来年からはトランプ氏が大統領に就任して米国のかじ取りをしていくことになるね。強い個性を持っているトランプ氏なので不安材料もたくさんあるけれども、経済に関する意欲は人一倍強く、景気の動向を非常に気にする人なので、上手く米国経済を持ち上げていってほしいよね。
経営者としても手腕を大統領になっても発揮してほしいよね
トランプ氏の強いリーダーシップが良い方向性に進んでほしいよね
トランプ氏が選挙中から公言していた関税強化や不法移民の排除などはインフレを引き起こしやすいとして警戒されている部分もあるのだけど、アナリストなどからは来年の米国株市場は上昇するという予測が多く出ているみたいで、基本的には米国株は来年も調子が良い想定となっているみたいだね。
ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーのアナリストなども来年のS&P500の想定を引き上げていたので、来年も強気な想定が増えているみたいだよ。
「S&P500の年末時点での想定」
S&P500の来年の年末時点 | 従来の想定 | 新たな想定 |
---|---|---|
ゴールドマン・サックス | 6300 | 6500 |
モルガン・スタンレー | 5400 | 6500 |
各社のアナリストの平均 | 6000 | 6000 |
ゴールドマン・サックスのアナリストも、モルガン・スタンレーのアナリストも、共にS&P500の来年の年末時点の想定は 6500ポイントに設定しており、これは現在のS&P500の水準から10%近く上昇した水準に設定しているみたいなんだ。来年も期待できそうな感じだよね。
短期的にみても、例えば大統領選挙後の2か月間(60日間)の騰落率を確認してみても、過去10回の大統領選挙後の2か月間は、9勝1敗で上昇している事が多く、アノマリー的にみると大統領選挙後は上昇する事が多いみたいだね。
ちなみに、大統領就任1年目の株価の騰落率を確認してみるとこんな感じだよ。
「S&P500の大統領就任1年目の騰落率」
1985年 | 1989年 | 1993年 | 1997年 | 2001年 | 2005年 | 2009年 | 2013年 | 2017年 | 2021年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
+26.3% | +27.2% | +7.0% | +31.0% | -13.0% | +3.0% | +23.4% | +29.6% | +18.8% | +26.8% |
♪何だか~、来年も~、勝てそうな気がする~♪
あると思います!
トランプ氏の場合は、何かと不安材料が多いような気もするけど、経済を良くしようという思いは強い人なので、ひとたび景気が落ち込むことがあるようであれば、強い圧力を使ってでもFRBに利下げを強要したりと、なりふり構わず矢継ぎ早に動き出すだろうから、何とかなるんじゃないかな。
今のところ、FRBも利下げを継続していく方針のようなので、このまま経済も穏やかに上昇していく形になってくれるといいね。
コメント