最近の米国株市場は不安定な相場になってきましたね。取引開始後に大きく下がり始めたかと思えば、終盤ぐらいから盛り返して結局前日比プラスで取引を終えたり、取引開始後は上昇していたのに終盤にかけて急に下がり始めて前日比マイナスで取引を終えたりと、1日の相場の中でも不安定な状況が増えていますね。

米国市場の先行きが不透明な感じだよね



景気の不安定さと関税によるインフレへの懸念が高まっているね
トランプ政権が各国に対して関税を掛けようとする動きが強まっていて、インフレの懸念もあるし、関税によって物価高になる事によって景気が悪化していくという懸念もあるし、不安定要素が高まっているよね。
ただ、トランプ氏の関税に関してはディールの一環として脅しに使っている要素が強いという意見もあり、ディールであれば関税を掛けても、暫くするとお互いに妥協点を探りあって関税も落ち着くことから景気への影響も限定的だという事で、経済の悪化も大したことないという想定もあって、株式市場も強気派(中立派)と弱気派に分かれているみたいだね。
それぞれの想定や思惑も重なって、市場もどっちつかずの様相を見せながらも、弱気に傾き始めているといった感じなのかな。
最近の米国市場は下落基調になっているから、大きく下がり始めたという印象を持っている人がチラホラといるみたいなのだけど、S&P500などをみてみるとまだ高値から6%程度しか下落をしておらず、最近の米国市場は下落基調になっているから、大きく下がり始めたという印象を持っている人が多いみたいなのだけど、S&P500などをみてみるとまだ高値から6%程度しか下落をしておらず、調整局面にすら入っていない感じだよね。
株式市場が高値から10%程度下落すると調整局面入りしたとなって、市場の空気が弱気に傾き始めたという感じになっていくのだけど、まだそこまでは行っていないね。
近年の米国株市場は、テック大手企業(エヌビディアやアマゾン、マイクロソフト、テスラなど)が市場を牽引して大きく上昇していたけど、下落相場となると今度は逆に市場を大きく牽引していたハイテク企業から真っ先に資金が抜けていくので、今まで上昇してきた銘柄などはS&P500などの指数よりも大きく下落する事があるかもしれないね。
基本的には、時価総額上位にいるような大型テック企業であれば、短期的に大きく下落する場面があったとしても長期的にみれば問題ない場合が多いので、下落相場になったとして踏ん張っていればいいと思うのだけど、今までが好調だった分の反動が来ると大きな下落を伴うかもしれないのでホルダーとしてはしんどいかもしれないね。
そこを耐えれば、また春が訪れてくると思うので、下落するような展開となったとしても皆で頑張っていけたらいいなと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。
いつも有益な情報をありがとうございます。
昨夜中国関連のニュースで習近平さんとジャック・マーさんが大型企業のCEO達と一緒に映っているのを見ました。
以前よしぞうさんがそろそろ中国株も良いかもとおっしゃっているブログを読んでから時々中国市場も見始めています。
中国株は良い時から見れば低迷がまだ続いているのか?と思いますが。
よしぞうさんの見解などご教示いただければ嬉しいです。
こんばんは、よしぞうファンさん。
いつも、ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
中国株は、だいぶ戻してきましたね。
まだ最高値には届いていませんが、そのうち届くかなと思っています。
トランプ氏がウクライナとロシアの停戦(もしくは終戦)を力づくで進めそうなので、ロシア問題が解決すると中国市場にも資金が戻りやすくなるのではないかなと思っています。
中国株はボラティリティが大きいので波がありますが、安価な製品づくりが得意な中国が安価なAIで攻勢をかけていく事が想定されており、中国テック大手などは伸びそうな感じかなと思っています。