強気な今後の予測と、8月・9月の動きに警戒

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7月も終わり、8月に突入しましたね。7月も米国株相場は好調を維持しており、月間のプラスリターンはこれで5カ月連続となっていて、ダウ平均株価もS&P500もナスダックも強気相場入りとなっており、株式市場の雰囲気も去年と大きく違って非常に良くなってきています。

不景気はこないんじゃないの?

アナリストの発言も強気な想定が増えてきましたよね。

依然として強い労働市場と底堅い米国経済。そしてそれに後押しされて米国株市場は好調となっており、株価もジリジリと上昇しています。

果たして、この勢いは今後も続いていくのか? 今回は、そんな米国株市場の今後についてのお話です。

目次

好調な予測が増えてきた

去年までは、急激に引き上げた金利の影響によって米国経済は深刻な不景気に陥るとの予測が多く、ハードランディングに対する危機感が高まっていました。ところが今年に入ってからは株価は絶好調で右肩上がりに上昇しています。

失業率は4%を超える事はなくまだ低い水準に留まっており、消費者物価指数も下がってきています。

失業率

消費者物価指数

好調な市場に後押しされるように、アナリストの予測も強気な想定が増えてきました。

オッペンハイマー・アセット・マネジメントはS&P500が年末時点には過去最高値(4796.56)を超える4900まで上昇すると想定してます。

S&P500の年末時点の想定は、シティグループなど複数の金融機関・アナリスト達も、現状のS&P500の水準よりも上昇していると予測しています。

相場は強気な想定を盛り込んで今まで上昇を続けていました。

過去の教訓

今年は好調を維持している株式市場ですが、流石にそろそろ息切れをしていくのではないかなと思っています。

過去のデータでも、8月と9月は歴史的にも弱含みする市場環境となっており、下落しやすい相場環境となっています。

過去30年間のダウの月間騰落率

過去が下落しているからといって、今年も下落するとは限りません。あくまでもデータやアノマリーは参考程度に見ておく必要があります。

ただ、今年は年初から考えるとすでに約20%程度とかなり上昇しており、このあたりで一休みする可能性は考慮しておく必要があると思います。

自分の判断と異なっているが購入しておく

私の想定は、不景気に近づくにつれて相場は下落していくという感じだったのですが、今年の米国株市場は強さを維持しており、ジリジリと上昇を続けています。

自分の想定とは異なる展開となっており、株価は上がり続けているので私の想定が間違っているのかもしれません。

そして、自分の想定とは異なっている場合、事前に設定していた水準に達する事があれば自動的に購入していくという事にしていました。

なので、Twitterでは報告していましたが、S&P500が最高値から95%の水準にまで戻ってきたので、7月20日に少し買い増しを行っています。

ただ、私はまだ相場が下落する想定を維持していますので、ある程度のキャッシュは残している状態を維持しており、自分の想定が外れて今後も相場が上昇するとしても慌てて一気に突っ込まずにコツコツと資金を入れていく事にしています。

まとめ

好調な労働市場と力強い米国経済に後押しされて米国株市場は上昇を続けています。

上昇を続ける米国株市場に置いていかれると感じる投資家が増えてきており、様子をみていた投資家達も徐々に資金を市場に入れ始めています。

そして、アナリストなども強気な想定をあげるところが増えてきました。

市場は強気な雰囲気が支配し始めています。

ただ、8月と9月は歴史的にマイナスリターンが多い事から、前のめりにならずに一歩引いた感じで相場を見守っていこうと思います。

   

さて、今回の内容は、YouTubeにもアップしています。動画でみると、ブログとは違う魅力などもあると思いますので、ぜひYouTubeの方も見てくださいね。

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