いずれは世の中に出てきて自動車産業の主流へとなっていくであろう自動運転。まだまだ実証段階で、実現には時間が掛かると思いますが、自動運転の実現には少しづつ前に進んできています。自動運転車で有名なのは、Waymo(ウェイモ)ですよね。最近では、アマゾン傘下のZoox(ズークス)も公道実証実験の許可が出ました。

ズークスはハンドルやアクセルが無い自動運転車だよね



対面式の4人乗り(電車の4人席みたい)で座席空間が広いよね
ウェイモの自動タクシーではハンドルが付いている形で普通の自動車と同じような感じの車になっているが、ズークスの場合はハンドルなどは付いておらず、ワンボックスカーみたいな感じで4人対面席だけがある感じになっています。運転席を省いた感じになっているので、より空間を広く使える感じかな。
「Zoox(ズークス)の画像」


今までは、従業員向けのテスト運行を行っていてラスベガスやサンフランシスコで試験的に運行されていましたが、公道実証実験の許可が出た事で本格的な実証実験が行われていきます。今後は、ラスベガスのストリップ地区(カジノ街の主要エリア)において配車サービスが始まっていきます。
「Zoox(ズークス)の配車サービスの手順および内部構造」




公道における実証実験が本格的にスタートする事で、車両の生産力も引き上げていく予定となっており、カリフォルニア州ヘイワードに専用の生産施設を開設し、年産最大1万台規模でロボタクシーの製造を行う予定となっています。今後は、ラスベガスを皮切りに、サンフランシスコ、オースティン、マイアミで配車サービスを開始する事となっています。
こういった自動運転車の実証実験が次々に許可されていき、一部の都市だけとはいえ街の中に自動運転車が走っているのは、やはりアメリカの凄い所ですよね。日本では自動運転どころか配車アプリでさえ、なかなかスムーズに認可(許可)が降りなかったのを考えると、次々と新技術を導入していくアメリカの速さと凄さが感じられますね。
「Zoox(ズークス)の公式サイトの動画」
一般的に普及していくには、まだ時間が掛かるとはいえ、一部の都市では自動運転車を観る事が普通になってきている現状を考えると、いずれは自動運転が普及していく世の中になっていくと思います。
自動運転車の未来が来れば、それに付随した業界も発展していくと思います。自動運転車は基本的には電気自動車(EV)なので、電力を多く使う事から電力会社の需要も大きくなりそうです。AI化によるデータセンターの増加でも電力需要は増加しているので、AI化やEV化(自動運転化)は電力需要をますます増加させることになりそうです。
また、自動運転となれば移動の時間は乗車している人にとっては自由な時間となり、その時間を有効活用するツールなど(ネットフリックスなどの動画配信サービス)の需要も大きく増えてくると思います。
いずれは来る自動運転という未来において増加していくサービスに備えて、電力企業やエンタメ企業を保有しておくこともいいかもしれませんね。
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