来年から始まるトランプ新政権に向けて、新政権の重要ポストの人事を続々と発表しているね。トランプ氏らしい独特の人事などもあって、財務長官にはヘッジファンドを運営しているスコット・ベッセント氏が指名されたね。減税推進派なので今後の経済が活性化されることを期待したいね。
新しい政権幹部の方々には上手く経済を導いて欲しいね
特に経済に関しては失速しないような配慮を願いたいよね
トランプ新政権の重要幹部の1人として話題になっているのがイーロン・マスク氏だよね。そのイーロン・マスク氏がエックス(旧ツイッター)でアマゾン創業者であるジェフ・ベゾス氏を批判する発言をしていたね。
イーロン・マスク氏は、「ジョフ・ベゾスがトランプ氏は大統領選挙に負けるから、テスラとスペースXの株を売るべきだと言っていた」と呟いたみたいだね。
これには、当のベゾス氏もすぐに反論していて、その呟きにリプ(返信)しており、「いや、100%そんなことはないよ」と発言しており、ベゾス氏の反論に対してマスク氏は「そうですね。それでは訂正しますね。」と素直に誤解だった(誤った噂を信じてしまった)事を認めているようだね。
とりあえず、この件に関してはこれで火消しされて終わったみたいなのだけど、その日の夜の米国株市場ではアマゾン創業者のベゾス氏とトランプ新政権の重要幹部であるマスク氏のゴタゴタを嫌気して、アマゾンの株価は2%ほど下落していたんだよね。
この件に関しては、たぶんマスク氏の勘違いだと思うので、巻き込まれたアマゾンが下がっているのであれば少しだけ購入しておこうと思って、翌日の取引でアマゾンを買ってみたんだ。
アマゾン購入
198.19ドル 10株(約30万円)
ベゾス氏は、自身が保有しているワシントンポスト紙が今回の大統領選挙においてハリス氏を支持する方針を打ち出そうとした際に、それを止めて中立的な立場(どちらも支持しない)にするように指示したぐらいなので、あえて公の場でトランプ氏を批判するような発言は基本的にはしないと思うんだ。
前回のトランプ政権の際には、ワシントンポスト紙がトランプ政権に対して批判的な記事を書く事にトランプ氏が激怒して、ベゾス氏とワシントンポスト紙を強く批判しており、それがアマゾンへ飛び火して、国防省のクラウド受注案件に圧力を掛けて、アマゾンが受注から漏れるという事があったよね。
この時は、アマゾンが訴訟を起こし、国防省のクラウド案件をマイクロソフトが受注したのはトランプ大統領が圧力を掛けたからであり不当介入であると訴え、その訴えが裁判所に認められて、国防省のクラウド案件は入札やり直しとなり、最終的にアマゾンとマイクロソフトがそれぞれ受注するという事で落ち着いたんだ。
なので、今回もトランプ氏を批判するような事があれば、前回と同様にアマゾンに対して何かしらの圧力を掛けられる事は明白なので、ベゾス氏も軽率な行動は取らないと思うんだ。
アマゾンがイーロン・マスク氏が発言した内容によって下がっているのであれば、それは行き過ぎた(過剰反応による)下落だと思ったので、少しだけ買い増ししてみたんだ。
暫くは、不安定な値動きになっているかもしれないけど、そのうち持ち直すのではないかなと思うよ。
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