デジタルゴールドのビットコインの上昇が止まらない

暗号通貨であるビットコインが最近は大きく上昇していますね。大統領に当選したトランプ氏が、ビットコインを含めた暗号通貨に前向きであり、選挙戦中にビットコイン準備金の設立を提案していたこともあり、ビットコインが急上昇しているよね。

今回の大統領選挙ともに行われた議員選挙においても、暗号通貨推進派の議員が多く当選するなどしており、なかでもトランプ氏の絶大な信頼を得ているイーロン・マスク氏は大の暗号通貨推進派なので、米国におけるビットコインの認知度・信用度がますます高まりそうだよね。

ビットコインは、発行される上限が2100万枚（2100万ビットコイン）と決まっており、現在は約1960万枚発行されているので、発行量の94％ぐらいはすでに流通している状態になっているみたいだね。発行される上限が決まっている事で、価値が希薄しにくい状態になっているみたいだね。

金（ゴールド）も、同じように埋蔵量が限られていて、増やすことが出来ない事から価値がある貴金属として流通しているよね。なので、ビットコインはデジタル版のゴールドとして認知されてきているよね。

米国では、ビットコインのETF（上場投資信託）も発行されているので現物のビットコインだけでなく、気軽にETFで買えるのがいいですよね。日本では、まだビットコインETFは承認されていないので、日本では買えないですよね。

ビットコインに投資するうえで、ネックとなるのが税制面だと思うんだ。株式や投資信託、ETFなどは特定口座で購入すれば源泉徴収してくれるし、２０％の分離課税で済むのだけど、ビットコインは雑所得となるので給料などの他の所得と合わせて確定申告する必要があるし、金額が大きくなってくると４５％ぐらいは税金で持っていかれてしまうんだよね。

そういえば、私は昔にビットコインに投資をしたことがあったけど、価格変動が激しいし、税制面でも不利なので、ほんの少しの利益で売却した事があったんだな。

2017年の9月と11月にビットコインをそれぞれ10万円ずつの合計20万円購入していて、2018年の2月には全部売却して29万円ほどになっていたんだな。9万円ほどで利益確定（＋45％）したんだよね。購入した時のビットコインの基準価格は・・・。

2017年09月　1ビットコイン：47万円
2017年11月　1ビットコイン：80万円

なので、平均購入単価は、１ビットコイン：63万5千円なんだな。

ちなみに、今のビットコイン価格を調べてみたら、１ビットコイン：1370万円になっているやん。

凄いねビットコイン。でもビットコインは、ジェットコースターというよりは、ロケットのように爆上がりしたかと思えば、急流すべりのように急降下する事もあるから、保有を続けるのはなかなか難しいよね。

それでも、米国が本当にビットコインを戦略備蓄などするようであれば、信頼感が一気に高まって、今のような少し怪しいイメージも落ち着いて、本当のデジタルゴールドになりそうだよね。

とりあえず、まずは日本においてビットコインETFを承認してほしいなと思うんだな。前回にビットコインを購入した際に、ビットコインを売却した大きな理由の１つに暗号通貨取引所の信用度が不安だったというのがあるんだな。

当時の暗号通貨取引所（コインチェックなど）は、ハッキングの被害などもあって、取引通貨が引き出せなくなるなどのトラブルがあったんだな。私が保有していたオーガーという暗号通貨も、全く引き出せなくなってしまって、数か月ぐらい売る事すら出来ない状態だったんだな。オーガーは、最悪全損するかもと思ったぐらいなんだな。

現在はセキュリティーなども以前と比べると格段に進歩したと思うのだけど、現物のビットコインに投資をするよりは、証券会社の口座でETFとして保管しておきたいと思うんだ。

なので、早く日本でもビットコインETFを承認してほしいと思うんだよね。