ほら、やっぱり言った通りになっただろう

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トランプ劇場となっている今年の株式市場。トランプ氏の動向によって株式市場が上がったり、下がったりを繰り返しており、従来の大統領とは違ってトランプ大統領は独自路線を突き進んでいるため、今後の想定もなかなか読みづらく、アナリスト達も経済の見通しが成り立たない状況のようですね。

関税を上げたり、下げたり、本当にもう勘弁して欲しいよね

早く関税交渉が纏まって欲しいよね

高い関税は相手国のみならず自国(米国)にも強い悪影響を与える為、従来は強気だったトランプ大統領も最近は少しトーンダウンしていました。そんな状況をウォール街のトレーダーは「TACO(Trump Always Chickens Out:トランプはいつも尻込みする」と皮肉を込めて呼んでおり、そのことについて先日に記者がトランプ大統領に直接問いかける場面があり、トランプ大統領はその場で強い不快感と苛立ちを表していたそうです。

プライドと自尊心が強いトランプ大統領なので、そういった事を言われると過剰反応して、再び高関税を掛けてみたり、他国に強い態度で交渉に挑んだりしそうだなと思っていたのですが、やはりそういった展開になってきましたね。

トランプ大統領は、鉄鋼の輸入関税を25%から50%に引き上げると新たに表明していました。50%に引き上げる関税は6月4日から発動するそうです。鉄鋼だけでなく、アルミニウムも同様に50%の関税を引き上げるようです。

せっかく、高い関税率を一時的でも引き下げて、激しい貿易戦争のような高関税の掛け合いなどが落ち着いて、トランプ大統領も少しは現実的な動きになってきたかなと思っていたのに、急遽、再び関税を引き上げていく事にしたようです。

おだてて、持ち上げておけば、ある程度は機嫌もよくなって気前も良くなりそうなのに、何処かの記者がトランプ大統領に不必要な質問(TACOと呼ばれている事についてどのように考えているのか?)をするから、「なめられたらダメだ」と感じたトランプ大統領が強気な対応をした感じになっています。

鉄鋼とアルミニウムの関税が引き上がると、自動車、建設、家電、食品包装など多くの産業で使用されている事から、これらの製品の値上げに繋がる可能性が高くなります。

関税の引き上げは、国内の鉄鋼業界には短期的な利益をもたらす可能性がありますが、鉄鋼を使う自動車や建設関連などはコスト増加により雇用削減や生産縮小の可能性が高くなり、それによって米国全体の経済を総合的に考慮すれば、大きな産業である自動車や建設関連の不況(業績悪化)などによる悪影響の方が強くなります。

本当にトランプ大統領を刺激するような事は止めてもらいたいですよね。

    

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