天才ウォーレン・バフェット氏の退任と今後の影響

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投資家であれば誰もが尊敬するウォーレン・バフェット氏。バークシャー・ハサウェイを率いて資産を運用し続け、抜群の投資成績を収めています。その実績から投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェット氏。そんなバフェット氏がついに今年度末でバークシャー・ハサウェイのCEOを退任する事となり、後任にはグレッグ・アベル副会長を指名しました。

あのウォーレン・バフェット氏がついに第一線から退くみたいだね

でも94歳の現在まで第一線にいたのは凄いよね

ウォーレン・バフェット氏はバークシャー・ハサウェイのCEOを降りる事になるのですが、会長職には留まるようです。なので、完全に表舞台から退いていくという訳ではないです。でも、CEOではなくなるので影響力は弱くなりますよね。

CEO(最高経営責任者)の場合は、企業の日常的な経営を統括し、戦略の実行や重要な投資判断を直接主導する立場となります。なので、バフェット氏もCEOの時は、バークシャーの投資先選定、企業買収、子会社の経営方針に深く関与しており、特に彼の投資哲学(バリュー投資や長期保有)を反映した意思決定を一手に担ってきました。

もちろん、株主総会での質疑応答やメディア対応などにも積極的に対応しており、対外的な顔としての役割も大きかったです。多くの投資家は株主総会におけるバフェット氏の発言に注目していたと思います。

今後は、会長職となる事で主に取締役会の議長として戦略的な監督やガバナンスを担当し、日常の経営には関与せずに長期的なビジョンや方針の策定、CEOや経営陣の助言・監督に重点を置く方向性となります。

バフェット氏がCEOから会長に移行した後は、投資判断や買収の最終決定権は後任CEO(グレッグ・アベル氏)に移り、バフェット氏は助言者や象徴的な存在として機能すると想定されています。

バフェット氏がCEOの頃には、コカ・コーラ社への投資やアップルへの集中投資、日本の五大商社への大規模投資などを直接的に選定・主導していましたが、今後はグレッグ・アベル氏に投資や買収の具体的な判断がゆだねられ、アベル氏はエネルギー事業での実績が強く、株式投資よりも安定収益を重視する戦略にシフトする可能性があると指摘されています。

それでも、バフェット氏はバークシャー・ハサウェイの議決権の30%程度を保有する筆頭株主であることから、大きな戦略変更やCEOの選任に関しては強い影響力を保持し続ける事になります。それでも、基本的には後任のアベル氏に一任する事が多く、バークシャー・ハサウェイは新たな時代へと突入していく事になりそうですね。

バフェット氏への関与が減る事で、バークシャー・ハサウェイの意思決定スピードやリスク許容度が変化する可能性があり、アベル氏は積極的な買収に定評がある事からバフェット氏よりも大胆な投資を行う可能性があるとされてます。

新生バークシャー・ハサウェイは、バフェット氏が率いていた頃と比較される事が多くなりそうですが、新たな旅立ちがスムーズに進み、今までと同じように株式市場を先導するようなパフォーマンスを見せて欲しいですね。

私達の投資にも大きな影響を与えてくれたウォーレン・バフェット氏。私が一番参考になったと思う本がウォーレン・バフェット氏の「バフェットの銘柄選択術」という本であり、投資を始めた初期の頃に読み、その後の投資に大きな影響を与えてくれた本です。そして、この本と出合った事が今の私が1億円以上の投資資産を構築する事ができた大きな要因となっています。

ひとまずは、第一線から身を引くこととなったバフェット氏。私達に大きな好影響を与えてくれた事に改めて感謝したいと思います。

     

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