なんで上がっているんだ?

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イスラエルのイラク核施設への攻撃を発端に、双方の報復の連鎖となってきたイスラエルとイラクの紛争。イスラエルは各施設や軍事施設だけでなく、イラクの石油貯蔵施設などの複数の石油・天然ガス関連施設にも攻撃を行っており、インフレも攻撃ターゲットに加えたようです。

攻撃範囲が段々と広がってきたね

どこで手打ちにするのかが、まだまだ不透明だよね

これらの攻撃によって、金曜日の米国株市場は下落しており、週末の原油市場も上昇していたので、再び世界的にインフレ懸念が高まってきました。今年は減速気味になる世界経済にとって混乱要素が更に追加された感じです。

私は、週が明けた本日も世界の主要な株式市場は下落をすると思っていたのですが、私の想定とは裏腹に日本株市場は上昇しており、香港市場(中国市場)も上昇、先ほど始まった欧州の各市場の上昇しています。米国株も現時点(16日17時)での先物取引では上昇しています。

イスラエルが石油関連施設などに攻撃をしており、更に攻撃対象を広げる可能性が有る事、そしてイランがホルムズ海峡(ペルシャ湾の出口)を封鎖する可能性が有る事などを考慮すれば、原油価格は更に上昇してくのかなと思っていましたが、現時点(16日:17時)では原油価格は下がってきています。

なんでやねん(笑)

市場では、イランは本格的にイスラエルと事を構えるつもりが無い事を市場に見透かされているみたいですね。イスラエルとイランは隣り合っておらず、イスラエルとイランの間には、ヨルダンとイラクがあるので、陸戦(戦車や歩兵を使った戦争)になる事はないです。

爆撃機やミサイル、ドローンなどを使った空中戦が主体となるのですが、制空権をイスラエルが抑えているので、イランはイスラエルの航空機(爆撃機)からの攻撃にさらされるという危険性があり、イランがイスラエルを攻撃するにはミサイルを撃ち込むしかないです。

こうなってくると、イランの方が不利であり、更にイスラエルのバックにはアメリカが付いているのですが、アメリカに対して攻撃を加えてしまうと、更に強度な反撃をアメリカから食らってしまうので、さすがにアメリカに攻撃をする事はないでしょう(不用意に意図せずにミサイルなどが軍事基地や政府機関に着弾する事はあるかもしれないけどね)

そうなると、イランは国家としてのプライド(誇り)を守るために、一定規模の反撃を行うものの、戦火が拡大する事は望んでおらず、何処かの時点で反撃が尻すぼみになっていく事になる可能性が高いです。

なので、金融市場ではお互いの争いが長期化するとまでは想定していないようで、株式市場の一定の下落はあったとしても限定的だという想定が主流のようですね。株式市場が下がってしまうのも困りますが、それよりも多くの人命が失われてしまうので、双方が早く停戦してくれる事を願いたいですね。

    

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