アマゾンの新たな収入源が動き出した

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アマゾンは色々な事業を手掛けています。アマゾンで一番有名な事業はネット通販事業です。他にも、今では利益の半分を稼ぎ出すようになったクラウド事業や、成長性著しく次世代の柱になると注目されている広告事業などもあります。そんなアマゾンのある事業が注目を浴びて先週の株価は急上昇していました。

アマゾンというとネット通販事業が一番目立つよね

クラウド事業は一般の人からは目立たないけど世界一の規模だよね

そんなアマゾンには、まだあまり育ってはいないけれどもいずれは将来の事業の柱として期待している事業があります。それがプロジェクト・カイパー(Project Kuiper)です。

プロジェクト・カイパー(Project Kuiper)とは、地球の低軌道に衛星を配置してブロードバンドアクセスを増やす取り組みです。これにより、ネット環境が不十分な場所やサービスの行き届いていない地域に、高速で信頼性が高く、手頃な価格のインターネットを提供する事が出来るようになります。

類似事業(ライバル企業)としては、イーロン・マスク氏が手掛けるスターリンク(Starlink)が有名ですよね。現在、このような事業を展開しているのは、スターリンクとプロジェクト・カイパーだけであり、将来的には衛星通信事業をこの2社で独占(寡占)するのではと言われています。

現在、プロフェクト・カイパーでは 100機以上の衛星を打ち上げており、今年の年末ごろまでには初期サービスの開始を行う予定となっています。そんな中で、プロジェクト・カイパーはジェットスター航空と提携を結び、2027年からジェットスター航空のWi-Fi無料提供をプロフェクト・カイパーがサポートする契約を結びました。

ジェットスター航空は全米において唯一全機種に Wi-Fiの無料提供を行っている企業であり、現在の Wi-Fi環境を更に高速で安定化させるためにプロジェクト・カイパーと手を結んだようです。

今までは先行投資段階だった低軌道ネットワークによる低遅延の次世代衛星接続サービスがいよいよ本格始動していきます。そして、株価はそれを好感して木曜日(4日)には、4.3%もの大幅上昇をしていました。

アマゾンは、ネット通販事業においても先行者有利の状況を生かして世界最大のネット通販企業となり、クラウド事業でもいち早くクラウド事業を展開して世界最大のクラウド企業となり、今度は低軌道衛星による低遅延接続サービスを展開して早めに顧客を囲い込み、スターリンクと共に寡占化へと向かっていくと思います。

アマゾンが蒔いた種が、いよいよ芽を出し始めたようですね。

   

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