今後の相場の展開。

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昨日は、天気も良くて穏やかな気候で絶好の行楽日和でしたね。お出かけしていた方々も多かったのではないでしょうか。1年でも過ごしやすいシーズンとなっており、何をするにもいい時期になりましたね。

お出かけするなら天気がいい方が有難いよね

我が家はハイキングに行っていました。心地良かったです。

さて、株式市場も心地良い展開となってくれたらいいのですが、なかなか不安定な状況が続いており、先行きが不透明な感じになっていますね。

先週1週間のダウ平均は1.6%も下落しており、S&P500は2.3%の大幅下落、ナスダックにいたっては3.1%も大幅下落するなどの非常に厳しい1週間でした。これにより、10月の相場は現時点ではマイナスリターンとなっており、8月・9月・10月と3か月連続のマイナスリターンになっています。

米国株式市場の重しになっているのが、長期金利の上昇ですよね。ハマスがイスラエルに攻撃した事で中東情勢の悪化が高まり、一時は安全資産への逃避によって米国債券が買われる状況となり、長期金利も少し下がったのですが、その後はインフレ懸念や利上げ懸念などで再び上昇傾向となっており、2007年以来の16年ぶりの5%突破が目前となっています。

米国債券などで5%の金利(利息)が貰えるのであれば、リスクを取って株式に投資をする必要もなくなっていく(薄くなっていく)ので、金利が高くなれば株式は売られる展開となっていきます。

そこに中東情勢の悪化などでリスクオフになれば、更に株式市場には逆風となっていきますよね。

イスラエルがガザ地区へ地上戦を仕掛ける可能性は非常に高くなっており、地上戦となると巻き添えになる民間人の犠牲者も増える事から中東諸国が一斉に反発しそうです。アメリカや欧州主要国(イギリス・ドイツ・フランス・イタリア)などはイスラエルを強く支持しており、欧米と中東諸国との軋轢が高まりそうです。

中東情勢が悪化すると原油価格にも影響する可能性があり、原油価格が上昇していくようであれば、インフレにも悪影響を及ぼし、米国の長期金利の高止まりが続く要因となりかねないので、今後も株式市場には逆風になりそうな状況が続いていきそうですね。

今のところ、来月のFOMCでは金利を据え置く確率が95%という非常に高い予測となっており、現状維持が濃厚となっていますが、12月のFOMCで利上げが行われるようであれば(現時点では据え置きの確率が80%となっている)株式市場には波乱の展開となっていきます。

イスラエルのガザ地区への侵攻、そしてそれによるパレスチナの方々への被害の状況によって今後の状況が大きく変わっていくので、今後の展開には注意が必要ですね。

イスラエルは、ガザ地区への地上戦の前には空爆を強化すると発表していたので空爆が強まれば地上戦は秒読み段階になっていくと思います。

両者の争いは簡単には収まるものではないと思いますが、犠牲になる方々が少なくて済むように出来るだけ早く平穏に解決(もしくは妥協案)して欲しいですよね。

   

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