テック大手企業のしたたかさ

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2期目のトランプ大統領がいよいよ発足しましたね。強いリーダーシップがあるともいえるし、独裁的ともいえるし、カリスマがあるともいえるトランプ氏。良くも悪くも何かしてくれそうな雰囲気があるトランプ氏。米国経済や米国株市場が今後どうなっていくのかはトランプ氏次第なので市場でも強い注目を浴びていますね。

トランプ氏なら経済を強くしてくれそうだよね

株価などを気にする人だから米国株を支えてくれそうだよね

今の米国株式市場を牽引しているのは、エヌビディアやアップル、マイクロソフト、グーグル、アマゾンなどの大手テック企業です。これらの大手テック企業が伸びていくかどうかで米国株市場の行く末が左右されるといっても過言ではないとも言えます。

そんな大手テック企業は、自社の事業が不利にならないようにトランプ氏にすり寄り始めていたね。

かつてトランプ第1次政権時に、トランプ氏と険悪な関係だったフェイスブック創業者(現メタCEO)のザッカーバーグ氏はトランプ氏が大統領選挙に勝つと、すぐにトランプ氏と会談の約束を取り付け、その後にトランプ大統領の就任基金に 100万ドル(約 1億 5200万円)を寄付するなどトランプ氏に融和する姿勢を強めていたね。

これは、他のテック大手も同様で、アマゾン創業者のベゾス氏も保有しているワシントンポスト紙がトランプ氏に否定的な立場の新聞社である事からトランプ氏とは犬猿の仲だったけど、ベゾス氏もザッカーバーグ氏と同様にトランプ大統領の就任基金に 100万ドル(約 1億 5200万円)を寄付したね。

グーグルやマイクロソフトも同様にトランプ大統領の就任基金に寄付をしており、他ではボーイングやシェブロン、ウーバーなども寄付を行っていたようです。

トランプ大統領への寄付が功を奏したのか、トランプ大統領就任式ではテック大手企業のCEOたちが異例の好待遇で迎えられていました。トランプ大統領の就任式の席次ではトランプ氏のファミリーに近く、政府高官よりも良い場所に配置されており、トランプ大統領と関係性が強化されていたね。

「トランプ大統領就任式の席次」

テック大手企業は米国の省庁との紛争を抱えており、グーグルは米連邦地裁から検索サービスについて反トラスト法(独占禁止法)に違反しているという事でクローム(検索エンジン)の売却を求められており、アマゾンやメタも米連邦取引委員会(FTC)に反トラスト法違反を巡る訴訟を起こされており、大手テック企業はこれらの問題をスムーズに処理するために政府(特に大統領)に嘆願する必要があります。

トランプ氏は特にビジネス的なディールを好む性格であることから、大手テック企業は相次いでトランプ氏に取り入ろうと躍起になっている感じだね。

トランプ氏は基本的にはハイテク技術に対しては友好的な人物であり、味方につけると非常に心強いのですが、敵に回してしまうと大統領の権限をフル活用して事業を妨害しかねない怖さがあるので、各企業とも戦々恐々としている部分もあるんだろうね。

テック企業大手各社は、今後のAIなどの発展に伴って順調に成長していくと想定されています。ただし、大統領などに横やりを入れられてしまうと成長力も鈍化してしまうので、上手くトランプ氏に取り入りながら成長を続けていってほしいですよね。

大手テック企業の成長継続が米国経済や米国株の力強い推進力をうみだす原動力となっているので、今後ともトランプ大統領と親密な関係を構築してほしいですね。

     

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