もうワールドカップが終わってしまいますね。
この記事を書いている時にはまだ決勝戦が終わっていないのですが、どこが優勝するのでしょうね。
私は、メッシ選手に最後にワールドカップのトロフィーを獲得してほしいなと感じるのでアルゼンチンに優勝してほしいかなと思うのですが、実力的にはフランスの方がやや有利なのかなと感じています。
さて、肝心な株式市場の方ですが、少し軟調な展開になってきていますね。今年はもうすぐ終わるのですが、来年も厳しい状況が暫くは続きそうな雰囲気が濃くなってきました。
今回は、株式市場の雰囲気が悪くなってくる際の投資における気持ちについての話です。
急落時や暴落時に保有株を手放してしまう
保有株が急落した時や株式市場が暴落した時などは、どうしても保有株を手放してしまう人が多いですよね。
株を購入する時には、「この株は見込みがある」と思っているからこそ購入していると思います。誰1人として「購入時より下がり続ける」と思っていれば購入していないだろうし、「いつかは買値よりも上昇するはずだ」と思っているから購入しているはずです。
それなのに、株価が急落したりすると手放す人が多くなります。
ほとんどの人が「短期的に下がる事はあっても、長期的には上昇しているはずだ」と思って株を購入しています。
にも関わらず、株価が急落したり・株式市場が暴落したりすると損切りをしたりして手放す選択肢を取る事が多くなります。
長期的に上昇しているはずであれば売る必要がないにも関わらず、売ってしまう時がありますよね。
どうして、長期的には上昇するはずだと思っているのに売ってしまうのだろうか?
泥沼に嵌る銘柄をみている
多くの人は、泥沼に嵌る銘柄を数多く見てきていると思います。
右肩上がりに上昇すると思っている銘柄でも、タイミングや見通しの甘さによって大きく下がり、その後も浮上してこない銘柄が数多くあります。
長く投資を経験している人であれば、1度ぐらいは損失が出ている銘柄を塩漬けをしてどうしようもなくなってしまった事があるのではないでしょうか。サッサと見切ればいいのに、希望的観測をいつまでも抱いていたために切る事を怠り、結果として塩漬けを選択して、塩漬けしたまま腐ってしまったのでボロボロの状態で清算する事があります。
過去にそういった経験をしていたり、そういった経験がなくても下落したまま浮上してこない銘柄などをみていると、いつまでも固執しているのが危険だと判断して保有株を手放すという選択をする事があります。
安全を考慮して、避難という選択肢を取る訳です。
怖いという気持ちを無理に抑えない
怖いという気持ちがあるからこそ、安全策を取るのです。その怖いという気持ちを抑えて保有を続けていると強いストレスが掛かり、ムリがたたって何処かで歪みを生みます。
最悪の展開は、怖い気持ちを抑えたまま無理に保有を続けて、どうしようもなくなってから撤退するという事です。
怖いと思う気持ちがあったり、保有に不安を感じる時があれば、それはリスクが適正ではないという事でもあります。適性ではないリスクのまま保有を続けていても、どこかでそのリスクに押しつぶされる事になりかねません。
投資とはリスクを取る行動です。リスクを取らないとリターンはうまれません。しかしながら、過剰にリスクを取る事はリターンを高めるどころか、逆に不用意な行動を引き起こす原因となってリターンを減少させる事にも繋がります。
今の相場をどう思うのか?
今の相場や自分のポジションに対して、どのように感じるのか?
怖いと感じたり、不安を覚えたりするのであれば、少しリスクを減らして負担を軽減する事が大切だと思います。
- 資金量
- 相場の感じ方
- リスク許容度
- 保有株の選択基準
- ポジションの立て方
- 投資先のリスクの取り方
これらは自分でしか基準を決める事は出来ないので、自分で判断して自分でどのぐらいが丁度心地よいのかを模索していかないといけないです。
自分にとって心地良い投資環境を維持していく事を意識しながら投資を続けていく事が、結果として良いリターンをもたらしてくれる大切な要素になるのだと思います。
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