本当に危ないよ

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SNSを見ていると、いつでもチラホラと流れてくるのが「お金を借りて、その資金を運用すれば、支払う金利よりも運用リターンの方が大きいから錬金術のようにお金が増えていく」というやつ。あれ、本当に危ないからやめた方がいいと思うよ。危ないというのは大袈裟かもしれないけど、想定とは違う方向に進むとかなり厳しい展開になってしまうよ。

野村證券や楽天証券でWEBローンを利用している人が多いみたいだね

気軽に薦めている人がいるけど、マジでよく考えた方がいいよ

理論上は、S&P500のような米国株指数で運用していると平均的な年間リターンは 6%ぐらいあります。なので、お金を借りて支払う金利が米国株の平均的なリターンである 6%より低ければ、その差額だけ利益が出るという感じ。例えば、借入金利が3%であれば「6%−3%」で年間3%のリターンとなるという感じかな。

現在の楽天証券における証券担保ローン(WEBローン)の金利がこんな感じです。

借り入れ金額(借り入れ残高)借入金利(年利)
1000万円超年1.875%
100万円超~1000万円以下年2.875%
100万円以下年3.875%

300万円ぐらい借り入れていると、金利が 2.875%だよね。仮に、米国株の平均的なリターン 6%で考えると、差し引きで 3.125%のリターンとなるかな。300万円の 3.125%のリターンだと年間約 9万円ぐらいかな。確かに、こう考えるとそれなりのリターンが手に入る事になるんだけどね。

でも、あくまでも現状のままでいけばの話であって、米国株のリターンが悪ければ条件が変わってくるし、何よりも借入金利が高くなっていけば条件も悪くなるよね。そもそも借入金利は変動金利なので金利は変わっていくし、今後日本の金利が上昇していけば影響を受けると思うよ。

例えば、住宅金融支援機構が提供している長期固定金利型住宅ローン「フラット35」の12月の適用金利は過去最高の金利を更新して、返済期間21年以上の最低金利は 1.97%に上昇していました。今後、日本の金利は上昇していく可能性が高くなっていきます。そうなると、固定金利が引き上がっていったあとに当然ながら変動金利も上昇していく事になります。

日銀は、異常ともいわれたマイナス金利の異次元緩和を終了して金利の正常化へと舵を切っています。また、日本社会もデフレ時代からインフレ時代へと変化していっており、新卒を含めた賃金の上昇が当たり前となってきている事から物価も上がってきています。インフレになっていくと物価を抑えて経済を安定化させるために金利も上昇していきます。

こうなってくると、今と同じ条件では借りれ無くなっていき、変動金利なので今よりも金利は徐々に上がっていく可能性が出てきます。そうなってくると、米国株の平均的なリターンである 6%との差が段々と無くなっていってしまいます。

金利の上昇によって、従来の旨味(米国株のリターンから金利を差し引きした利益)も減ってしまう可能性があるし、何よりもその状態で米国株が調子が悪いと、金利の支払いがある上に投資の評価額も下がってしまうというダブルパンチを受けてしまいます。

そんな状態で正常な心理で投資を続けていける人は少ないと思いますよ。

お金を借りて資金を運用したり、レバレッジを掛けて資金を運用したりするのは、そもそも運用する資金が足りないから、そのような事をせざる負えないという事だと思います。そういった行為は身の丈に合っていない投資という事でもあります。

自分の資金量以上の規模で運用していると、好調な時はウハウハでも、いざ調子が悪くなってくると恐ろしいぐらいの逆回転になってしまって、怖さで正常に資産運用していけなくなっていきます。投資において退場してしまう大きな要因となってしまうんだよね。

いい面ばかりをみてしまうから、保有している株式を担保に資金を借りて、その借りた資金を再び運用すれば利ザヤが取れて面白いように資産が増えていくと感じてしまうけど、リスクも同等に大きくて、本当にお勧めしないです。

   

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