インフレ再燃懸念で長期金利上昇。米国債券ETF下落でピンチ

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高い政策金利を続けていたFRB。しなしながら、そろそろ景気へのダメージを考慮してFRBは今年の9月に利下げへと方針を転換したんだな。しかも、リセッションを恐れて0.50%の大幅利下げを実施する事になったね。

0.25%じゃなかったのは予想外だったね

予防的利下げの段階で0.5%の大幅利下げは予想外だったね

9月の時点では、今後景気は少しずつ衰えていき、インフレは更に低下していく事から、利下げを継続していくという想定だったみたいなんだけど、実際には景気は衰える気配がなく、依然として好調をキープしており、リセッションに陥る可能性が後退しているみたいだね。

景気が好調を維持している事から、従来の想定通りに順調にインフレが収まっていくという想定に疑問がうまれてきたみたいで、インフレが収まらずに再び高まっていくのではないかという懸念が持ち上がっているようだね。

更に追い打ちを掛けているのが、大統領選挙においてトランプ氏が優勢となっているみたいなので、もしもトランプ氏が大統領に当選すると「減税」と「関税強化」を行う事が有力視されているため、その影響でインフレが高まっていく可能性が指摘されているんだな。

再びインフレが高まっていくのであれば、利下げなんてしている余裕などなく、利下げは停止する必要があるし、インフレの状況次第では再利上げという最悪の展開も視野にいれる必要が出てくるかもしれないよね。

市場では、利下げの停止の可能性を視野にいれながら長期金利(10年国債利回り)が上昇していて、少し前までは4%を切っていた長期金利が今では4.2%台に乗せているね。

長期金利が上昇している事から、米国債券ETFの株価は下落をしていて、私が保有している米国債ETFは全て含み損になってしまっているという最悪の展開となっているんだな。

とりあえず、現時点での市場の想定では11月と12月のFOMCにおいては、0.25%の利下げを継続していくという想定になっているんだけど、その通りにならなければ米国債券ETFは更に厳しい展開になっていきそうだね。

個人的には、キャッシュで置いておくよりは長期債券ETFにしている方が、パフォーマンス的に良くなるだろうという下心で運用していたのだけど、このような状況だとキャッシュで置いておく方が断然良かったよね。

まあ、経済状況にもよるけれども、高金利をいつまでも続けていくと景気へのダメージが懸念される事から、いずれは金利を下げていく展開になっていく事があるのだろうけれども、現状ではそれがまだ当分先の話になりそうだよね。

それまでは、含み損の米国債ETFを抱えながら悶々とした日々を送らないといけないのかもしれないね。

   

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