投資をしていてよく言われるのが「購入した銘柄を売ってはダメだ。下落したとしてもホールドを続けるべきだ」という感じのお話です。このようなお話は、間違ってはいないのですが、正しいとも言えない感じです。インデックス投資であれば、それでもいいのですが、個別株の場合は、それが正しいかは銘柄次第という事になります。

長期的に右肩上がりでないとダメだよね



特に個別株の場合、銘柄選択によって大きく変わってくるよね
私は、今まで色々な銘柄に投資をしてきました。成功もあれば、失敗もたくさんありました。ダメだと思った銘柄は、切っていきました。もしも、購入したら何でもかんでもホールドを続けていたのであれば、今のような資産額にはなっていなかったと思います。
私の投資の中で一番成功したと言えるのは、中国株のテンセントに投資をしたことです。テンセントには、170万円を投資して、売却した時には約 6000万円(税引き後で約 5000万円)になっていたのだから約 30倍ほどになっており、非常に大きく増えたと思います。
でも、このテンセントも、私が保有している時で一番大きく増えた(株価が一番高かった時)の評価額は、1億円になっていました。その後、株価が下がっていき、最終的には 6000万円になったところで売却しました。
このテンセントをその後もホールドをし続けたとしたら、最高値の株価(707HK)の時の評価額は 1億2000万円となっていて、現時点での株価(428HK)では、7400万円ほどとなっています。
つまり、テンセントに投資した株価の推移はこのようになっていました。
170万円・・・・・(購入金額:2009年1月)
1億円・・・・・・・(保有時の最高値)
6000万円・・・・(売却時:2018年8月)
1億2000万円・・(保有を続けた場合の最高値)
7400万円・・・・(現在も保有を続けた場合)
売却時よりも、今の評価額は増えています。2018年に 6000万円で売却していますが、今の時点(2026年10月)で売却した場合は、7400万円なので確かに増えていますね。7400万円-6000万円=1400万円という事なので、2018年から2026年までの 8年間で1400万円増えたという事になります。
「7400万円÷6000万円=23.3% 23.3%÷8年間=2.9%」
という事なので、1年間あたり 2.9%ほど増えているという感じです。こうやってみると、あのまま保有を続けていると、増えてはいますが 1年間あたりで 2.9%ほどの増加なので、あまり増えていませんよね。
テンセントを売却後は、米国株に投資をしました。テンセントを売却した2018年8月~現時点までの米国株の主要指数である S&P500の値動きを確認してみると、162.9%(2.62倍)上昇しています。1年あたりで換算すると、20.3%の上昇となります。
つまり、テンセントをそのまま保有し続けていた場合、2018年8月から現時点までで、23.3%(1.23倍)となっていたのに対して、米国株(S&P500)の場合、162.9%(2.62倍)となっているので、かなり大きくパフォーマンスが変わっていますよね。
「テンセントをそのまま保有した場合と、S&P500に乗り換えた場合」
テンセント 6000万円 → 7400万円
S&P500 6000万円 → 1億5700万円
今の私の投資資金は、結構大きな金額(約 1億 8000万円)になっています。あのままテンセントに投資を続けたままだった場合、7400万円ぐらいだったのを考えれば、テンセントを売却して米国株に乗り換えて正解だったと思います。
テンセントの場合は、株価が下がり続けたわけでもなく、売却した時点よりも株価は上がっており、そのまま投資を続けていても資産は増えているので、失敗したという訳でもないです。でも、テンセントに投資を続けていたのであれば、FIREなどは出来ていなかったと思います。
テンセントの場合は、株価が下がっているわけでもないので、まだマシなのですが、私が投資した個別株の中には大きく下がったままの銘柄もあり、損切などをして切り替えていなければ、低空飛行のままで投資資産なんて全然増えていない状態だったと思います。
個別株投資に関しては、「買ったらホールドを続けていく」というのは、必ず正しいという訳ではなく、投資する銘柄によって大きく結果が変わってくるので、それぞれの銘柄の動向を確認しながら、常に保有株をアップデートしなければいけないと思います。


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