イールドスプレッドがマイナスになり、株式が売られている

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投資をしていると、時折話題になるのが株式と国債の利益の比較。株式の益回りと国債の金利のイールドスプレッド(利回りの差)が国債の方が高いと株式が売られやすくなると言われているよね。最近では国債の金利が上昇している事から株式と国債のイールドスプレッドはマイナス(株式益回り−国債金利=マイナス)となっているみたいだね。

国債金利が高いと、国債を持っているだけで安全に増やせるよね

株式でリスクを取らなくても、国債の方が安心だよね

トランプ新政権が始まる事で、各国に対して関税を引き上げる施策を実施すると言われており、それによりインフレが加速する事で、今年は年間2回を想定されていた利下げが出来なくなる可能性があり、それを考慮して国債の金利が上昇しているよね。

今年になってから 10年国債の金利は上昇を続けており、1月13日時点での 10年国債の金利は、4.77%となっています。

一方で、S&P500の株式益回り(2025年予想PERの逆数)は、4.69%となっているので、株式益回りと国債金利を比較(イールドスプレッド)するとマイナスとなっているんだな。

「2025年01月13日時点」
S&P500の株式益回り(4.69%) − 10年国債金利(4.77%) = イールドスプレッド( -0.08%)

イールドスプレッド(リスクプレミアムという時もある)がマイナスとなっているので、株式に投資をするよりも国債に投資をしている方が安全に株式よりも高い利回りを受ける事ができるので、株式を売って国債を買う動きが強くなるみたいだね。

10年国債の金利は、関税を引き上げるという想定が強まれば 5%にまで上昇していくと言われているので、10年国債金利が上がれば上がるほど株式の下落圧力は強くなってしまうね。

景気が強くて(株式の利回りも上昇する)国債金利が上昇するのであればいいのだけど、インフレを懸念して(株式の利回りは上昇しない)国債金利が上がるようであれば、株式市場にとっては困った事だね。

今後も10年国債金利がどこまで上昇するのか注目しておく方がいいかもしれないね。

   

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