インド株投資信託を比較してみよう

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今年の3月ぐらいに、インド株投資信託(インデックス・ファンド)を比較したブログ記事を書いたことがあるのだけど、今回インド株投資信託を購入する際に再度確認してみると、信託報酬(運用管理費用)などを以前よりも引き下げているインド株投資信託などもあったので、今回新たに比較しなおしてみようと思ったんだ。

インド株投資信託の数も増えたので競争原理が働いたのかな

各社で競争してくれて投資家に有利な商品が増えてくれば有難いね

前回(2024年3月)に確認した時には、「SMTAMインド株式インデックス・オープン」の信託報酬(運用管理費用)が一番低くて、0.308%だったんだけど今では他社が信託報酬を引き下げたことで一番信託報酬が低いインド株投資信託が入れ替わっているんだよ。

インド株投資信託(インデックスファンド)信託報酬ランキング:2024年11月14日時点

順位ファンド名信託報酬純資産残高販売開始
1位auAM nifty50インド株ファンド0.2970%76億円2023年8月
2位楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド0.3080%231億円2024年4月
3位SMTAMインド株式インデックス・オープン0.3080%78億円2023年12月
4位SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド0.3138%723億円2023年9月
5位eMAXISインド株式インデックス0.4400%247億円2024年2月

前回に調べた時は、信託報酬が2番目に低かった「eMAXISインド株式インデックス」が5位にまで転落しているんだよね。転落しているというよりは、ほかのファンドが信託報酬を引き下げていった事でランキングが下がってしまっているといった感じだね。

インド株投資信託に注目が集まってきたことで、今までは「iFreeNEXTインド株インデックス(信託報酬ランキングでは6位)」しかなかったのが、去年と今年にかけて相次いで新しいインド株投資信託が販売されたことで、競争原理が強く働いているみたいだね。

投資家としては信託報酬は低い方がいいのだけど、信託報酬が低くても純資産残高(どれだけ売れているか・保有されているか)が低いと、繰上償還(強制的に解約・運用終了)となる可能性があるから、「auAM nifty50インド株ファンド」と「SMTAMインド株式インデックス・オープン」は少し不安を感じるかな。

総合的に考えると、「楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド」「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」「eMAXISインド株式インデックス」がお勧めだと思うよ。

「eMAXISインド株式インデックス」は、今では信託報酬が他よりも少しだけ高い設定になっているけど当初は最安値水準の設定だったし、他のeMAXISシリーズの信託報酬をみても、他社が信託報酬を引き下げるとそれに合わせて業界最安値水準にしてきているので、インド株投資信託も同様にいずれは他社の水準に合わせてくると思うよ。

それぞれのインド株投資信託がどこの証券会社で買えるのかも確認してみよう。

証券会社楽天・インド株SBI・インド株式eMAXISインド株式
楽天証券
SBI証券
マネックス証券
松井証券
auカブコム証券

楽天証券で口座開設しているのであれば、「楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド」でいいと思うよ。SBI証券で口座開設しているのであれば、「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」でいいと思うよ。

マネックス証券や松井証券、auカブコム証券で口座開設しているのであれば、「楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド」か「eMAXISインド株式インデックス」になるかな。現時点で信託報酬の安い「楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド」を選ぶか、信頼と実績のあるeMAXISシリーズの「eMAXISインド株式インデックス」のどちらを選ぶかはお好みになるかな。

今後の成長が期待されているインド市場。そのインド市場の成長性を取り込むことの出来るインド株投資信託は、ますます注目が高まってくると思うので、今のうちから少しずつ投資をしていけばいいんじゃないかなと思うよ。

    

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