トランプ大統領が追加関税を打ち出し、各国に対して強固な姿勢を打ち出していた頃は米国株市場の雰囲気も悪く、4月頃にはS&P500が高値から20%も下落するなどしており、高関税によるインフレ懸念が高まっていた事から、更に米国株市場は下落をしていくのではないかという懸念が広がっていました。

あの頃は、どこまで下がるのだろうと戦々恐々としていたよね



株価も大きく下がっていて雰囲気も凄く悪かったよね
「暴落時は買い」とよく言われていますが、実際に下がっている場面で購入するのは難しいものです。「まだ下がるかも」「もっと下がるかも」と多くの人が思っているからこそ下がり続けているので、そんな場面で「今が買いだ」とキャッシュを突っ込むことはとても勇気が要る事です。
今年の相場でみても、今から振り返ってみると 4月頃の大きく下がっている時は絶好の買い場だったのですが、その場面で買えていた投資家は少ないのではないでしょうか。
私は、S&P500が大きく下がっていた 4月7日に「S&P500の投資信託を300万円」「マイクロソフトを120万円」「アマゾンを25万円」「エヌビディアを25万円」、4月14日には「コアウィーブを28万円」、購入しています。合計で約 500万円ほど突っ込んでいるので、今からみれば絶好のタイミングで購入出来ています。
「S&P500の株価の動き」


こうやってみると、ピンポイントで底を当てて買い増している凄腕投資家のように見えますが、実際にはどこが底なのかなんて全く分からない状態でした。でも、購入できたのは自分なりのルールを作っていたからです。
「高値から20%下落したら買い増す」
機械的にルールを設定して、その場面が来たらルール通りに購入する。これをするだけでもパフォーマンスが向上していくと思います。
下落相場の時なんて、どこまで下がるのかなんて誰にも分からないし、どこが底値なのかも分かりません。そんな事を気にするよりも、「10%下がったら」「15%下がったら」「20%下がったら」など、自分なりのポイントを事前に設定しておいて、そこまで行けば機械的に購入していく方がいいです。
「暴落時は買い」と言われていても、どこまでが暴落なの分からないですよね。20%の下落で止まるかもしれないし、30%の下落で止まるかもしれないし、40%の下落になるかもしれません。そんな暴落のタイミングをピンポイントで当てる事なんて誰にも出来ないのだから、それだったらまずは自分なりのポイントを設定して、その通りに買っていく方が上手く行くと思います。
相場が下落をしている時は、自分が設定したタイミングで機械的に買ってみてください。あとから振り返ってみると、それなりのタイミングで買えていると思いますよ。
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