エヌビディアが今後上昇する為には

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主要な企業の決算発表はほとんど終わっており、米国株でも代表的な企業の決算における値動きは株価に織り込まれてきたのだけど、時価総額世界ナンバーワンのエヌビディアの決算発表はまだ行われておらず、11月20日(水曜:日本時間21日早朝)に発表されるね。

日本だけでなく、世界の株式市場に影響を与える重要な決算だね

エヌビディアの勢いが今後も続くかどうか市場の興味も高いよね

今年の年初から考えても株価はすでに 2.8倍も上昇しているという強烈な上昇力を見せており、世界最大の大型株にも関わらず小型株かのような暴騰ぶりをみせるエヌビディアの今後には多くの投資家が注目しているよね。

去年ぐらいであれば、現在の株価が高くても次年度の予想PERなどでみれば 20倍前半ぐらいという数値になっていて、長期的にみれば割安感さえあったのだけど、さすがに最近になってくるとそこまでの感じではなくなってきたんだな。

エヌビディア現在2025年度2026年度2027年度
PER65.8倍33.9倍28.5倍26.9倍

予想PERでみても、それなりの水準になってきているので、ここから今までのような上昇を続けようとするのは難しいものがあるよね。

今までは倍々ゲームのように売上や利益が伸びてきていたので、株価もそれに比例するように倍々ゲームのように上昇してきたけど、売上や利益がある程度の伸び率に落ち着いてくると、標準的な上昇力となっていくよね。

期待値がそもそも高いエヌビディアは、想定通りに伸びていかないと株価は下落してしまう事になるので、最近のニュースにあがっていた次世代チップ(ブラックウェル)のサーバラック設計に問題があって設計変更するために次世代チップを市場に投入する時期が遅れる可能性があるという事も株価を下落させる要因となっているね。

今日(日本時間の明日早朝)に発表されるエヌビディアの決算で今後の見通しをどのように発表するかで、今後の動向が大きく左右されるので、エヌビディアにとっても米国株市場にとっても、更に世界的にも重要な決算発表だよね。

さて、生成AIによって一躍時代の寵児となって急成長してきたエヌビディアだけど、生成AIだけであれば、いずれは売上や利益の伸びも失速していくことになっていくよね。生成AIが更に産業全体に波及していかないと成長も鈍化していく懸念が囁かれているみたいなんだな。

エヌビディアが今後も米国株市場のリーディングカンパニーであり続けるためには、自動運転やロボット産業などのブームがやってこないと厳しいといわれているみたいだね。

自動運転やロボット産業の発展などは法整備なども問題もあって、時間が掛かると思われていたんだけど、イーロン・マスク氏がトランプ氏に多大な支援した事でトランプ氏に重宝されて、トランプ政権の要職を確保する事が出来たことで自動運転やロボット産業に関わる規制緩和への動きが強まったよね。

このままの流れで行けば、自動運転やロボット産業の発展は従来の想定よりもスムーズに進んで行くと想定されており、そうなってくるとエヌビディアにとっても好都合な展開となっていくのではないかな。

明日の朝に発表されるエヌビディアの決算内容がどんなものなのかは、今の時点では分からないけれども、多少割高になったとしても、長期的なエヌビディアの成長性はまだ期待できるのではないかなと思います。

    

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