トランプ関税によってインフレが進んで景気悪化が進んで行くと言われながらも、景気は辛うじて踏み留まっているみたいだけど雇用状態は落ち込んできたようですね。雇用を促進する為に(景気を引き上げる為に)利下げが行われる事になり、利下げを好感して株価は更に上昇していく展開となっています。

何だかんだ言いながらも米国株は上がっているよね



いつかは下がる局面が来るとは思うけど、それにしても強いよね
米国株市場は最高値圏に留まっていて好調をキープしています。この調子を保ちながら年末まで行ってくれて、来年もインフレがあまり進まずに景気が持ち直してくれるという神展開になってくれると嬉しいのですが、さてどうなる事やら。
今年も気が付けば、9月も終わりが近づいてきましたね。今日は、3か月おきに確認している恒例の投資資産の損益と保有株の状況を確認してみようと思います。
今年の私の投資資産の損益と保有株の状況
今年の私の投資資産を確認してみよう。
2024年12月27日時点 → 2025年9月27日時点
S&P500(+11.2%)
5970.84 → 6643.70
NYダウ工業(+7.5%)
42992.21 → 46247.29
NIFTY50「インド市場」(+3.5%)
23813.40 → 24654.70
よしぞう資産 (+6.0%)
141,618,343円 → 150,143,718円
ちなみに、前回集計した 6月末はこんな感じでした ↓↓↓
今年の米国株市場は4月には高値から 20%も下落していたのですが、しっかりと持ち直していますね。年初からのリターンを見てくると、S&P500は 11.2%上昇、ダウ工業は 7.5%上昇となっていて力強い上昇が続いていますね。S&P500は二桁上昇になっています。
インド株市場はというと、こちらは年初から 3.5%となっており少し失速してきています。インドはロシアの原油を購入しており、それがロシア支援をしているとトランプ政権から判断されている事で関税を高く設定されており、インド経済の不安材料となっているみたいですね。
さて私の投資資金はどうだったのかというと、年初から 6.0%上昇となっており、まずまずのリターンになっています。今年の3月に私の投資資産を確認した時は年初から 10.9%下落、6月に確認した時は年初から 0.2%下落となっていたのを考えると、7月~9月の間でだいぶ持ち直してきた感じですね。
ドル円相場を確認してみても、年初の頃は 1ドル=157.74円で、現在(2025年9月27日)は 1ドル=149.54円なので、年初の頃よりも為替レートで 5.2%円高ドル安になっているにも関わらず私の投資資産は年初よりも 6.0%も上昇しているのは上出来だと思います。
6月末~9月末の売買状況
さて、6月末~9月末の間では、「2621(米国長期国債ETF)」の一部(約500万円)を解約して、その資金で投資信託の「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を約500万円購入しました。9月の雇用統計や物価指数などを考慮するとFOMCにおいて利下げが決定的な状況だったので、「2621(米国長期国債ETF)」を売却して投資信託「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に入れ替えておきました。
米国長期国債ETFは、トランプ関税によって今後はインフレが進むかもしれないという懸念によって下落(債券価格は上昇)していました。ただ、FOMCが利下げを行う事が濃厚となった事で米国長期国債ETFは短期的には少し上昇しており、そのタイミングで一部は利確して、米国株インデックスの投資信託に切り替えておきました。


「売却」
(9月12日)
2621:米国長期国債ETF 1130円で4503株(約500万円)
「購入」
(9月12日)
S&P500投資信託 3万5595円で、約500万円分購入
現在のポジションと保有株のリターン
現在のポジションはこんな感じです。
「保有株の割合(保有金額)」
(キャッシュは外貨建てMMFを含みます)
S&P500投資信託 45.0%(6,761万円)
アマゾン 18.4%(2,766万円)
マイクロソフト 16.2%(2,431万円)
2621:長期米国債ETF 6.7%(999万円)
エヌビディア 4.9%(735万円)
コアウィーブ 2.5%(377万円)
インド株投資信託 0.6%(96万円)
オーロラ・イノベーション 0.2%(26万円)
テラドック 0.1%(20万円)
投資用キャッシュ 5.3%(798万円)
「保有株のリターン(平均購入単価)」
コアウィーブ 195.4%上昇(41.10ドル)
アマゾン 98.1%上昇(120.22ドル)
S&P500投資信託 87.2%上昇(19268.18円)
エヌビディア 75.0%上昇(101.08ドル)
マイクロソフト 65.4%上昇(331.71ドル)
インド株投資信託 1.7%下落(10556.00円)
2621 7.0%下落(1194.00円)
テラドック 30.8%下落(11.47ドル)
オーロラ 36.7%下落(8.45ドル)


現在の状況と今後の見通し
今年の春(4月頃)に大きく下げていた米国株市場ですが、その頃とは違って今は雰囲気は反転しており相場は上昇しています。利下げが行われ、今後も数回ほど利下げが続くと想定されている事から金融相場のような状況となっていて、ジリジリと米国株が上がってきている感じです。
この調子でゆっくりとでもいいから上昇を続けてくれるといいのですが、トランプ関税の影響が今後は出てくると想定されており、それによりインフレが強まる恐れがあるので、楽観視は出来ないかなと思っています。
ただ、関税によるインフレは需要が大きくなることで物価が上がる通常のインフレとは異なり、一時的なものであるという意見も増えてきており、その想定が正しければインフレは一定の範囲に留まり、利下げによる景気の底上げによって米国株の上昇が続く可能性もあります。
今の所はどっちに転ぶのか分かりにくい状況となっていますが、出来れば良い結果に転んでくれると嬉しいんですけどね。年末には今よりも上昇しており、来年もジリジリと上昇相場が続いていくような環境になっている事を願いながら相場を眺めていこうと思っています。
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