先週や先々週の米国株市場は、少し下落傾向になっていましたね。米国株市場が弱含みになっていたのは、AIへの投資が過剰投資になっているのではないかという懸念が持ち上がってきていたからですよね。ハイテク企業の各社がガンガンと半導体やデータセンターに設備投資を行っているが、費やした費用をカバーできるほどの売上や利益はまだ上がっていません。そのため、投資家に不安感が以前よりも増したようです。

AIへの投資は無駄に終わるのかな



AIの時代が来るのは確実なんだけどね
今後、あらゆる産業、職業、社会インフラなどにAIが導入されていくのは確実だと思います。ただ、それが収益を伴うかどうかは未知数なので、投資家達はハイテク企業達が設備投資に邁進していく現状に対して不安感が高まっている感じです。
AIへの投資が利益を取れないということはないと思います。確実に、AIへの事業は利益を取れる事になります。ただし、現在はまだまだAIへの導入時期であり、AIはほとんど普及していません。なので、収益自体もそれほど上がっているわけではないです。
今は、AIが普及していくために、データセンターを建て続けている状態です。そして、データセンターを建てた分だけ売り上げは確実に上がっているのですが、それでも需要が追い付かないので、更にデータセンターを建て続けており、新しいデータセンターが立ちあがって売り上げが入り始めても、需要(受注残)が残っていて次のデータセンターを作り始めないといけないので、追加で設備投資がかかる事になり、なかなか売り上げが設備投資の金額に追いついていかない状態です。
各社とも、手元のキャッシュをドンドンとつぎ込みながら、設備投資に邁進しており、豊富な資金を保有していた巨大なテック企業でさえ、キャッシュが不足し始めてきて、社債などを発行して、資金繰りをしている状態です。フリーキャッシュフローが赤字になってきた企業もあり、財務面での不安が高まっている状態です。
それでも、各社が設備投資の手を緩めないのは、受注残がちゃんとあり、需要が膨大に膨れ上がっているからです。作れば、注文があっという間に入り、すぐに受注できる枠が埋まってしまいます。数年先まで予約で埋まっている状態なので、供給が追い付いていない状態です。
いずれは、売上が設備投資金額を追い抜く時期がやってきます。ただ、それがまだ現実になっていないから不安が高まっているのですが、どこか一社でも売り上げが設備投資金額を追い抜いていくようになっていけば、株価は猛烈に急反発していくと思います。
それまでは、我慢の展開が続いていくのだと思いますが、本格的にAI時代がやってくると、先行投資した人々は大きく報われる時期が来るはずです。そして、その時期はあと1年~2年もすれば、やってくるのではないだろうかと思っています。


コメント
コメント一覧 (2件)
おはようございます。検索エンジンではグーグル1強になりましたが、お金やリソースの問題で分野ごとに強みを持つAIが2~4くらいに集約されるのではないでしょうか。
2000年代に新興通信会社が全米・世界中に敷設して破綻した大量の光ファイバーを生き残った通信大手や後のGoogle・Amazon・Microsoftなどがごみ同然の価格で買い叩いた時と同じことDCでおこなわれると予想しています。
生き残った企業はさらに強くなりそうですね
こんにちは、いわまさん。
私も、AIでは寡占が起こっていくのではないかなと思っています。
最先端のAI企業としては、アンソロピックとオープンAIともう1社ぐらい。
クラウドでは、グーグルとアマゾンとマイクロソフトが勝ち残ってくると思っています。
各社とも今は苦しいだろうけど、ここを抜ければ、他社が割り込めない強靭な体力と規模を誇る寡占状態となっていくんだろうなと感じます。