12月のFOMCが終了して、パウエル議長が会見を行っていましたが、市場の想定以上にハト派的な内容となっており、もはや利上げは終了したと言えるような内容でした。これを受けて長期金利は大きく低下しており、来年の利下げを見据えた展開となっています。
利上げは終了だね
長期金利の低下局面へと移行したね
2ヵ月ほど前までは、利上げへの警戒感から長期金利は5%を突破する水準となっていましたが、利上げの終了が意識され始めると長期金利は低下をしていき、今回のFOMCにて利上げ終了が濃厚との見方が強まると、ついに長期金利は4%台を下回りました。
これ以上の利上げはほぼないと思われる事から、私は米国債ETFの購入を更に進めて多量に米国債券ETFを買い増しする事にしました。
「2621」と「EDV」を多量に購入
FOMCは13日(日本時間の14日早朝4時)に終了して、パウエル議長が会見を行っていたのですが、毎日YouTubeを更新するために朝5時に起きている私は眠たい目を擦りながらFOMCの内容をサラッと確認して、利上げ終了が濃厚となっている事から、取り急ぎ14日の早朝の米国株取引が終了する直前に「EDV(バンガード超長期米国債ETF)」を約200万円ほど購入しました。
その後、日中にFOMCの内容を詳しく確認して、「やはり利上げ終了が濃厚だな」と思ったので、更に米国債ETFを買い増しする事に決めました。
私は、日本円で保有している投資用キャッシュと外貨建てMMFで保有している投資用キャッシュがあるのですが、日本円で保有している投資用キャッシュの方は「EDV」を購入すると、現在はまだ円安水準になっているので円からは買いにくいので、それならば日本円で購入できて円高になっても為替ヘッジがある「2621」を購入する事にしました。
夜になってからは、外貨建てMMFで保有している分をほとんど「EDV」に換えていく事にしました。「EDV」も更に約1000万円分ほど買い増しをしています。
今回のFOMCの結果を受けて、私が買い増しした米国債ETFは、次のようになっています。
今回の買付分
「EDV」 1200万円(200万円+1000万円)
「2621」 1000万円
今回の「EDV]と「2621」を購入した事で、私が保有している米国債券ETFは、「EDV」が1360万円、「TMF」が180万円、「2621」が1000万円となり、私の投資資産の中で米国債券ETFは約23%ほどを占める事となり、米国債券の比率が大幅に上昇しました。
現在保有している米国債券ETF
「EDV」 1360万円
「TMF」 180万円
「2621」 1000万円
まとめ
パウエル議長がFOMCにて利下げについて言及しており、FRBの各委員の来年度の政策金利の想定水準も多くのFRB委員が利下げを想定している事から、FRBが来年に利下げを行う可能性は非常に高くなっています。
FRBは3回連続で利上げを停止して現状維持を続けており、この状態から追加の利上げを行う事は難しい事から、来年の利下げは確定路線になりつつあります。
それを見越して長期金利も低下してきており、長期金利が低下すれば米国債券ETFが上昇していく事から、米国債券への投資は手堅いと考えています。
しばらくは米国債券ETFを保有しつつ、来年に景気後退が始まり、株式市場が下落に転じていくようになれば、米国債券ETFを売却して下がっている株式を拾っていこうかなと思っています。
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