今年も、もう半年が経過しましたね。去年はグダグダだった米国株市場も今年は意外にも順調に伸びており、円安と株高で好調を維持しています。
FRBのパウエル議長からは利上げの継続が示唆されており、政策金利の高止まりは続いたままになるので、今後の経済状況がどうなるかは未知数ですが、市場では力強い米国経済を好感した動きが続いています。
米国株は上昇を続けるのかな
まだ予断は許さないと思うけど、順調にいけばいいですよね
リセッションは起きるという予測が根強いものの、米国経済の好調さを考慮すればソフトランディングとなって株価への影響も限定的であるという想定も増えてきました。市場では強気派と弱気派が入り混じった複雑な状況となっていますね。
さて、そんな感じの米国株市場ですが、恒例の3か月おきの投資資産の確認をしていきたいと思います。
私の投資資産の損益と保有株の状況
2023年6月末時点(6月29日時点)での私の投資資産を確認してみましょう。
2022年12月27日時点 → 2023年6月29日時点
- S&P500(+14.8%)
3829.25 → 4396.44 - NYダウ工業(+2.6%)
33241.56 → 34122.42 - ハンセン指数「香港市場」(−3.3%)
19593.06 → 18934.36 - よしぞう資産 (+15.0%)
92,930,876円 → 106,923,592円
ちなみに、前回集計した3月末はこんな感じでした ↓↓↓
年初からみると、S&P500は順調に上昇しており14.8%も上昇していますね。一方で、意外にもダウは2.6%しか上昇していません。同じ米国株の指数なのに、これほど大きく差が空いているのは、S&P500は大きく上昇した大手ハイテク銘柄(マイクロソフト、アマゾン、テスラ、エヌビディアなど)の比率が大きいのですが、ダウはディフェンシブな銘柄が中心だからという組み入れ銘柄の関係で明暗が分かれましたね。
中国株の指数であるハンセン指数は、マイナス3.3%となっており、中国株は不調ですね。
私の資産はというと、15.0%の上昇となっています。私の現在の投資資産はキャッシュ比率が多いので、指数よりはパフォーマンスが落ちるはずなのですがS&P500よりも良い結果となっているので、「あれ?本当にあってる?」と思ったのですが、どうやら円安の影響を強く受けているみたいですね。キャッシュの一部を外貨建てMMFで保有している事も好結果につながっているのだと思います。
この期間のドル円相場は、8.7%の円安となっており、ドルベースの資産は円換算すると増える事になりますね。嬉しい誤算なのですが、いずれは円高に振れる事もあるだろうから、その時が少し怖いなと思います。
3月末~6月末までの第2四半期の状況
では、3月末~6月末までの第2四半期の状態をみてみましょう。
2023年3月31日時点 → 2023年6月29日時点
- S&P500(+6.9%)
4109.31 → 4396.44 - NYダウ工業(+2.5%)
33274.15 → 34122.42 - ハンセン指数「香港市場」(−7.1%)
20400.11 → 18934.36 - よしぞう資産 (+10.0%)
97,129,514円 → 106,923,592円
第2四半期(4月~6月)については、S&P500は変わらず好調に上昇していたみたいですね。ダウも少し上昇しており、第2四半期は米国株にとって好調な相場だったようです。一方で、ハンセン指数は7%下落と大きく下がっており中国株の環境は厳しかったみたいです。
私の投資資産は、第2四半期も好調で10%の上昇となっていますが、やはり円安の影響が大きかったようですね。
3月末~6月末の売買状況
さて、3月末~6月末の間では、テンセントとマイクロソフトと投資信託(eMAXIS Slim米国株式)を購入しました。
「テンセント」
5月30日 300株316香港ドル(約170万円)
「マイクロソフト」
6月16日 41株351ドル(約200万円)
「投資信託(eMAXIS Slim米国株式)」
6月16日 単価22254円(約500万円)
テンセントは、12月末に330香港ドルで売却したのですが、その時の売却価格よりも大きく下がっており、少し下がり過ぎだなと感じたので買い戻してみました。
かなり安値で買えたと思っていますが、中国株全般が不調なので上昇していくには暫く時間がかかるかもしれませんね。
投資信託(eMAXIS Slim米国株式)とマイクロソフトは、当初の予定では下落していけば更に買い増していく予定だったのですが、想定していたのとは違って下落せずに現在は上昇しています。私は、「まだ下落する余地はある」と思っていますが、私の想定とは違って上昇しているので私の想定が間違っているのかもしれません。。
自分の想定と逆に相場が動いている時には、事前に設定した水準にまで到達したら「自分の想定が間違っているかもしれない」と判断して、買い始める事にしています。今回、投資信託(eMAXIS Slim米国株式)とマイクロソフトは事前に想定していた水準にまで戻ってきた(上昇していった)ので、ルール通りに購入しています。
まだキャッシュは豊富に残っているので、今後の状況をみながら少しずつ資金を投下していこうと思っています。
投資信託(eMAXIS Slim米国株式)、マイクロソフト、アマゾンを買い増す事は決めていますが、それ以外にはイオンQやメルカドリブレ、エヌビディア、テスラなどを購入していこうかなと思っています。
現在のポジションと保有株のリターン
現在のポジションはこんな感じです。
「保有株の割合(保有金額)」
(キャッシュは外貨建てMMFを含みます)
S&P500投資信託 27.6%(2953万円)
アマゾン 10.6%(1138万円)
マイクロソフト 9.3%(998万円)
アリババ 1.8%(197万円)
テンセント 1.7%(184万円)
投資用キャッシュ 48.8%(5219万円)
「保有株のリターン(平均購入単価)」
S&P500投資信託 40.5%上昇(15,981円)
アマゾン 61.6%上昇(85.92ドル)
マイクロソフト 32.6%上昇(267.38ドル)
テンセント 7.6%上昇(316.86香港ドル)
アリババ 55.4%下落(250.75香港ドル)
現在の状況と今後の見通し
私は、米国経済の減速と共に株式市場も軟調になっていくと想定していたのですが、私の想定とは違って米国経済は力強く、雇用状態や景気の状態も好調を保っています。
ただ、雇用状態が良すぎる為にFRBも政策金利の引き上げを続ける意向を示している事から、政策金利が高い状態は当面の間に渡って続くことになります。
株式市場の予想では、金利の引き上げは7月に1回だけで終わると想定されていますが、パウエル議長は「あと2回引き上げる可能性がある」と述べている事から、利上げが7月だけでは終わらずに更にもう1回引き上げがあるようであれば、株式市場が下落していく可能性もあるかなと思っています。
なので、やはり基本的にはリセッションを起こす事で株価が下落する場面があるという想定は変わらず保ったままで様子をみていこうと思っています。
ただ、私の想定が間違っている事もあるので、想定とは違って株式市場が上昇を続けていくようであれば、適度なタイミングで買っていく事もルールとして事前に設定しておこうと思っています。
株式市場が上がっても下がっても、一定の水準になればキャッシュを投下しながらポートフォリオを再構築していこうと思っています。
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