大手テック企業の中でも独自の路線

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米国を代表する大手テック企業として有名なのは、アップルやマイクロソフト、グーグル(アルファベット)、アマゾン、そしてメタプラットホーム(旧フェイスブック)だよね。皆さんの中にも、これらの企業を1つぐらいは保有している人が多いのではないかな。

私は、グーグルとアップルを持っているよ

私は、アマゾンとマイクロソフトを持っているよ

これらの企業は、世界の時価総額ランキングでも上位を独占していて、これらの企業にエヌビディアやテスラを加えて、マグニフィセント・セブン(神セブン)とも呼ばれているね。

さて、この中でも少し異質なのがメタ・プラットホームだよね。インスタグラムやフェイスブックなどのSNSを運営している企業なのだけど、売上のほとんど全て(売上の97%)を広告収入の1本足打法で叩き出している企業だね。

世界の時価総額ランキングでも5位に位置していて、世界規模の超巨大企業でもあるにも関わらず、2年前の株価から考えると、約6倍にも株価が膨れ上がっているという大暴騰を見せているんだよね。

「メタの2019年~現在の株価チャート」

2年前に 100万円を投資していたら600万円になっていたんだから凄いよね。

ただ、2年前には株価が大幅に下落していたので、この当時に投資をするのはなかなか難しい判断だったと思うよ。株価が382ドルから88ドルへと77%も下落するという大暴落をしていたので、この頃にメタに投資をするのには非常に勇気がいったよね。

この頃のメタは、売上が上場以来初めて前年対比を割り込んだり、メタバースに全力で挑んで失笑をかっていたりと、何かと不安材料ばかりが目立っていた時期だったね。メタが発表したメタバースのスクショをみて失望した投資家も多かったのではないかな。

「当時、メタのCEOが公開したメタバースのスクショ」

個人のパソコンでも作れそうだぞ

メタバースって何だったんだろうね

メタプラットホームは、メタバースに全部振りして大失敗したけれども、「新しいものをすぐに取り入れる」という姿勢は、AIブームにもいかされていて、生成AIへの導入もいち早く取り組み、今度は成功しつつあるよね。

経費削減にも力を入れており、2021年には前年対比で34%増加、2022年には23%増加していたコストは、2023年にはわずか1%増加程度に抑えていて、筋肉質なスリム体形へと生まれ変わるように努力していたみたいなんだ。

生成AIを提供する企業は、ユーザー向けのサブスクリプションや法人企業向けの有料サービスを中心として収益モデルを構築しているけれども、メタプラットホームは顧客に生成AIを無料で開放しながら、あくまでも広告収入で収益を上げていくという独自の路線を貫いているね。

基本的には、今後もこの方針(サービスを無料で提供して、広告収入で回収)を続けていくことになるのだけど、状況によっては生成AIなどへの課金という新たな収益化も可能性としては指摘されていて、今後もSNSの主流派としてメタが存在感を示し続ける事を考えると、メタの成長性も高いものがあると想定されているようだよ。

現在のPERは、26.7倍と大手テック企業としてはそれほど高くない水準となっていて、1年後(2025年度)の予想PERは 22.5倍、2年後(2026年度)の予想PERは 19.7倍となっていく想定のようだね。

広告収入という1本足打法だけで世界のトップにまで上り詰めたメタは、生成AIブームによってもう一段階生まれ変わる事が出来るのかもしれないね。

    

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