楽天証券の口座を全ロック（ログイン規制、売買規制）しました

証券会社の不正アクセスで揺れている投資界隈。有名投資家であるテスラさんも不正アクセスの被害にあったという事で不安が高まっていますね。話題の渦中にある楽天証券は24時間自動音声で口座の全ロック（口座へのログイン規制、売買規制）を掛ける事ができます。そこまでやらなくてもいいかなと思いつつも、大金が口座に入っているので念のために、私も全ロックをしておきました。

IDとパスワードの管理をしっかりとしておいて、PCにウィルスソフトを導入していて、自宅以外では証券会社の口座にアクセスせずに（外のWi-Fiに接続しない）、メールのリンクからアクセスをしない、などを徹底しておけば大丈夫だとは思うのですが、ちゃんとやっていても何処からIDとパスワードが流出して、不正アクセスをされると困りますからね。

ログインした際にメールで再確認をされる二段階認証をしておけば、IDやパスワードが漏れても勝手にログインされるのは防げるのですが、楽天証券の場合はネット（ウェブ）からのアクセスについては二段階認証をしますが、アプリからのログインに関しては二段階認証がされずに口座内に入れることから、二段階認証の意味がない状態になっています。

また、ログインした際にメールで通知されるようにしてくれる設定があるのですが、これをしておけば勝手にログインされてもメールで通知がくるから気づけるかなと思ったのですが、このログインした際にメールが来るログイン通知設定は、ネット（ウェブ）からのログインの場合は通知がくるのですが、スマホアプリからのログインの際には通知が来ないみたいなので、結局はこれも役に立っていない。

当初、私はスマホアプリ経由の場合は二段階認証されないから、ログイン通知と注文通知（売り買いの注文があれば通知される）を設定したのですが、肝心のログイン通知がスマホアプリ経由だと通知されないのであれば、二段階認証をすり抜けた場合の対策に全くなっていないんだよな。

なので、結局スマホアプリ経由であれば IDやパスワードが流出すれば二段階認証をしていてもログインが可能だし、ログイン通知の設定をしても全く通知されずに気づけないので、とりあえず事態が鎮静化するまで楽天証券の口座を全ロック（ログイン規制、売買規制）する事にしました。

全チャンネル（ネット、スマホアプリ）からのログインに対して二段階認証が実装されるまでは口座をロックしておこうと思います。

楽天証券の口座の全ロックのやり方については、多くの投資家が情報共有されているのでご存じの方も多いと思いますが、確認のために再度周知しておこうと思います。

楽天証券トップページ　→　右上の「お客様サポート」　→　そのページの下部あたりにある「その他お問い合わせ」の「不正アクセス対策（証券口座の一時的な利用停止）※24時間自動受付」クリック　→　表示電話番号（0120-852-638）に連絡すると自動音声ガイダンスに従っていく形で自動的に証券口座を全ロックしてくれます。

※注※　お問い合わせ電話番号を記載していますが、このご時世なので個人のネットに書いている番号やリンク・画像は信用せずに、きちんと公式サイトの電話番号をご自身で確認して電話してくださいね。

上記の画像の注意事項に書いてあるように、全ロックをすると積立設定での買い注文も無効になってしまいます。新NISA口座で積立をしている投資家も多いと思いますが、全ロックをすると新NISAでの積立もロックをしている間は無効となってしまいます。まあ、不正アクセスされるよりはマシだとは思いますが。

全ロックをするには、電話で「部店コードとお客様コード」、「ログインIDの下４桁の数字」、「生年月日（西暦からの８桁）」を入力する事で、自動的に全ロックが掛かります。約３分ほどで設定が完了します。

解除する場合は、同じ番号に電話して、「部店コードとお客様コード」、「ログインIDの下４桁の数字」、「生年月日（西暦からの８桁）」と「口座に登録してある電話番号」を入力する事で全ロックが解除されます。

ちなみに、「部店コードとお客様コード」は証券口座を開設した時に送られてきた「ログイン情報のお知らせ」という通知書に書いていますが、分からければ証券口座にログインすれば「部店コードとお客様コード」を確認できるので、必ず控えておいてくださいね。「部店コードとお客様コード」が分からなくなると、全ロックの解除が出来ないです。

なんにせよ、証券会社には早く対策を取ってセキュリティーを万全にして欲しいですよね。

全ロックをする投資家も増えているみたいなので、証券会社側も投資家が売り買いできない状態が続くと困るだろうから、多分早急に対応・対策をしていくだろうけど、本当に早く普段通りに安心して投資が出来るようにして欲しいですよね。