先日、ウォール街のBernstein(バーンスタイン)が次世代データセンターネットワークへの強気な見方を示したことを受けて、株式市場では光ネットワーク関連株が急騰しました。特に、コヒレント(COHR)はデータセンターのスイッチが高速化するにつれて光モジュールの需要が増加するとの指摘を受けて、株価は1日で10%も上昇していました。

今のデータセンターは、銅配線が主流なんだよね



データの高速化を考えると将来的には光配線になるよ
現在の半導体チップなどに使われている配線は圧倒的に銅配線が使われています。データセンター内の半導体同士を結ぶような配線(最大3m以内)のほとんどは銅配線です。従来はこれでも対応できていたのですが、年々半導体内の情報量も増えていき、一気に多量のデータを早く送りたいときには光回線の方が優れています。
今でもすでに長距離の配線については光回線が主流です。データセンター間の配線などは光回線です。分かりやすい例でいえば、私たちの家に届くインターネット回線も光回線が主流ですよね。でも、家の中は壁からルータなどへの配線などは銅配線になっていると思います。
データセンターも同じような感じで、データセンター同士の配線は光回線でも、データセンター内にある半導体同士の接続は銅配線が主流となっていました。従来の半導体の情報量であればそれでも良かったのですが、これからは半導体自体のデータ量も増えており、銅配線では送るのが難しくなっていくようなので、短距離である半導体同士の接続も光配線で繋いでいく事が主流となっていくと想定されています。
現在、データセンター内のサーバーとTop-of-Rackスイッチをつなぐような1~3m程度の短距離の接続では、銅配線が圧倒的なシェアを占めており、銅配線のシェアは90%ぐらいで、光配線のシェアは10%程度しかありません。ほとんどが銅配線となっているのですが、今後はこれが光配線に刷新されていきます。
今までは銅配線でも問題なかった場所でも、GPUやCPUの高性能化によってデータ量が格段に増えていき、今後は光配線でないとデータ量を送る能力もデータを高速で送る能力も銅配線では対応できないようになっていくのです。
これらの光配線関連の銘柄は、GPUやCPU、半導体メモリなどのように、今まさにガンガンと売れているというわけではないです。これから売れていくかもしれないという段階です。しかしながら、ウォール街の中では有望視されるようになっており、先日の光ネットワーク企業への今後に対する強気な見通しによって上昇し始めています。
私がCPO(光電融合)関連銘柄である「マーベル・テクノロジー」、「ルメンタム」、「コヒレント」に投資をしたのは、9月2日なので、たった1か月前です。にも関わらず、これらの企業はすでに株価が大きく上昇しています。
マーベル・テクノロジー 32.1%上昇
ルメンタム 25.4%上昇
コヒレント 25.2%上昇
これからも、データセンターはガンガンと増設されていきます。そして、現時点では近距離(半導体同士など)の配線は銅配線が主流となっていますが、GPUやCPU、生成AIの性能が上がっていくにつれて、今後の設備では光配線を採用していくところが急増していく事になる可能性が高いです。
そうなると、こういった銘柄がエヌビディアやブロードコム、マイクロンのように大きく注目される日が来るのではないかなと思います。今は主流ではなくても、これから主流となっていくのであれば、いずれは主役に躍り出る日がくるはずです。
なので、今のうちにコツコツと仕込んでいくといいのではないかなと思っています。


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