本当のお金持ちはだれだ?

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世界においては、資産を多く持っている上位 10%の富豪たちが富の 76%を占めており、「富の大半は富豪が握っている」と言われいるが、一方で日本においては金融資産をみていみると、先日のブログに書いているように一般層の方々もそれなりに資産を保有していて、世界のように富裕層が富を占めているという感じにはなっていませんでしたよね。

お金持ちの税金を上げようと言っても、庶民も多く資産を保有しているね

でも、実はこれには少しカラクリがあるんだよね

金融資産については、確かに富裕層が多くの富を握っているというほどでもなく、一般の方々も預貯金などを中心にしっかりと保有しているのですが、あくまでも金融資産(預貯金や株式)についてという事なんですよね。

皆さんの中で「お金持ち」っていうと、どんな人を想像しますか?

お金持ちをイメージすると、まず最初に思い浮かぶのが地主さんや土地持ちの方々ではないでしょうか。

お金持ちの上位 10%を確認してみると、金融資産なんかよりも、広大な敷地を持っているお金持ちや、多くの土地を所有して家賃収入を得ている富裕層の方が多いんですよね。

お金持ちから税金を取ろう(増税しよう)とするのであれば、預貯金や株式などの金融資産だけでなく、土地や不動産などの資産からも同じように増税していかないと平等とは言えないのだけど、なぜか金融資産の増税は議論されても、土地や不動産については増税の議論になっていなんですよね。

しかも、金融資産は前回のブログに書いているように富裕層よりも一般市民の方々の金融資産の方が多いのに対して、不動産などは一般市民の方々よりも富裕層の方が多く持っています。富裕層のお金から税金を徴収しようとするのであれば、一般市民の方々も強い影響を受ける金融資産よりも不動産などの方が理に適っていると思うのだけどな。

皆さんの周りにも、家賃収入を得ているという人は少ないのではないでしょうか。会社の方々や友人などをみていても、預貯金などをしている人はいても、不動産投資などをしている人はほとんど見かけないのではないかな。不動産投資は基本的に富裕層でなければ、手が出しにくいと思います。なので、一般市民の方々で不動産投資などを行っている人は少数派になるのではないかなと思います。

富裕層が多く保有している不動産。金融所得や金融資産などと比べても不動産からの所得や資産の方が多いのであれば、金融資産に対して増税するのであれば、不動産にも同時に増税をしていけば、富裕層への増税となるし、両方に課税するのであれば金融資産への増税額も少し抑える事が出来るのではないかなと感じます。

本当にお金(資産)を持っているお金持ちたちは、実は不動産を多く持っている方々が多く、そしてそれは政治家たちにも言える事なのではないかなと思います。政治家たちは、資産の公表をする義務がありますが、その資産の公表には、資産管理会社などに移している土地などは非公開だし、家族が保有している土地なども非公開です。実際に多くの土地や建物を持っていても、公開を避ける事が十分に可能ですよね。

金融資産への増税議論が出てくる際に不動産への増税の話が出てこないと、本当のお金持ちからすると土地などに増税すると自分達へのダメージが大きいから出来るだけ避けているのかなと変に勘ぐってしまって、モヤっとしてしまいます。

社会保障費などの増加で財政が厳しいために金融資産への増税がいずれ必要となってくるのは仕方がないとしても、それならば不動産にも同じように増税をしてもいいんじゃないかなと思いながら、モヤモヤとしている今日この頃です。

まあ、本当は金融資産へも不動産へも増税をする前に、しっかりと過大な支出を抑えたり、無駄な出費を省いたりなどの改革を行った上で、それでも足りなければ増税をお願いするという感じにして欲しいかなと思いますよね。

無駄遣いを繰り返しながら、「お金が無くなったから出してください」なんて事ばかりをやっていたら、そりゃ破綻するよね。

   

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • 私は不動産投資で2011年にFIREしていますが、意外かもしれませんが、普通の会社員や公務員で不動産投資を始めてFIREをしている人はものすごく多いです。
    そのような人は、私は今まで200人以上出会ってきました。
    まず、2003年ごろから不動産投資を始めて数年でFIREした会社員や公務員の人とリーマンショックで不動産価格が暴落した時に安くなった収益物件を購入してFIREした会社員や公務員の人の2つのパターンに大きく分かれていますが、よしぞうさんが考えている想像以上に不動産投資をしている人は世の中一杯います。
    ただ、そのようなことをわざわざ自分から他人に言わないだけです。
    意外かもしれませんが、2017年ぐらいまでは会社員や公務員の人は、安定して収入があるということで積極的に金融機関が融資をしてくれて不動産投資物件を簡単に買えていました。
    ただ、カボチャの馬車問題(ネットで調べてください)でこれから新しく不動産投資を始める人に金融機関がお金を簡単に貸さなくなった現実が今まで続いてます。
    私は現金で借金をしないで不動産投資をしていますが、私みたいな人は例外中の例外であって、多くの人は借金をして不動産投資をしているので、借金が100億円あって、不動産という資産が100億円があって、自分個人の金融資産が1~5億円しかないという不動産投資家が世の中一杯います。(いわゆる借金王です。)
    不動産投資というのは、意外と身近な人がやっていることが多いこと(本人が自ら話さないだけ)が現実であることをお伝えしておきます。
    よしぞうさんの周りの人でも不動産投資をしている人、意外と多いはずです。

    • おはようございます、せいさん。

      そうですね。ただ、不動産を始める時には安定した職業であったり、それなりの収入だったりが必要な時が多いので、気軽に始めるというほどではないかなと思うんですよね。
      大きな会社も小さな会社も経験しましたが、大きな会社では降りてくる話(耳にする話や体験)も、小さな会社になると全くなかったりします。
      平均年収が450万円といわれている昨今、一般的なお給料の人々だと不動産を手掛けている人は多くはないのかなと思ったまでです。
      住んでいる環境(身を置いている環境)によって、周囲の状況や感覚も大きく異なるのかなと思っています。
      そんなに目くじらを立てて怒られると少し怖いかなと思ってしまいます。

      • >そんなに目くじらを立てて怒られると少し怖いかなと思ってしまいます。

        これっぽちも目くじら立てて怒っていないですよ。(苦笑)

        私の書いたコメントをよしぞうさんが読んで私が怒っていると感じたのであれば、大きな勘違いです。

        私がお伝えしたかった事は、2017年ぐらいまでは年収400~700万円ぐらいの普通の会社員や公務員の人が不動産投資をしてFIREをしている人がいっぱい世の中に居るとお伝えしたかっただけです。(今は中古の一戸建てを300~1000万ぐらいで購入して(このぐらいの金額で都会でも中古の一戸建て(築25年以上)が買えてしまうのです。)自分でDIYして賃貸に貸し出している人が主流です。)

        どちらかといえば、金融機関から融資を受けるとき年収より貯金額が多いことが重視される金融機関が多いので意外なぐらい普通の会社員や公務員が不動産投資できていたのです。

        私が不動産投資をしてFIREをしているのでその事実をお伝えしたかっただけで、まったく怒っていないです。

        もう一度言いますが、よしぞうさんの大きな勘違いです。

        私の真意が伝わらないようなコメントを書いてしまい申し訳ございません。

        よしぞうさん、誤解しないでくださいね。

        本当に怒ってコメント書いてないですよ。

        ただ、不動産投資をしている人間として「不動産投資をしている人は意外と身近にいるんですよ」という事実をお伝えしたかっただけです。

        勘違いしないでくださいね。

        • こんにちは、せいさん。

          怒っておられない(腹を立ててない)のであれば、良かったです。
          不動産でFIREされていると、株式などと比べると安定感があって良いですよね。
          物件を購入して、収益を得て、更にそれを担保に次の物件へと少しずつ大きくしていけるのは不動産ならではの物がありますね。
          DIY出来る人(マメな人)は、不動産と相性が良さそうですね。

  • 借金が100億で不動産が100億。BS上の純資産は金融資産のみですね。
    不動産の実情は良く知っていますが、超富裕層の持ち株とは比較にならないよねえ・・。

    • おはようございます。

      創業者の方々などの多くの株式を持っている方々は羨ましいですよね。
      それだけリスクを取った対価なのでしょうね。私には無理(実力も度胸も)だな~と思います。

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