インフレは落ち着いてきた。いざ利下げへ

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お盆休みが長かった方々も、そろそろお盆休みが終わる頃ですね。今年のお盆は南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発令されたり、台風が接近したりと、何かと自然現象に振り回されたような感じでしたね。お盆休みの方々もいる中で、株式市場は淡々と暦通りに進んでいましたね。

米国株の今週の動きは結構好調だったみたいだね

S&P500は12日~16日の1週間が今年最大の上昇幅だったみたいだよ

今週の8月12日~8月16日の米国株(S&P500)の値動きは、1週間で3.9%上昇しており、2024年の中では最高の1週間だったようで、今年の週間の中では1番上昇率が高い結果となっていました。

米国株が好調に推移した要因の1つに消費者物価指数が落ち着いてきたというのがあります。先日発表されていた消費者物価指数は、市場予想の3.0%上昇を下回る2.9%上昇となっており、インフレは徐々に低下していき、消費者物価指数はついに2%台に乗せる事が出来ました。

「消費者物価指数」

消費者物価指数は4か月連続で減少しており、コア消費者物価指数(食料品やエネルギーなどの変動の大きいものを除いた数値)も4か月連続で減少している事から、消費者物価指数は順調に下がり続けており、利下げのゴーサインが見えてきた状況となりつつあります。

市場の想定では9月に利下げする確率はほぼ100%となっており、利下げは確実で、あとは利下げ幅が0.25%なのか0.50%なのかといった感じになっています。

消費者物価指数が発表された時は、利下げの確率は0.25%と0.50%のどちらも同じぐらいの確率だったのですが、その後に発表された小売売上高が好調で景気の勢いをまだ維持しているという可能性が示唆されたことで、現在の利下げ確率は、0.25%の利下げ確率が75%、0.50%の利下げ確率が25%となっています。

市場での利下げ想定は、年内に0.25%の利下げを3回程度おこなうという感じですね。

今後の経済指標の状況によっては、紆余曲折があると思いますが、利下げが行われていく事は確定的に近いものになっている事から、利下げが行われていくという前提で今後の動きを検討していこうかなと思います。

    

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