子供たちに資産を伝える

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今年になって新しく車を買い替えました。前に乗っていた車は10年以上前に購入したものだったのですが、今の車は機能が凄く新しくなっており、レーダークルーズコントロールなどの精度も良くて、高速道路などで遠出するのが楽しくなったので、妻と一緒に遠出する事が多くなりました。

標準で歩行者などを検知するレーダーやカメラが搭載されているよね

声で空調や窓を操作できるのもビックリしました

妻と一緒に遠出する機会が多くなったことで、無いとは思いますが交通事故に巻き込まれる可能性があります。自分が事故らなくても、相手が突っ込んでくることもあるので、そうなると私と妻の両方ともが亡くなってしまう可能性があります。

また、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発令されたように、いつ巨大地震が起こるか分かりません。そんな時に和歌山の海岸線の道路を走っていたら高確率で津波に巻き込まれてしまうでしょう。

以前よりも、私達夫婦が突然何かに巻き込まれてしまう可能性が高まってきました。そうなると、子供達だけが残されることになります。

突然私たちがいなくなると、子供達はどうしたらいいのか分からなくなると思います。

そこで、事前に相続についての知識と私達の資産がどこにあるのか(どの銀行や証券会社を使っているのか)を伝える事にしました。

まずは、相続についてお話ししました。相続権が誰にあるのか?このような事は当然ながら子供達(16歳と20歳)は全く知りません。

私達2人がいなくなると、相続権は君たち2人にしかないことを強調しておきました。

親族(おじいちゃんやおばあちゃんなどの他の親族)には一切の相続権が無い事を理解してほしかったので、相続権は子供たちにしかないことを強く伝えておきました。そして、他の親族には一切相続財産を触らせずに、自分たちだけで相続をして、財産は自分たちで管理するように伝えておきました。

他の親族が私達の財産を不当に取得するような事はたぶんないと思います。子供たちがある程度の大人になるまでは適切に管理してくれると思いますが、たとえ親族であったとしてもお金の事に関して信用する事はしない方がいいと考えています。

例えば、子供達が相続権が誰にあるのかを知らない事を利用して、他の親族が「私達にも相続する権利がある」といって、他の親族が遺産分割協議書を作って、勝手に遺産を分割する可能性もあります。そうなると、子供達が相続する遺産が極端に少なくなってしまう可能性もあります。

なので、相続の作業は自分たちで税理士(弁護士、司法書士など)に依頼して、自分たちで相続資産を必ず管理していく事を伝えました。

そして、私や妻、そして子供達名義の銀行口座や証券会社をどこで作っているのかのリストを渡しておきました。

特に、証券会社は銀行と違って通帳がないので、証券会社の存在を知らせていないと証券会社に資産がある事を知らないまま経過してしまう可能性があるので、我が家の資産の大半は証券会社にある事を伝えて、必ず証券会社にも手続する事を忘れないように伝えておきました。

通帳や印鑑、IDやパスワードが記入されている通知書などは、それぞれ別々に保管しているので、家探しして見つけるように伝えましたが、IDやパスワードが記入されている通知書は少し分かりにくい所に保管しているので、見つけれない可能性もあります。そうなると、証券会社に口座を開いている事が分からないままになるかもしれないので、事前に証券会社にも口座を開いている事と、そこに資産の大半がある事を伝えておきました。

ちなみに、どのくらい資産を持っているのかは伝えていません。

ただし、子供達が社会人になるまでの高校、大学などの学費やそれまでの生活費などはすべて用意できている事を伝え、自宅のローンもすべて払い終わっているので、全く心配する必要はなく、何も不自由なく暮らしていける事は伝えておきました。

あとは、保険はどのようなものに加入しているのかも伝えておき、どのような保障がおりてくるのかも伝えておきました。

それと、土地の権利書などの不動産権利証書は、どこに保管していて、どんなものなのかは見せておきました。銀行の通帳や証券会社の通知書(IDやパスワードが記載されているもの)は、見れば分かると思いますが、不動産権利証書はあまり目にする機会もなく、どんなものなのか分からないかもしれないので実物を見せて保管場所を教えておきました。

最後に、18歳になるまで(高校3年の3月末まで)は遺族年金を受け取る事が出来るので、高校を卒業する前であれば年金の手続きもするように伝えておきました。

人生、いつ何があるか分かりません。私だけでなく、妻も一緒に何かに巻き込まれる事があるかもしれません。そうなったときに、残された子供達が困らないように、事前に私達がどこに口座を開設しているのかや誰に相続権があるのか、そして相続手続きを誰に依頼するのか(税理士、弁護士、司法書士など)を伝えておきました。

大切な子供達に、適切に私達の資産が受け継がれるように事前にキチンと伝えておこうと思って、子供達には今回のお話をすることになりました。

    

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 素晴らしい記事でした。おっしゃるように夫婦が同時に死ぬ可能性もありますね。大変参考になりました。ありがとうございます。
    将来的に自分専用のプライベートAIを作成し、そこにすべての情報や今後の対策アドバイスなどをインプットとかできれば素晴らしいですね。

    • おはようございます、KKGさん。

      こちらこそ、ブログをお読みいただき、お褒めの言葉をいただき、ありがとうございます。
      どちらか一方だけでなく、両方同時にいなくなる事もあると思うので、残された子供達の事を考えると、こういったことを伝えておく必要があるのではないかなと思いました。
      仰るように、プライベートAIみたいなもので音声で残せると、なお良いですよね。

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