トランプ新政権が発足するまであと残り約1か月。新大統領になるトランプ氏には強大な権力が与えられ、上院・下院ともに共和党が過半数を占めている事から、政権運営や政策などはスムーズに進むと想定されているようだね。
第1次トランプ政権のように関税を材料に他国に圧力を掛けそうだね
米国は、経済・軍事共に強大なので強い圧力になるよね
前回の第1次トランプ政権でも、関税を武器に各国に個別に圧力を掛けて米国に有利な条件での妥協を模索していたように、今回も関税を武器に米国の要求を出来るだけ飲んでもらうように圧力を掛けていくだろうね。
トランプ氏は出来るだけ自分の要求が通るように交渉するのが上手く、ビジネスマンらしい駆け引きが得意だよね。それは、国同士の交渉だけでなく、個別の企業にも同じことが言えるんだよね。
なので、出来るだけトランプ氏を味方につけている方が企業にとっては何かと有利になるので、トランプ氏に取り入ったり、敵対行為と取られないように慎重に行動したりと、各企業も今後のトランプ政権の動向に戦々恐々としているみたいなんだ。
大統領選挙の時からトランプ氏を強烈にバックアップしていたテスラを率いるイーロン・マスク氏は、新政権の重要幹部として重宝されており、今後の政策にはある程度はマスク氏の意向が反映される可能性がある事から、テスラにとっては先行きが明るい感じだよね。
一方で、トランプ氏に気に入られていない企業にとっては、トランプ氏との関係が悪化したままでは今後の企業運営において死活問題になりかねないので、関係改善に動く必要があるかもね。
最近の例では、メタ(旧フェイスブック)の創業者であるザッカーバーグ氏がトランプ氏と先日に会談を行ったみたいだね。メタは、前回のトランプ政権の末期に、トランプ氏が落選してバイデン氏が当選した大統領選挙後に起こった米国連邦議会議事堂襲撃事件の際に、事件を受けてトランプ氏のフェイスブックとインスタグラムのアカウントを凍結するという処置を行っていたね。
これにトランプ氏は猛反発していて、結局は自分で新しいSNSを立ち上げる事になったよね。その後に、結局は今回の大統領選挙の前に、フェイスブックとインスタグラムのアカウントは復活する事になったんだけど、トランプ氏にとっては発言の機会を奪われて、自由を侵害されたと認識していたみたいだね。
なので、メタの創業者であるザッカーバーグ氏とトランプ氏の関係はあまりよくなかったのだけど、さすがにトランプ氏が再び大統領になった事で、このまま険悪な関係のままではメタの事業にも支障を及ぼす事があるかもしれないから、ザッカーバーグ氏は早急にトランプ氏との会談を設定して、関係構築に動き出していたね。
今後も、経済界や各企業のトップなどがトランプ氏を訪問しながら、出来るだけトランプ氏の機嫌を損ねないようにしながら、良い関係構築が出来るようにしていくんだろうね。
米国ファーストを打ち出しているトランプ氏。今のところは、ハイテク企業などに対しては寛容な態度を表明しているので、ハイテク企業は今まで通りの成長を確保できそうな感じなのだけど、各企業にはトラの尾を踏むことがないように発言などは慎重にして欲しいよね。
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