AIファイブの時代がやってきた!

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かつては世界の席巻してリードしている超ハイテク企業としてGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)という言葉があった。それにマイクロソフトが加わり、GAFAMの時代だと言われるようになっていた。時代は進み、テスラやエヌビディアの躍進によってマグニフィセント・セブン(アップル、マクロソフト、エヌビディア、アマゾン、グーグル、メタ、テスラ)の時代となりました。

エヌビディアの勢いは凄いよね

マイクロソフトの安定感も素晴らしいよね

米国株はGAFAMなどのハイテク企業を中心に上昇を続けており、近年急上昇しているエヌビディアやテスラなども米国株を牽引している重要企業の仲間入りを果たしていました。

最近は新たに生成AIブームとなり、特にエヌビディアの上昇力が著しく目立っています。生成AIに必要な半導体は非常に需要が旺盛となっていて半導体企業は新しい成長サイクルに入ったといわれています。

そんな新たな生成AI時代において、マグニフィセント・セブンはすでに古い分類とされて新たな造語が生み出されていったようです。

それが、「AIファイブ」です。

  • エヌビディア
  • 台湾セミコンダクター
  • アドバンスト・マイクロ・デバイセズ
  • ブロードコム
  • マイクロソフト

AIに強い銘柄、AIブームを先導する銘柄、AIに必要な半導体を生産する銘柄、などで構成された「AIファイブ」が今後の米国市場を先導していくとされています。

「エヌビディア」

4~5年前までは一部の投資家が知っている有望企業といった位置づけでしたが、今ではもう誰もが知っている有名な企業となりましたね。ゲームなどの画像処理に必要不可欠であったGPUは、その処理能力の速さから生成AIなどの処理に必要不可欠な製品となっており、クラウドなどのデータセンターなどに多量に納入される事となっています。

各企業が先を競ってエヌビディアのGPUを買い漁っており、データセンターにおいてエヌビディアのGPUは無くては成り立たないぐらいの基幹製品となっています。今後も、クラウド市場は拡大が予測されており、またEVなどの自動運転にもGPUが使われていくとされている事から、需要の更なる拡大が期待されています。

「台湾セミコンダクター」

半導体生産において必要不可欠な企業であり、社会生活においてあらゆる商品に半導体が搭載されている現在においては、世界中の半導体の半分ほどを生産しているという台湾セミコンダクターはインフラ企業とも言えるほどの重要な企業となっています。

飛ぶ鳥を落とす勢いのエヌビディアも、台湾セミコンダクターがないと成り立たない企業であり、最先端の半導体生産では台湾セミコンダクターが世界最速・最大の生産企業となります。AIブームで半導体は必須の製品となっていますが、その半導体自体を生産できる台湾セミコンダクターは業界の動向を左右する存在となっています。

「アドバンスト・マイクロ・デバイセズ」

エヌビディアを追いかける半導体メーカーであるアドバンスト・マイクロ・デバイセズも今後のAIブームに大きく乗っていける企業の1つです。データセンターのGPU市場においてはエヌビディアが90%のシェアを占めており圧倒的な1強状態となっていますが、王者エヌビディアを切り崩す事が出来る唯一の企業がアドバンスト・マイクロ・デバイセズです。

今話題になっているGPUだけでなく、CPUにも強みを持っており、CPUの王者であるインテルが独占していたCPU市場からシェアを徐々に奪っています。GPU、CPUともに業界2位のポジションを築いており、どちらの市場もシェアの拡大をしていける事で成長性が期待されています。

「ブロードコム」

ブロードコムは、無線(ワイヤレス、ブロードバンド)および通信インフラ向けの半導体製品、ソフトウェアなどを製造販売するファブレス企業であり、世界第5位の半導体企業です。無線通信向け半導体に強みをもっており、アップルがブロードコムの半導体を採用しているように技術力に秀でています。

AI開発においては、機械学習と呼ばれる膨大なデータ量の計算が必要であり、データセンターは膨大な処理能力を求められます。つまり高速な計算処理機能が必要であり、そしてその処理には、高いパフォーマンスのネットワーキングソリューションが必要となります。その半導体ソリューションを構築できるブロードコムは今後もAIブームの恩恵を受けるとされています。

「マイクロソフト」

長年ハイテク企業の王者として君臨してきたマイクロソフトは、従来のOS(Windows)やオフィスソフト(Word、Excel)以外に、近年ではクラウド事業で大きく成長しており、それに加えて最近では生成AIでも先頭を走っているという盤石の体制を作り上げています。

一般顧客(個人・企業)に生成AIを提供する窓口として、マイクロソフトが圧倒的なリーディングカンパニーとなっており、従来の製品(OS、オフィスソフト、クラウド)に生成AIを組み込みながら業績の向上が計れる事から、安定した成長性が期待されています。

「AIファイブ」の企業は、今後のAIブームを主導する企業達であり、これからもAIが発展していくのであれば大きく成長していく可能性が高い銘柄であり、注目されている企業です。

ウォール街では、成長する企業が現れる為に造語が作られていき、GAFAMやマグニフィセント・セブンといった言葉たちが流行っていました。そして、今はそれが「AIファイブ」へと移行していこうとしています。

次世代の企業は、AIに関連する企業となっていく可能性が高く、「AIファイブ」が今後の米国株市場を牽引していく存在となっていくのかもしれませんね。

    

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • AMDだけは違和感がありますw
    まだ業績に大幅に反映されていないだけでなく、GPUの超低シェアと予想PERはNVDAより上。メインのCPUも最近大手ハイテク企業のCPU着手&x86→ARM移行などリスクが高まっています。

    どちらかというと、今はかなり期待値だけ高い状態じゃないかと思っています。

    ただAMDにはNVDAが独占企業とならないように2番手で頑張ってほしいと思っていますw

    私も2621メイン債券投資していますが、つらたんですね(´;ω;`)債権と聞くと安定的や安全とイメージありますが、大損ですw為替もヘッジしちゃってwもう嫌www

    ただ債権はこれからターンは必ず来ますので強気ですが、トランプさんが大統領になったら政策がばらまきになりそうで、再インフレが来そうで怖い面もありますが(´;ω;`)

    • こんにちは、NVDA投資家よりさん。

      確かに、AMDは少し違和感があるかもしれませんね。エヌビディアよりもPERも高いですし、GPUの性能もエヌビディアより劣りますね。
      業界2位というポジションが期待値を上げているのかもしれませんね。

      2621は、ちょっと困りますよね。長期金利が4.5%台に上昇して、円安も加速して1ドル153円台に突入したりと、完全に逆風が吹いていますね。
      ただ、いずれは利下げされる事になると思うので、そうなると2621も輝いてくるターンになっていくと思うので、それまでは辛抱の時間なのかなと思っています。

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