クラウド業界に暗雲?AmazonやMicrosoftが急落!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

昨日の米国株市場は、ダウはほぼ変わらない水準でしたがナスダックは1%下落と大きく下げていました。アマゾンやマイクロソフトなども軒並み1%以上下落しており、大幅下落となっています。

ハイテク銘柄全般的に軟調だったね

オラクルの決算が悪かった事が影響したみたいですね

決算発表をしていたオラクルの決算内容が悪く、オラクルは13%の下落と大暴落しており、クラウド業界の同業他社であるアマゾンやマイクロソフト・グーグルなどもつられて下落する展開となっていたようです。

では、オラクルの決算内容を簡単に確認してみましょう。

売上   124億5000万ドル(8.8%増加
営業利益 32億9600万ドル(25.6%増加
純利益  24億2000万ドル(56.3%増加

去年の実績と比較すると、それなりに良い内容だと言えるかもしれませんが、市場予測ではもう少し売上が伸びると想定されていました。投資家に一番嫌気されていたのは来期のガイダンスが悪かった事であり、市場予測が売上8%程度の伸びを想定していましたが、オラクルが提示した来期のガイダンスは5%~7%の増加と予想を下回っていました。

また、今期決算の内容ではクラウドの伸びが鈍化していると発表しており、今期のクラウド事業の伸び率は30%増加の46億ドルだったのですが、去年の伸び率は54%だった事から大幅に鈍化しており、成長速度の低下とクラウド業界の減速が懸念されました。

オラクルのクラウドの伸び率の弱さや来期のガイダンスの悪さは、クラウド業界同業他社のアマゾンやマイクロソフトの業績にも同様の影響を与えるのではないかという懸念が広がり、クラウド関連銘柄は一斉に値を下げる展開となっていたようです。

クラウド業界は今後の成長性が期待されており、特に業界大手のアマゾンやマイクロソフトなどは大きな恩恵を受けるのではないかと想定されていますが、政策金利の高止まりが経済活動を圧迫して今年度後半や来年度にかけて景気減速が引き起こされる影響を受けるのではないかという懸念は残っており、オラクルの来期のガイダンスの悪さがその想定を後押ししているようです。

短期的には、景気の動向によってクラウド大手のアマゾンやマイクロソフト・グーグルなどの株価にも下落圧力が高まってしまうかもしれませんが、長期的にはクラウド業界は成長性を維持すると予測されており、AI関連の高まりによる恩恵も受ける事から、今後も長期的な成長性に関しては安定的なパフォーマンスが期待できると思います。

  

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

↑↑↑ ランキングに参加しています。応援お願いします!!


この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次