先日、母より「銀行さんから定期預金の金利が優遇されるキャンペーンがあるから、ぜひご利用ください。と案内が有ったのだけど、どう思う」という内容の LINE(ライン)があった。LINEの文字だけでは分かりにくいから、直接、我が家に来て内容(チラシ等あれば)を見せてと伝えていたんだ。

キャンペーンの条件も色々あるよね



新規預金の場合や抱き合わせ商品の場合など色々だよね
後日、我が家に持ってきてもらったチラシをみると、よくある銀行さんの金利優遇キャンペーンで、定期預金と同額の投資信託を購入すれば定期預金金利が大幅に上がるというものだった。
例えば、300万円を定期預金に新規に入れて、同時に投資信託を 300万円購入すれば、通常の定期預金金利に 2.0%ほど上乗せする(1年間だけの限定)という物。現在の銀行の定期預金金利が大体 0.4%ぐらいなので、合計で 2.4%ぐらいになるというものだった。
で、お勧めされてきた投資信託をみてみたら、「A」という投資信託は、購入時手数料が 1.5%、信託財産留保額(解約時手数料)が 0.3%、信託報酬が 0.6%という感じで、「B」という投資信託は、購入時手数料が 3.3%、信託財産留保額(解約時手数料)が 0.1%、信託報酬が 0.5%という感じだった。
定期預金と一緒に投資信託を購入すれば、金利が2%も上がるから得だと思ってしまうけど、これってあまり得にはならないよね。
仮に、「A」という投資信託と一緒に購入したとすれば、定期の金利は2%上がるけど、まず大事な点は金利優遇は1年間だけなんだよね。そして、「A」の投資信託の手数料をみると、購入時 1.5%、解約時 0.3%が掛かるので、売買時の合計で 1.8%の手数料がかかる。そして、毎年信託報酬が 0.6%掛かるので、この時点ですでに2%を超えるんだよね(1.5%+0.3%+0.6%=2.4%)。
優遇された金利以上に手数料を投資信託で支払って、更に毎年 0.6%の高い手数料を払い続ける事になるので、別に得にはならないキャンペーンだよね。
これ、ノーロード商品(購入時手数料不要)で信託報酬が低いインデックス投資信託を購入しても対象になるのであれば、まだマシなのだけど、大抵は手数料の高い投資信託でないと金利優遇キャンペーンの対象にならないケースが多いんだよね。今回の銀行さんの金利優遇キャンペーンでも、やはり信託報酬が低いインデックス投資信託は対象外だったんだよね。
ちゃんと金利優遇になる際の条件をみれば分かるのだけど、普段から投資をしている人ならばともかく、あまり投資に馴染みがない方々にとっては、定期預金の金利が上がるのであれば少しぐらい投資信託を購入してもいいかなと思ってしまうみたいなんだよね。もちろん、銀行側も投資信託の手数料についてはちゃんと説明しているんだけど、サラッと流しながら説明するので、慣れていない人は聞きそびれる(聞いていてもちゃんと理解していない)場合が多いよね。
定期預金の金利優遇の期間についても、1年間限定だったり、少ない場合は3か月だけだったりするよね。これも「年利2%上乗せ」って部分だけを聞いて、ずっと2%の金利が付くと勘違いしてしまう事があるみたい。チラシなどにもちゃんと書いているけど、よく見ていない(読んでいない)ケースもあるんだな。
うまい話なんて、そうそう転がっているわけはないので、条件等はしっかりと確認しないといけないよね。


コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちわ
よしぞうさんお久しぶりです。
私も銀行の退職金優遇プランで悩んでいた所です。とりあえず3ヶ月だけ定期預金にして後は、又考えますと。ファンドラップで儲けた時の合計の手数料がね。
こんばんは、240ZGさん。
まとまった資金があると銀行さんから色々な商品を提案してもらう機会も多くなりますよね。
信託報酬の低い投資信託などであればいいかもしれないのですが、高い手数料のものと抱き合わせのケースが多いので困りますよね。
新規資金(預金)の預け入れで金利が優遇などだとストレートで分かりやすいのですが、抱き合わせでの優遇だと条件を確認しないといけないのが面倒ですよね。