7月に突入して今年も後半の半年間がスタートしましたね。今年の米国株市場は好調をキープしながら円安にも支えられて非常に絶好調な相場となっています。今年の上半期でS&P500は 15.4%も上昇しており、さらにドル円相場は1ドル141円台から1ドル161円台へと為替相場だけでも 14.1%も円安に振れるなどしていて、S&P500に連動して円換算される投資信託のeMAXIS Slim米国株式は半年間だけで31.2%も上昇しており本当に絶好調です。
米国株が無敵な状態だね
株高と円安という米国株にとっての強烈な追い風だね
米国株やオルカンなどの海外株式に投資している投資家たちにとっては非常に喜ばしい展開が続いていると思います。そんな絶好調な相場を引き継ぎながら今月がスタートしたのですが、米国株市場は今のところは上昇しており順調に後半の相場へと移行しています。
さて、7月の相場に突入したのですが、7月の相場は基本的には好調を維持している事が多い月となっています。ダウ平均もS&P500もナスダックも、7月の相場は平均すると1%以上も上昇している事になっているので、統計的には今月も好調を維持している事となると想定されています。
ダウ平均月別騰落率(1990年~2023年)
S&P500月別騰落率(1900年~2023年)
ナスダック月別騰落率(1941年~2023年)
7月の各指数の騰落率は、ダウ平均が 1.08%、S&P500が 1.11%、ナスダックが 1.15%の上昇となっており、年間を通しても上昇率が高い月となっています。統計的には今月は比較的安心して相場を眺めていられるような感じとなっています。
ただ、来月の8月ぐらいから少しずつ調子が落ちてきて、9月になると下落している傾向が強くなってくるので浮かれ過ぎには注意しておく方がいいかもしれませんね。
米国の利下げも今年中に始まっていくのではないかと言われているので、年内に利下げが行われるのであれば少なくとも9月頃には利下げが出来るような経済指標となっている必要があり、9月頃には年内の利下げが濃厚だという事になれば、ドル円相場も円高に振れていくタイミングとなっていきそうです。
そうなると、株安・円高という米国株(外国株)にとっては強い逆風となるので、警戒を高めておく必要があるかもしれません。
しかしながら、下がっていくのであれば絶好の仕込み時とも言えると思います。
最近は米国株が好調で、しかも円安が続いていたので買いづらいと感じていて、9月頃に相場が軟調になっていくようであれば、仕込んでいくタイミングとしては丁度良い頃合いなのではないかなと思っています。
暫くは好調な米国株相場にウキウキしながら、9月頃に相場が軟調になる展開があれば、何かしら仕込んでいこうかなと考えています。
コメント