シエンタで車中泊。車内カーテン自作DIY(自分で作ってみよう)。

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今年、トヨタのシエンタを購入した我が家。駐車場のスペースの問題もあり、購入できるのがコンパクトカータイプの大きさに限定されるため、その中から選んだのがシエンタでした。シエンタにしたのは、車中泊が出来そうな感じだったからです。旅行などが好きな夫婦なので、子供が大きくなれば自動車で旅をしたいと思っていて、車中泊が出来そうなシエンタに決めたという訳です。

シエンタは可愛い感じの車だね

シエンタは乗りやすくて便利な車だよ

今まで乗っていた車は10年ほど前に購入した車だったので、新しくシエンタに乗り換えた時は、時代の進歩に少しビックリした感じになりました。スマホを充電できるUSB端子が運転席横と後方座席にもついているし、音声認識で窓の開け閉めやカーナビの設定・音楽の選定・クーラーの操作などが出来るようになっているし、レーダークルーズコントロール機能で高速道路は自動運転のような感じに出来るし、搭載カメラやレーダーで歩行者や車の接近を検知したりと、様々な機能が標準で付いていて凄いな~と思いました。

シエンタには、最上位クラスのZグレード、スタンダードクラスのGグレード、エントリークラスのXグレードがありますが、私が購入したシエンタは、スタンダードクラスのGグレード

Gグレードの5人乗り、ハイブリッド車でサイドバイザー、フロアカーペット、前後方ドライブレコーダー、パノラミックビューモニター、10.5インチHDディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)、アクセサリーコンセント(AC100V:1500W:非常時給電システム付き)をオプションで付けたといった感じになっています。

シエンタには、5人乗りと7人乗りがあるのですが、7人乗りだと3列シートになる代わりに後ろのスペースが少し狭くなります。5人乗りだと2列シートとなって後ろのスペースが7人乗りよりも少しだけ広くなり、後方座席を倒した時に出来るスペースが2メートルぐらいあるので車中泊がしたい私たちは5人乗りを選択しました。そして、ハイブリッド車にしたのは静かなのと、電源コンセントをオプションで付けれるので家電製品(電気ケトルとか)を車内で使えるからです。

さて、車中泊をするのであればカーテンをつける必要があります。純正でカーテンをつけることも出来るのですが、費用が4万円ぐらい必要になるのと、カーテンは普通のカーテンで遮光カーテンではないという点が不満だったので、自分で作ってつけることにしました。

材料は、ダイソーで購入して、遮光カーテンは楽天市場で探して購入しました。ダイソーで部品代は1500円ぐらい、楽天市場で遮光カーテンは6枚合計で8000円ぐらいでした。なので、総額で1万円以下で作る事が出来ます。遮光カーテンではなくて、安いカーテンでいいのであれば、ダイソーなどでもカーテンは売っているので総額2000円~3000円ぐらいで出来ると思います。

自作でカーテンをつける方法は色々とあるみたいなのですが、私はピラー部分にクリップを差し込んで突っ張り棒をつけてカーテンを設置するという方法を取りました。

ちなみに、正規の取り付け方法ではないので参考にされる際には自己責任でお願いします。また、サイドエアバッグが収納されているスペースでもあるので、走行中はカーテン(器具を含めて全部)を外した方が良いと思うのと、故障等の原因にもなりかねないので、くれぐれも自己責任でお願いします。

車のピラーとは、この部分です。

車の柱と天井部分の間にクリップの先を差し込むことが出来るので、クリップを差し込んで突っ張り棒を固定します。

後部座席両側とラゲッジスペース両側、前方後方の6か所に突っ張り棒を設置する形となります。

ダイソーで購入したのは、ダブルクリップ4個入り×3、突っ張り棒120センチ×4、突っ張り棒90センチ×2、コードフック2個入り×3、といった感じです。

設置する際に、突っ張り棒の先端部分が意外と邪魔になります。なので、突っ張り棒の先端部分は取ってしまいましょう。回しながら引っ張っていくと突っ張り棒の先端部分は簡単に取れるようになっています。

こんな感じで、突っ張り棒の先端を取ってしまって、ダブルクリップを先端に付けていきましょう。

前方部分や後方部分(上から見た全体図の3番と6番)は、側面につけた突っ張り棒の上の乗せるような感じで設置していきます。

こんな感じに設置していきます。

さて、私がつけた遮光カーテンですが楽天で探して購入しました。「スマイル商店楽天市場店」さんのサニースマイルというカーテン。6つのサイズ(幅100センチ・140センチ:長さ45センチ、75センチ、90センチ)から選べて、色は35色から選べて、1級遮光カーテンで、防火ラベル付き、洗濯も可能となっています。

それでいて、お値段は1つ 1400円と非常にお安くてお値打ちに商品になっています。私は、幅140センチ×長さ90センチのカーテンが4枚、幅100センチ×長さ90センチのカーテンを2枚の合計6枚(合計8400円)購入しました。

↓↓↓私が購入したカーテンがこちら↓↓↓


幅140センチ×長さ90センチのカーテンは後方座席側面と前方後方部分(上から見た全体図の1番、3番、5番、6番)に使い、幅100センチ×長さ90センチのカーテンはラゲッジルーム部分(上から見た全体図の2番と4番)に使いました。

カーテンをつけた状態の前方部分と側面部分はこんな感じになります。

2つのカーテンの間は、コードフックで挟み込むような感じで止めています。

こんな感じで2つを止めておくと2つのカーテンをピッタリと引っ付けることが出来ます。

前方部分と後部座席両側とラゲッジルーム部分(上から見た全体図の1番、2番、4番、5番、6番)にカーテンを設置した状態がこんな感じです。後方部分(3番)にはカーテンをつけずに後方から写真を撮っています。

左側の後部座席は倒していないのですが、これを倒しておけば全面フルフラット状態となります。

こんな感じでカーテンを設置する事が出来ます。カーテンを全て設置するのに必要な時間は10分ほどです。はじめは慣れないので少し時間が掛かるかもしれませんが、一度設置してやり方を覚えればすぐに設置できるようになると思います。

ダイソーで購入した部品代が全部で 1200円、カーテン代が全部で 8400円の合計 9600円で、車中泊用の遮光カーテンを設置する事が出来ます。

遮光カーテンにこだわらないのであれば、カーテンもダイソーで購入すれば部品代とカーテンを含めた全部で 2000円~3000円ぐらいで出来ると思います。

自作(購入・設置等)が面倒であれば、純正のカーテンを設置すればいいのですがメーカー純正品は4万円必要となるので、そのあたりは予算とご相談しながら考えていただければいいと思います。

さて、カーテンは全部で 9600円で出来たのですが、これだけでは車中泊は出来ません。あとは、車中泊用にフロアに敷くマットと寝袋を買いました。

私が購入したのは、ニトリに売っていた「大判長座布団(65センチ×190センチ:3000円×2個)」と「掛け布団にもなる寝袋(75センチ×190センチ:1900円×2個)」です。

実際に車中泊した際(6月)には、寝袋と毛布を持っていっていたのですが、結局寝袋は使わずに大判長座布団を下に敷いて毛布を掛けて寝ていました。

下の写真は「大判長座布団」を2枚敷いた状態で写真を撮っています。こんな感じで大人2人で寝てもスペース的には問題ない感じでした。

下に敷くマットは、私がニトリで購入した「大判長座布団」でも問題ないと思うのですが、意外とかさばります。座布団なのでフカフカしていて気持ちいいと思うのですが、畳んだ状態でも結構な厚みがあるので、片づけた時に場所をそれなりに取ります。なので、片づけた際のスペースを広く取りたい場合は通常のマットの方がいいかもしれませんね。

↓↓↓こんな感じのコンパクトになるマットの方がいいのかもしれませんね↓↓↓

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)のEVAフォームマットはキャンパーの定番アイテムでコストパフォーマンスが高くて多くの方に愛用されているようです。

発泡性のあるスポンジのような素材(EVA樹脂)で出来ており、マット内にも空気を多く含むことが出来る為、冷気が伝わりづらく、高い保温性能を実現しています。

蛇腹式で折りたたんでコンパクトに収納できるようになっており、非常に軽いです。凸凹がある表面によって見た目以上の厚みを持つことで出来るようになっており、クッション性に優れた素材となっています。

私が購入したニトリの「大判長座布団」でも問題なく使用できますが、車内に常備品として置いておくのであれば、蛇腹式でコンパクトに収納出来て、しっかりとクッション性のあるEVAフォームマットとかの方がお勧めなのかもしれませんね。

↓↓↓CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)のEVAフォームマットはこちらから↓↓↓


さて、これら以外に車中泊用に用意したもので必要不可欠だと思ったのは、ランタンです。

車の中で明かりを灯すのに、ランタンが必要となります。それなりの明るさと持続性があるものが必要になるのですが、ランタンも高いものから安いものまでピンキリなので、とりあえず私が購入したものをご紹介しておこうと思います。

私が購入したのは、「Lepro」のLEDランタン

最大1000ルーメンの明るさ(通常の懐中電灯が100~200ルーメンなので5倍~10倍ぐらい)になるので非常に明るいです。暗い車内の中では明るいと非常に助かります。

ランタンは1000ルーメン(明るい昼白色)・700ルーメン(青白くクールな昼光色)・300ルーメン(温かみのある電球色)・1000ルーメン(フラッシュ点滅・基本使わないと思う)の4段階に設定できるので、お好みの調光(点灯モード)に合わせる事が出来ます。

また、それぞれの調光(点灯モード)においてスイッチを長押しする事で明るさを無段階で調整する事が出来るので、車内の状況に応じてお好みの明るさに調整する事が出来るのも嬉しいですよね。

「Lepro」のLEDランタンは、電池式と充電式の両方のタイプがあるのですが私は充電式の方を購入しました。電池式だと電池の残量がどのくらいあるのか分からないし、使っている途中に電池切れになると困るので充電式にしました。充電式だと持っていくときに毎回充電しておけば満タンの状態で使えるので便利です。また、私のシエンタはハイブリッド車でコンセントを設置しているので万が一、充電が切れてもコンセントから再充電しながら使用できるので充電切れを心配する必要もないです(ちなみにシガーソケットからも充電できるみたいです:別途シガーソケットUSBが必要)。

モバイルバッテリー機能も搭載しているので、出力ポートからスマホやタブレットを充電する事も出来るので、ランタンとしての機能だけでなくモバイルバッテリーとしても使用する事が出来ます。

そして、IPX4の防水性能があるので、日常生活の雨水などによる水滴の付着や飛沫程度なら、ランタン本体に悪影響なく耐えることができます。キャンプや登山、アウトドア時に突然の雨が降りだしても心配ないそうです。車中泊に使用するので、あまり雨に濡れる事はないと思いますが、多少の水が掛かっても大丈夫なようですね。

車中泊にランタンは必需品となるので、どれがいいのか迷ったときには、「Lepro」の充電式LEDランタンがいいと思いますよ。

↓↓↓私が購入した「Lepro」のLEDランタンはこちらから↓↓↓


さて、最後に紹介するのは、あれば便利だと思ったものです。

それは、シエンタ車内の室内灯をLEDランプにするというものです。

そもそも、シエンタの室内灯は購入時にLEDランプにすることが出来ます。天井のルームランプとラゲッジルームのランプをそれぞれ純正のLEDに換えると 22,000円となります。購入した際にはあまり気にならなかったのですが、やはり室内灯などもLEDランプにした方が明るいかなと思って、あとで自分でLEDランプを購入して自分で取り付けました。

下の参考画像のように、最初から装着されているランプは電球色のような黄色に近い電球となるのでほんのりと車内を照らすといった感じですが、LEDランプに換えると昼白色のような明るい色となって暗い車内がくっきりと見えます。

写真でみても、明るさが全然違うと思いますが、実際に取り付けると本当に明るさが全然違います。なので、余裕があれば天井ルームランプとラゲッジルームランプはLEDランプにしておいた方がいいと思います。(運転席の上部ランプは最初からLEDランプになっているみたい)

新車購入時には普通のランプにしていたので、購入後に天井ルームランプとラゲッジルームランプをLEDランプに交換しました。

ネットで対応するLEDランプ(天井とラゲッジルームのセット)を買って自分で取り付けたのですが、これがなかなか苦戦しました。こういった作業があまり得意ではないというのがあるのかもしれませんが、思ったよりも設置するのに時間が掛かりました。

購入した金額が 7000円ぐらいだったのですが、手間暇を考えれば純正を最初から付けていた方が良かったかなと思っています。純正だと22,000円ぐらいするのでそれなりのお値段が掛かりますが、取り付ける手間賃を考えると最初から付けていた方が良かったと思います。

特にラゲッジルームランプを外すのが個人的には難しくて、何度も試行錯誤してようやく外すことが出来ました。無理やり外すと壊してしまいそうだし、そのあたりの力加減も難しくて非常に苦労しました。YouTubeなどを参考にしながら取り付けたのですが、専門業者に頼めるのであればその方がいいかもしれませんね。

とりあえず、仕方がないので自分で買って自分で取り付けましたが、1時間ぐらい試行錯誤していたと思います。

シエンタは、購入時期によってタイプが異なるみたいで、例えば2015年に販売されて2022年に販売が終了した2代目シエンタは170系と呼ばれているようで、その2代目シエンタ(170系)と今の3代目シエンタ(MXPL10系)とではLEDランプも少し形状が違うようなので、それぞれに対応したLEDランプを購入する必要があるようです。

シエンタに付けれるLEDランプは色々なメーカーが出しているみたいなので、気に入ったところで買えばいいと思いますが、私が購入したのは下の商品です。純正LEDルームランプと同一の日亜化学工業製LEDチップを使用しており、純正フロントマップランプ(運転席上部ランプ)と同色のLEDチップなので、車内の明るさに統一感が出ると思います。その代わり、お値段は他のメーカーよりも少しだけ高めだったと思います。

↓↓↓私が購入したシエンタLEDルームランプ↓↓↓


我が家のシエンタは、こんな感じで最低限の車中泊が出来るように用品をそろえて、カーテンは自分で材料を購入して作ってみました。とりあえず、カーテン・ランタン・マット・寝袋(毛布でも可能かも)などがあれば、何とかなります。

妻と2人で富士山まで行って近くの道の駅で車中泊してみましたが、とても楽しかったです。

シエンタのハイブリッド車にはコンセントをオプションで付ける事が出来るので、コンセントをつけると電化製品を車内で使う事が出来ます。AC100Vで消費電力の合計が1500Wの電気製品を使用する事が出来るので、電気ケトル(電気ポット)を持って行って、朝起きた後にシエンタの中でお湯を沸かしてコーヒーを飲んでみました。こんなことが車内で出来るようになっているなんて最近の車は便利ですね。

ちなみに、コンセントは新車購入時にしか付ける事が出来ず、後付け出来ないので必要だと感じた方は必ず新車購入時にコンセントをオプションで設定しておいてくださいね。

シエンタは非常に乗りやすくて、車中泊も出来るのでお勧めだと思います。もちろん、もっと大きなミニバンの方が車内空間も広くて、車中泊もやりやすいと思うのですが、シエンタでも最低限の広さは確保できるので大丈夫だと思います。

ただ、フルフラットにしたラゲッジルームは寝る場所しかスペースが取れないので荷物を置くほどのスペースはない状態になるので、荷物などは前席(運転席・助手席)に置かないといけないので、防犯上の観点から荷物の上から毛布やひざ掛けなどを掛けて荷物が隠れるようにしておいた方がいいと思います。

シエンタを購入している方は、ぜひ車中泊にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。旅行先で自由に動き回れるし、ホテル代を節約できる代わりに食事代を豪華にすることも出来るので、楽しい旅行になると思いますよ。

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 私もシエンタ(ガソリン車)を乗っています。
    3年前に購入したので、よしぞうさんが購入したシエンタの1つ前のモデルです。
    私の住んでいる家も駐車場が狭いのでコンパクトカーのシエンタを購入しました。
    シエンタですが、荷物を載せる空間が広いので、ものすごく使い勝手が良いです。
    シエンタで車中泊することも十分可能なスペース(長さ約2メートル)があるので、本当に良い車だと思います。
    私のシエンタは、新車で買って今年3年経ちますので、初めての車検を今年迎えます。
    今後10年ぐらいは私は今乗っているシエンタを多額の費用が掛かる故障でもしない限り乗り続ける予定です。
    現時点では、次に車を購入する時もまたシエンタを購入しようと考えています。
    私はシエンタで車中泊はしませんが(苦笑)、荷物はたくさん載せますので、シエンタを購入して正解だったと思っています。
    よしぞうさん、今後もシエンタで車中泊をして、旅行を楽しんでください。

    • こんにちわ、せいさん。

      せいさんもシエンタ乗ってらっしゃるんですね。シエンタ仲間ですね。
      シエンタは使い勝手がいいですよね。コンパクトカーだけど、後部が広くて使いやすいです。
      運転もしやすくて、小回りもきき、ドリンクホルダーも結構たくさんあって、本当に便利です。
      私も、大切に乗りながら、次もきっとシエンタにしていると思います。

  • シエンタいいですねえ。後ろが確かスライドドアでしょう?高齢者を載せるのにいいなあ。その割にコンパクトで運転しやすそうと思っています。トヨタは乗ったことないですが。
    車中泊もできるのいいですね。うちは家族が随分前のワンボックスの軽業務用に乗ってるので乗らなくなったら改造してキャンピングカー風にしようかと狙ってます。笑
    最近レンタカーで新車の軽に乗ってましたが、あまりの進化にびっくりです。燃費もいいし高速代も安いし税金も
    だから軽も魅力的だと思ってます。

    楽しみが増えていいですね!

    • こんにちは、森の子さん。

      シエンタは後部座席は両面スライドドアなので便利ですよ。
      高齢者や子供、買い物の荷物を入れる時なども、横に開くスライドドアは楽だと感じます。
      トヨタに乗るのは私はこれが初めてなんです。今までは日産やダイハツだったので。
      業務用のワンボックスだったらキャンピングカー風に変身できるので今の役割が終わったら、新しい楽しみ方が出来そうですね。

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