マカオへの行き方には、日本から直行便でマカオに行く方法と、日本から香港を経由してマカオにバスで行く方法があります。3月に行くマカオ旅行では香港経由でマカオに行く事にしたのですが、香港経由でマカオに行くには、香港に入国しない(トランジット扱い)でマカオに行く方法と、いったん香港に入国してからマカオに行く方法があります。今回は、香港経由でのマカオの行き方についてのお話です。

マカオに行くのにも色々と方法があるんだね



マカオ直行便と香港経由の違いは前回のブログ記事を参照してね
日本 → 香港 → マカオという方法でマカオに向かう場合、香港からマカオへはバスで行くルートが主流ルートとなります。
香港からマカオは、以前はフェリーで行くのが一般的だったのですが、2018年に世界最長の海上大橋である港珠澳大橋が出来てからは、バスの方がアクセスが容易で天候にも左右されにくいのでバスでの移動が主流となっていったようです。なので現在はフェリーの便は大幅に減少して、バスが沢山走っている状態となっています。
香港からマカオに向かうバスには、2つ種類があって、直通バス(ダイレクトバス)と港珠澳大橋シャトルバス(金バス)があります。それぞれの違いとメリット・デメリットを確認してみましょう。
直通バス(ダイレクトバス)
香港国際空港から直接マカオ行きのバスに乗る事が出来るのが、直通バス(ダイレクトバス)です。空港内から直接バスに乗る(トランジット扱い)のため、香港に入国する必要がなく、ダイレクトでマカオに行けます。
「メリット」
香港での出入国手続きが不要
比較的分かりやすい
キャンペーンがあれば片道が無料になる
「デメリット」
料金が高い
便が少ない
搭乗できる人数が少ない
早朝や夜中は便がない
空港で出国手続きしてしまうと乗れない
メリットは、香港国際空港から直接マカオ行きのバスに乗れるので、香港の出入国手続きが不要になるという事です。トランジット扱い(トランスファー)となります。一旦香港に入国して陸路で国境付近からバスに乗るという行程をしなくても、香港国際空港からダイレクトでマカオまでバスで行けるのは便利だと思います。なので、比較的分かりやすい行き方だと思います。
また、マカオ政府がキャンペーンをやっていれば片道の料金が無料となります。今の所、3年連続で片道無料キャンペーンをやっていて、2026年も香港からマカオに向かうダイレクトバスは無料となっています。
デメリットは、料金が高いという事です。片道280パカタ(1パカタ=1香港ドル=20円:5600円)と結構なお値段がします。往復だと11,200円が必要となります。ちなみにもう一つの行き方の「陸路で香港入国後に国境からバスに乗る場合(港珠澳大橋シャトルバス)」は片道65香港ドル(片道1300円:往復2600円)です。
ただし、現在(2026年)はマカオ政府がキャンペーンをやっているので片道は無料となります。帰りは片道5600円必要ですがダイレクトバスは香港への入国手続きが不要となるので香港入国税が掛からないので香港入国税120香港ドル(2400円)が返還されるので帰りの便は差し引き 3200円の運賃となります。ただ、この返金手続きは香港国際空港到着時に自分でやらないといけないので忘れずに手続きしてくださいね。
なので、無料キャンペーンをやっていると、行きは無料、帰りは 3200円(返金手続き後)となるので、無料キャンペーンをやっている間は費用と手間・時間を考慮すれば直行バス(ダイレクトバス)の方がいいと思います。
あと他のデメリットとしては、便が少ないです。1時間に1本程度しか出ていないです。また1本のバスに乗れる人数も36人しか乗れないので非常に乗れる人数も少ないです。なので平日であれば予約が無くても乗れるみたいですが、乗れなければ次の便になるので特に土日は事前に予約をしておいた方がいいと思います。
それと、早朝や夜中は直通バスは動いていません。始発便は08:30、最終便は21:30です。なので、香港空港に夜中や早朝に到着する飛行機の場合は、始発便まで待つか、香港に入国して陸路で港珠澳大橋シャトルバス(24時間運航している)に乗っていくかになります。
注意点としては、香港に入国してしまうとダイレクトバスには乗れません。香港国際空港について人の流れにそって歩いて行くとイミグレ(入国審査)についてしまいます。そのままイミグレを通過すると再び制限区域には戻れないので入国手続きは絶対にしないでください。イミグレの反対側にダイレクトバスの受付があります。
港珠澳大橋シャトルバス(金バス)
港珠澳大橋シャトルバス(金バス)は、香港国際空港に到着後は普通に香港に入国して、香港国際空港からバスに乗って国境(バスで1駅・B4バスという国境までの専用バスがある)まで行き、そこから港珠澳大橋シャトルバス(金バス)に乗ってマカオに行く方法です。
「メリット」
料金が安い
24時間運航している
日中は10分間隔、夜中でも30分間隔で運行
香港に入国できる(香港観光も可能)
「デメリット」
香港での出入国が必要
バスを乗り継ぐ事が必要
少し分かりにくいかも・不安になるかも
メリットとしては、何よりも料金が安い。港珠澳大橋シャトルバス(金バス)は、片道65香港ドル(1300円)なので往復でも2600円。港珠澳大橋シャトルバス(金バス)に乗る前に香港国際空港から国境までB4というバスに乗る必要があるが、B4の運賃は9.8香港ドル(約200円)なので、B4の料金を足しても往復で3000円ほど。
24時間運航しているのも大きなメリット。日本から香港へ行く飛行機には深夜便も多く、香港空港に夜中や早朝に着く飛行機がある。港珠澳大橋シャトルバス(金バス)は、24時間運航しているので、いつ香港国際空港に着いてもマカオに行く事が出来ます。B4バス(空港→国境)も24時間運航しています。
運行している便も多く、日中は10分間隔で運行しているので、すぐに乗れます。夜中でも30分間隔で運行しているので、少し待てばバスに乗れます。
早朝などに香港国際空港について、そんなに早くマカオに行く必要がなければ、香港を観光してからマカオに行く事も出来ます。香港国際空港では荷物(スーツケース等)を預かってくれるカウンターがあるので、そこで荷物を預けて香港観光で時間を潰す事も可能です。
デメリットとしては、香港で入出国手続きが必要という事です。入出国手続きって、海外に行く機会があまりないと何だか慣れないし不安になるよね。でも、香港やマカオのイミグレは特に何も質問もされずにスルー状態みたいだから安心してもいいみたいだよ。
あと、最大のデメリットとしてはバスを乗り継いで行く必要があるので、少し分かりにくいと感じるし、不安になるかもしれないという事。香港国際空港について香港に入国したら、まずは国境に行くB4というバスに乗って国境まで行って、国境で香港の出国手続きをして、国境から港珠澳大橋シャトルバス(金バス)の切符を買って、バスに乗ってマカオに行く事になります。
なので、「香港国際空港 → 香港入国 → B4バス → 香港出国 → 港珠澳大橋シャトルバス」という流れになるので、少し複雑な感じになりますね。
ただ、実際にはそれほど複雑でもないみたいで、香港国際空港を出てB4バスの乗り場さえ分かれば、あとはスムーズに行けるそうです。B4バス乗り場への案内が少し不親切(案内が少ない・分かりにくい)みたいなのですが、香港国際空港のバスターミナル内にはあるので迷ったとしても少しウロウロしてみれば見つける事は出来るみたいです。
「直通バス」と「港珠澳大橋シャトルバス」の比較
香港国際空港から直接バスに乗る「直通バス(ダイレクトバス)」と、香港に入国して国境からバスに乗る「港珠澳大橋シャトルバス(金バス)」では、どちらがいいのか?
「直行バス」の場合、香港国際空港についたら「直行バス」のカウンターにいって直接手続きをします。その際に、飛行機に預けた荷物(スーツケース等)が無い場合と預けた荷物がある場合によって手続き時間が異なります。預け荷物が無い(手荷物のみ)場合は、出発するバスの30分前までに手続きをする必要があります。飛行機で預けた荷物がある(スーツケース等を預けた)場合は、出発するバスの1時間前までに手続きをする必要があります。
つまり、「直通バス」カウンターに15時に着いた場合、手荷物のみだったら15時半以降のバスに乗車する事が出来ますが、飛行機に預けた荷物があれば16時以降のバスでないと乗車する事が出来ません。これは、飛行機で預けた荷物は飛行機を降りた直後にピックアップせずに、そのままダイレクトに直通バスの乗り場まで運んでもらうための時間が必要なため、預け荷物があるかないかによってバスに乗車可能な時間が異なります。
なので、直通バスの場合、仮に飛行機にスーツケースを預けていた場合で香港国際空港に10時に到着すると、機内から降りた後に直通バスのカウンターまで歩いて10分から15分ぐらい掛かります。そして、直通バスは1時間に1本ぐらいしか出ていないので、10時15分にカウンターについたら、11時のバスには間に合わないので次の12時のバスにの乗る事になります。ここで待ち時間が結構発生する事になりますね。
バスに乗ると45分ほどでマカオに着くので、マカオ到着は12時45分ごろとなります。香港国際空港についてからマカオまで2時間45分ぐらい掛かる事になります。
なので、直通バスの手続きカウンターについた時間とバスの発車時間のタイミングが上手くあえば、待ち時間は少し減るので、カウンターについた1時間後ぐらいにちょうどバスが出るタイミングであれば、香港国際空港についてからマカオに着くまでは2時間ぐらいで行ける時もあります。
一方で、「港珠澳大橋シャトルバス」はというと、香港国際空港についたらイミグレにいって入国審査をする必要があります。このイミグレが混むか混まないかで時間が大きく変わってきます。平日の場合で空いていればイミグレは15分ぐらいで抜けれる(普通であれば30分ぐらい)みたいですが、土日で混んでいると1時間ぐらい掛かる事もあるそうです。なので、イミグレ次第で時間が大きく変わってきます。
イミグレを抜けた後は、B4バスに乗るのですが、B4バスを待つのが10分ぐらいでB4バスの乗車時間は20分ぐらいなので、合計30分位掛かります。
国境についたら香港の出国手続きで15分ぐらい。「港珠澳大橋シャトルバス」の待ち時間で10分ぐらいで、バスの乗車時間は45分ぐらいです。
香港空港到着 → イミグレ到着(15分) → イミグレ通過(30分) → B4バス(30分) → 香港出国(10分) → バス待ち時間(10分) → 港珠澳大橋シャトルバス(45分) → マカオ到着、という流れになり、平日で2時間20分(イミグレが空いていると2時間を切るぐらいで行ける時もあるみたい)、土日で2時間50分位掛かるみたいです。
時間的には、その時のタイミングによってどちらが早いかは分かりません。まあ、でもそれほど大きな差はなく、どちらで行っても約2時間半ぐらいで着くといった感じで良いと思います。
マカオに行くまでの工程が分かりやすいのは「直通バス」だけど、料金が高いんですよね。でも、今は片道無料のキャンペーンをしているので、そうなると料金的にも「港珠澳大橋シャトルバス」とあまり変わらないので、無料キャンペーンをやっているのであれば文句なしで「直通バス」を選んだ方がいいですね。(キャンペーン無しの直通バスの往復料金は 8,800円:香港入国税を引いた金額)
| バスの種類 | マカオまでの所要時間 | 往復料金 |
|---|---|---|
| 直通バス | 2時間10分~2時間45分 | 3,200円(キャンペーンあり) |
| 港珠澳大橋シャトルバス | 2時間~2時間50分 | 3,000円(B4バス込み) |
基本的には、直通バスの方が分かりやすいので直通バスで行けばいいのではないかなと思います。ただし、通常料金(キャンペーンなし)だと往復1万円ぐらい掛かるので、費用に余裕がある方は直通バスで、安く済ませたい方は港珠澳大橋シャトルバスを利用すればいいのかなと思います。
直通バス(ダイレクトバス)ですが、事前に予約をする事も出来ます。土日などは混んでいて乗りたいバスに乗れない(次のバスになる)可能性が高いので予約をしておいた方がいいかもしれませんね。ただ、飛行機が遅延したりすると予約した時間に間に合わなくなってしまうので、その辺りのリスクを考慮しながら考える必要はあるかもしれませんね。
私は、事前に直行バスを予約してから行くのですが、予約をしなくても当日乗れればラッキーぐらいに考えて、当日乗れなければB4バスに乗って国境から港珠澳大橋シャトルバスで行けばいいだけなので、あまり焦る必要はないかもしれませんね。
直行バスの予約の仕方は、また機会にでもご紹介したいと思います。



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