AIが普及する事で避けるべき投資対象

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手軽で便利な生成AI。個人個人でネット上の秘書や執事を手にしたような感じになってきていますね。企業での導入も少しづつ進んできており、今後生成AIの精度が更に向上していけば本格的に AIを導入していく企業も増えていくと考えられています。インターネットの時代からスマホの時代へ、そしてスマホの時代から AIの時代へと進んで行きそうですね。

生成 AIは一度使うと便利で止められないよね

今後はあらゆる所で利用されていきそうだよね

生成 AIの普及によって便利になる反面、その生成 AIによって仕事を奪われてしまう業界もあります。特に「AIに代替されやすい業務を持つ業界」と「ビジネスモデルが AIによって根本的に変わる業界」は大きな影響を受ける可能性があります。

大きな影響を受ける可能性のある業界をあげていくと、このような業界があります。

クリエイティブ系コンテンツ制作業界」のAdobe(アドビ)のような編集ソフトや素材提供、写真・映像をライセンス販売しているような企業は、AIによって自動生成が可能となる事で価値が低下して価格競争が激化するとされています。

ウェブ制作・デジタルマーケティング業界」のWix.comのようなWebサイト構築企業やデジタルマーケティング企業などは AIによる自動サイト構築、SEO最適化、広告文自動生成などによって、個人でも簡単に高度なサイトを作成できるようになり、需要が大幅に減少するリスクがあります。

人材派遣業界」は、多くの企業の業務自動化が進むことによって、そもそもの求人需要が減少する事によって業者間で少ないパイを争う事で収益性が大きく損なわれるとされています。

金融系バックオフィス業界」のMoody’s(ムーディーズ)のような金融分析企業や会計・税務ソフト企業、給与計算・人事管理企業などは、投資判断やレポート作成を AIが簡単に作成してくれる事になり、決算処理、与信審査、カスタマーサポートなどの定型業務が AIで自動化される事で各企業が自前で用意できるようになる可能性があります。

コールセンター・顧客サポート業界」は、すでにかなり導入が進み始めていますが、AIチャットボットや音声認識による問い合わせ対応が可能となる事で24時間対応および多言語対応が低コストで可能となり、業界の淘汰・選別が進むとされています。

メディア・翻訳・ライティング業界」は、人でなくても簡単にAIで代替え出来る代表的な業界で、AIによる記事生成・翻訳が高速かつ安価で提供可能となります。記者や作家などが不要な社会が来る可能性がありますね。

オンライン学習業界」のDuolingo(デュオリンゴ)のようなオンライン学習支援企業は、従来の均一な教育(問題文)の提供ではなく、AIが情報を集約して個人個人にあった学習を簡単に提供できるため、従来の標準化カリキュラムモデルが変化して各自で簡単に学習できてしまう可能性があります。

まとめると、AIの影響を最も受けやすい業界は「情報・知識・制作・マッチングを扱う業界」であり、逆にリアルな物理作業や対面の人間関係が必要な業務である建設業界や介護業界、医療業界などは短期的には影響が少ないとされています。

なので、AIの影響を強く受ける可能性がある業界は投資対象として避けておいた方がいいかなと思います。

   

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