生成AIによってもたらされる今後の市場規模

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AIブームに沸いて去年までは絶好調だった生成AI関連の半導体銘柄などが最近は少し勢いが衰えてきて停滞気味だね。王者として君臨していたエヌビディアも、ここ数か月は下落後に持ち直しても直近の高値を超える事は出来ずにズルズルと下がってきている感じになっているよね。

生成AIは、これ以上は需要が増えないのかな?

いや、生成AIの需要増加はこれからが本番だと言われているみたいだよ

需要を先食いして、もう成長の余地はないのではないかという懸念も持ち上がってきている生成AI関連銘柄なのだけど、生成AIについては今はまだ黎明期に近く、本格的な需要増加や成長はこれからだと言われているんだ。

そのため、クラウドサービスなどを提供している米国大手ハイテク企業4社(アマゾン、マイクロソフト、アルファベット、メタ・プラットフォーム)は、生成AIを実装するためにエヌビディアの半導体を買い漁りながら急ピッチで設備投資を拡大していて、2024年4月~6月の大手ハイテク企業4社の設備投資額は、前年同時期の1.6倍の約530億ドルにも膨れ上がっているんだな。日本円に換算すると、約7.5兆円という莫大な資金量となっているよ。

これだけの巨額の投資をしながら、生成AIから上がってくる収益は大した金額にはなっていないので、巨額の投資資金を回収できるのかという懸念が持ち上がってきているみたいなんだ。

確かに、メタも決算発表の場において、「時間をかけて収益化する事に焦点を当てたい」と短期的な収益性は厳しく、収益化が安定していくには時間が掛かる事を認めていたんだ。

今はまだ生成AIが導入され始めたばかりなので、生成AIを導入している企業なども収益が全然上がっていない(もしくは少ししか上がっていない)企業ばかりなのだけど、今後において本格的に生成AIが普及していく世の中になっていけば、自然と収益も追いついてくると想定されているみたいなんだ。

各企業のトップも、短期的な収益ではなく長期的な成長性を見込んでいるようで、マイクロソフトのナデラCEOは「次の10年と、その先を見据えている」と発言しており、アルファベットのピチャイCEOも「過剰投資よりも過少投資のリスクの方が遥かに大きい」と発言しているんだ。

生成AIは、今はまだハイテク企業が導入している段階なのだけど、今後は製造業や金融、医療などの様々な分野の業務効率化や生産性向上に使われていくと想定されており、生成AIが普及していく事による市場拡大のポテンシャルは高く、それによって恩恵を受ける企業は多大なリターンを受け取る事が出来る可能性があるんだ。

「生成AIの市場規模の成長想定(2020年~2032年)」

生成AIの市場規模は、去年の時点では1850億ドルだったのだけど、今後は右肩上がりの成長が長く続いていくと想定されているんだよね。この表はブルームバーグが想定している生成AIの市場規模なのだけど、このケースでは2030年頃に1兆ドル近くになる想定になっているんだ。わずか7年ほどで市場規模が5倍になる想定なんだよね。

もう少し楽観的な想定だと、コンサルティング会社が出している「テクノロジーリポート2024」では、毎年40%~50%の成長性を叩き出し、2023年の1850億ドルは2027年には7800億ドル~9900億ドルにまで達していて、2028年には1兆ドルを超えていくとされているよ。

インターネットが普及していったときの技術革命と同じように、生成AIも広くあらゆる産業に普及していくと想定されており、現在の黎明期においては業績なども不安定な時期があるかもしれないけど、生成AI関連銘柄の将来性は高いと思うよ。

    

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