当然ながら売り上げを伸ばすために設備投資なども急拡大して膨大な金額になっていき、売上の急拡大ともに赤字額も拡大していくものなのですが、セレブラスは、しっかりと赤字額も抑えています。ここが投資家達から評価されているポイントでもあります。

今後も売上の拡大が見込まれており、赤字額もしっかりと抑えられており、この調子で堅実な経営を続けていけば近いうちに実質的な黒字化も視野に入ってくるという事で、将来性があって期待できる企業の1つになればいいなと思います。

    

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

↑↑↑ ランキングに参加しています。応援お願いします!!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次