思った通りに進んでいない

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金融所得課税の強化についてのお話が再び持ち上がってきましたね。自民党総裁選に出馬表明をしている石破氏が金融所得課税の強化について「実行したい」と述べており、石破氏が総理総裁となると、金融所得課税が強化されて現在の20%の税率が上がる可能性がありますね。

リスクを負って投資しているのに課税強化は困るよね

所得が多い人(所得1億以上)への対応みたいだけど課税強化は嫌だよね

所得が1億円以上ある人だけが金融課税強化の対象となるのであればいいのですが、一律すべての投資家に対して金融所得課税が強化されるようであれば困ったものですね。どういった対応になるのかは現時点では詳しくは分かりませんが、出来れば現状の20%を維持してほしいですね。

さて、9月に入り、いよいよ今年も残り4か月ほどとなってきました。

9月は相場的に不安定になる事が多く、下落している事も多い月です。なので、私は新NISAの成長枠は年始と9月の2回に分けて投資していこうと思っていました。今月は下落しているのではないかと思っていた9月ですが、今のところは無風状態ですね。

そして何よりも私の想定通りに進まなかったのは、米国長期債券ETFです。

年内に利下げするという想定から米国長期債券ETFを購入しており、利下げによって債券価格が上昇すれば、それを利益確定して株式を購入しようと思っていました。

当初の想定ではもう利下げが行われているはずだったのですが、現状では利下げはまだ行われておらず、最短でも今月(9月)の利下げとなっています。

これにより、想定ではプラスリターンになっているだろうと思っていた米国長期債ETFは、ほとんど増えておらず、9月に株安になれば米国長期債ETFを売却して株式を購入しようと目論んでいたのですが、あてが外れた状態です。

TMF:3倍米国長期債ETF  +10%
EDV:米国長期債券ETF   +0%
2621:長期米国債ETF   -2%

TMFは二桁のプラスリターンになっていいますが、3倍レバレッジ商品なので、それほど多くは保有しておらず、EDVや2621の方がたくさん保有しています。この2つのリターンは現状ではイマイチです。

さすがに9月に利下げが実施されるので、そろそろ米国10年債の金利も下がってくるだろうと思っていたのですが、下がり始めていた米国10年債の金利がここ数日は再び上昇しています。

米国10年債の金利は、一時は3.7%台にまで下がっていたのですが、最近は3.9%台にまで上昇してしまいました。

おかげで、私が保有している米国長期債ETFも、さきほどご覧になったようにほとんどリターンが無い状態になってしまっています。

これだと、米国長期債ETFを利益確定して株式を購入するという当初の目論見が出来ないですよね。

さすがに、利下げが近づいてくると米国10年債の金利も再び低下傾向になっていくと思うのですが、今まで想定通りに進んでない事を考えると、思ったようにはいかないかもしれませんね。

    

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