半導体ショック

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そういえば、東京地下鉄(東京メトロ)の IPOにおける抽選結果がすでに発表されいる証券会社があるので、SNSでも当選報告をしている人が続々といたね。抽選に当たった方は当選おめでとうございます。私の場合は楽天証券だけで申し込んでいるので、抽選結果が発表されるのは21日みたいだね。

IPOが当たると嬉しいよね

久しぶりにIPOに参加したので当選してほしいな

さて、東京地下鉄のIPO当選で少し湧いていた投資界隈だけど、15日のNY市場は下落していたね。特に大きく下げたのが半導体銘柄で、今まで市場をけん引してきた半導体銘柄の下落が市場全体の下落へと引きずり込んでいたようだね。

その要因となっていたのが、オランダの半導体製造装置メーカーであるASMLホールディングの決算が悪かったからみたいだね。

「ASMLホールディング2024年7月~9月決算」
今期新規受注        26億ユーロ(4225億円)   → 市場予想 54億ユーロ(8775億円)
2025年度売上高見込み    300億ユーロ~400億ユーロ → 下方修正 300億ユーロ~350億ユーロ
2025年度粗利益率      54%~56%        → 下方修正 51%~53%

ASMLホールディングの今期の新規受注は市場予想の半分ぐらいしかなく、需要が大きく落ち込んでいたみたいだね。そして、2025年度の売上高見込みも、従来の想定から上限を引き下げて400億ユーロだったのが350億ユーロと落ち込んでいて、粗利益率も下方修正していたみたいだね。

この決算の発表を受けて、ASMLホールディングの株価は 16.2%もの大幅下落をしていて、それは他の半導体銘柄にも波及していき、エヌビディアは 4.7%下落、アドバント・マイクロ・デバイセズは 5.2%下落、マクロンテクノロジーは 3.7%下落、台湾セミコンダクターは 2.6%下落をしていたんだな。

市場を牽引していた半導体銘柄が軒並み下落した半導体ショックは市場全体にも影響を及ぼした結果、ダウ平均・S&P500・NASDAQともに下落して取引を終えたね。

ただ、決算発表の場においてASMLホールディングのロジャー・ダッセン最高財務責任者(CFO)は、「人工知能(AI)以外の分野で我々が見込んでいたより、市場の回復が遅れている」と述べていたように、人口知能(AI)の分野については相変わらず需要が強いみたいだね。

ASMLホールディングの業績の足を引っ張っているのは、スマートフォンやパソコンの出荷が伸び悩んでいる事による半導体の需要低迷や主要顧客であるインテルの低迷、そして最大の取引先である中国の景気低迷などがあるようだね。

ASMLホールディングにおける中国への比率は今期も50%程度なのだけど、それが来年には20%程度にまで落ち込むことを想定しているみたいなんだ。これは、中国の景気低迷だけでなく、米国政府の規制強化の影響もあるみたいだね。

なので、半導体銘柄にとっては人工知能(AI)における需要は堅調だとしても、通常の半導体需要は低迷しつつあり、更に米国政府が半導体規制を強化するようであれば、影響は大きいと判断した事から、エヌビディアを含めた半導体銘柄全体が大きく下落したみたいだよ。

エヌビディアは、人工知能(AI)の部分についてはトップランナーであり、今後もエヌビディアのGPUに対する需要は高いと思うのだけど、米国の規制強化が強く入るとエヌビディアも失速する可能性がある事は頭の片隅に入れておいた方が良さそうだね。

    

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